そういう、ビジネスモデルです。

ビジネスモデル、設計図、模型などの現状と動向を考察、関連書籍の紹介

〔関連書籍〕 新規事業・成功の〈教科書〉 ―200社以上に命を吹き込んだプロ中のプロが教える

大企業・中堅企業の社内で経験も無いのに新規事業立ち上げ担当になってしまった方にオススメ。

新規事業・成功の〈教科書〉 ―200社以上に命を吹き込んだプロ中のプロが教える

新規事業・成功の〈教科書〉 ―200社以上に命を吹き込んだプロ中のプロが教える

危機感だけはひときわ高いが、多くの企業でわりと適当な感じで取り組まれ、その結果、マンネリ・膠着・失敗に陥りがちな新規事業の立ち上げについて、著者自身の経験・コンサル経験から導き出されたコツが解説されている。

第1章 社内新規事業公募はうまくいかない

  • 社員からアイデア募集したり公募したりしても、まともなアイデアやヒトは出て来ない。年々応募数が減って最後はヤラセになるので、まず「自社にふさわしい」ビジネスとは何かの要件をよく議論してハッキリ定義すべき。
  • 新規事業開発部は自ら新規事業を作り上げる組織ではないことを明確にして取り組むこと。さもないと、自ら新規事業を作り上げるべく数年頑張った末に結局失敗して、そこで会社としてのネタも尽きるので新規事業の活動全体が頓挫するオチになる。
  • 既存事業部に運営させる場合には、新規事業開発部から社内発注するなどして売り上げを阻害しないようにし、既存事業部にとって抵抗感が強いヒトの異動をしなくても人材を活用できるようにする。

第2章 新規事業をうまくいかせるための考え方とは?

いわゆる一発アイデアや思い付きを除外し、継続性のあるビジネスの種を見出し、ビジネススキームを考えるための方法論を説明している。巻末付近には、検討用のフォーマットがある。新規さや、ユーザーニーズを取り入れることは新規事業の条件ではないことなども説明される。

第3章 組織階層視点から見た新規事業

社長・役員など組織の意思決定者の視点を解説。そもそも成功確率が低い新規事業を営業損益や既存事業の役員会から切り離し、長いスパンで継続できるようにするための工夫についていろいろ説明される。