そういう、ビジネスモデルです。

ビジネスモデル、設計図、模型などの現状と動向を考察、関連書籍の紹介

いわゆる IoT ボタン について

工場などでは、何か不具合が出たら通報(重大性によってはライン停止)したいという要件があり、作業者が手許で簡単に押せる無線接続型のボタンみたいなものはないのか?と時々いわれる。

アマゾン謹製 AWS IoT エンタープライズボタン

ボタン押すだけで商品が届く Amazon Dash Button を汎用化したボタン。

プログラマブルだが電池の持ちが悪く、再充電や交換ができない。

様々なアクションをボタンのクリックに関連付けられます。約2,000 回クリックできます

Q.バッテリーはどれほどの長さ使用できますか?

第 2 世代の AWS IoT ボタンのバッテリーは約 2,000 クリック分持続します。デバイスのバッテリー残量がなくなった場合、バッテリーの再充電や交換はできません。

異常時の通知など頻度が少ない場合には使えそうだが、正常品の計数カウントなど正常系で使うと、たちまち電池切れになりそうだ。

エッジ側のインタフェースは Wifi で、サーバ側は AWS が前提のようだ。

ソラコム製 LTE-M 内蔵ボタンデバイス

KDDI に吸収されたソラコムから出ている AWS Iot 1-Click 互換のデバイス

ゴツいが、電池式のため継続利用・使いまわしがきく。
インタフェースは LTEなので屋外でも使えるが、本体だけでなく通信費用もかかるので安上がりとはいえない。 

blog.soracom.jp

富士通製?株主総会用 発言請求ボタン

株主総会に行った人しか知らないだろうが、「富士通 株主総会 ボタン」でぐぐると IoT ボタンの写真が出てくる。議長に質問したいときに押すボタンだ。

子会社の FDK がいまだに電池を作っているので、たぶん自作で電池内蔵。
インタフェースは WiFi だが詳細仕様は不明で、非売品。

クランドファンディング由来 既存のボタンを押すデバイス

工場の技術者でもボタン時のアクションの修正などができるように Scratch と IoT ボタンの組み合わせの例がないか調べていたら、もうやっている方がいらっしゃった。

以下の金沢工業大学生の論文で MicrobotPush なるものが言及されていた

https://www.kitnet.org/laboratory/_src/790/scratch_murata.pdf

のでボタンかと思って調べてみたら、「ボタンを押すだけの装置」だった。
Kickstarter か何かで資金を集めて実用化したものらしい。

作業者がボタンを押す用途で使うものではないが、これはこれで、使い道はあるかもしれない。

専門業者製 飲食店などにある呼び出しボタン

別に洗練された IoT ボタンでなくてもいいじゃない…という意見もあろうかと。

www.kk-takenaka.co.jp

「工場アンドン人気アイテム」などと煽り文句がある。

業務用だけあって、デバイスの価格はケタ違いに高いし、プログラマブルでもなさそうだが、反面 IoT ボタンとは違って新規システム構築などは必要ないだろう。