グローバルに通用するイノベーティブ人材を調達・育成する「グローバル人材マネジメント」のような感じのテーマを設定して、飯田橋(やや駅から遠い)の東京しごとセンター(ハローワーク)9階にある東京都労働資料センターに資料調査(偵察)に行ってみました。
資料センターといいつつも、机1個の周囲を本棚が囲んでいる狭いスペースで、係員は3名位いましたが、閲覧者は誰もおらず空いていました。
専門誌は多数ありましたが、ほとんどはグローバルとかイノベーションとかもうまるで全然興味ない感じの、きわめて退屈な労務管理・労働問題の専門誌でした。
興味をそそる記事があったのは、「企業と人材」「ビジネス・レーバー・トレンド」の2誌だけでした。
「企業と人材」は、事業成果に直結する人材開発の事例があって、参考になりました。
「ビジネス・レーバー・トレンド」には、人材や職業を分類するために、よく使われる「職業分類」についての<第2特集>があり、国際標準(統計の国際比較向け)、総務省統計局標準(国内統計向け)、厚労省標準(職業紹介向け)のコード設計について、そのスジの専門家の方がみっちり解説されていました。
今すぐ使うわけではないですが、今後データ設計をするようなことがあれば、参考にする価値がありそうです。
余談ですが、東京都労働資料センターの「図書・資料の検索」は、「ビジネス・レーバー・トレンド」を検索してもでてきません。やる気ない、というか事実上使えないので意味がない。現地に見に行くしかないワケ?