そういう、ビジネスモデルです。

ビジネスモデル、設計図、模型などの現状と動向を考察、関連書籍の紹介

Stellaris ステラリス

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宇宙征服ものリアルタイム制シミュレーション(いわゆるSci-Fi 4X)。
RTS だがゲームエンジンEU、HoI、CK と同じでありポーズ可能。

本体の他に DLC も幾つか発売されている。

初代 Sword of the Stars、Sins of a Solar Empire ほどではないが評判は良い。

メジャーで新しいこともあってプレイヤー数は多く、Sword of the Stars II での大失態はすっかり無かったことにされた。

どういう設定の宇宙征服モノか?

プレイヤーは若干異なる特性をもった10の帝国 Empire のいずれかのリーダーとなって宇宙に進出し、いずれかの勝利条件を達成する。

7つの種族 Species と10の帝国

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  • 人類、爬虫類、鳥類、哺乳類、菌類、その他よくわからない2つの種 species がある。
    宇宙モノでは毎度のことだが、種によって居住に適した惑星の条件が異なっている。
  • 政府 Government、支配者 Ruler その他、帝国 Empire を特徴付ける要素が幾つかある。
    ほとんどはゲーム上のパラメタへの修正値なので、無用に細かい気はするが。

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勝利条件は?

ロールプレイ要素が強いわりに、勝利条件の種類は少ない。
そのうち増やされるだろうが、2.2時点ではガチ植民が条件のようだ。

  • 植民可能な惑星の一定割合に植民している

  • 自分の勢力が最後まで生き残っている(=他を滅ぼしている)

第一印象

  • 戦略シミュレーションゲームというよりは、宇宙進出のロールプレイングゲーム
    イベント、ミッション、アノマリが多く、単発で終わらないものも多い。
    同一のプレイで同じアノマリは出ないように制御されているらしいので、宇宙に進出して新たなものを次々発見しているという雰囲気は味わえる。
  • 内政が細かそう。戦闘は適当そう。
    そして敵が全然攻めて来ないので、かなり暇。
  • 細かいパラメタ修正がやたら多い。
    ツールチップを見れば、どこの何のパラメタに利いているのかは一応分かるが、ゲーム上の効果はピンと来ない。細か過ぎる気がする。

tombi-aburage.hatenablog.jp

高解像度では表示できないバグがあるらしい

そのうち修正されると思うが、2.2 時点ではウインドウモード Windowed だと高解像度での表示にうまく対応できないというバグがあるようだ。

  • プレイ開始できるがディスプレイよりはるかに低解像度で表示されたり、
  • ゲーム起動はするが下の方にあるゲーム開始、ロードボタンが見えないためプレイ開始できなかったり

散々である。対処としては

  • プレイ開始前のスプラッシュ画面でウインドウモード(フルスクリーン) Windowed (Fullscreen) とするか、
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  • プレイ開始後であれば、設定 Setting の描画 Graphics で境界なしフルクスクリーン表示 Borderless Fullscreen に設定すれば治る。

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    用語すら統一できていないので、開発側も狼狽しているようだ。
  • Windows大鏡を使えば、高解像度ノートPCでも問題ない。
    [Windows]キー + [+]キー で起動させておく。f:id:tombi-aburage:20181229065720p:plain

 見た目

  • 3Dではなく、2Dにデフォルメされている。
    完全な平面ではなくて少しだけ高低差はつけてあるが、実質的に2Dと同じ。
  • 星系、惑星のグラフィックは、ひじょうに美しい。
    Endless Space と同等以上。
  • 艦船のグラフィックスは、それほどでもない。

星図 Map

全体図である銀河系星図 Galaxy Map と、星系 System ごとの星図がある。

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ズームイン&アウト、星系選択といった操作性は普通。
右クリック&ドラッグすれば左右方向には自由に回転し、上下についても60度くらいは視点変更できる。

星系 Star System

本ゲームでの基本的な管理単位であり、星系内に宇宙基地 Starbase を建設することにより自国の支配地となる。

星系には恒星、惑星、小惑星帯などが含まれる。
下図は最も真面目に描かれている太陽系の例だが、

は、星系図に名前が表示されている。

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ひじょうに美しいグラフィックスではあるが、戦闘時に惑星や宇宙基地の位置が多少影響するだけであり、内政の観点では Endless Space 程度の抽象度のほうが扱いやすい。

惑星 Planet および衛星

下図は木星の例だが、衛星の軌道は4本あり、
第1衛星イオ、第2衛星エウロパも一応存在している。

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なお木星自体は、水素やヘリウムが豊富なガス・ジャイアントという扱いとなっているが、資源は無いという扱いになっている。

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但し資源がない衛星なので、名前が星系図上には表示されていない。

操作性

  • 1つ1つの操作は難しくないが、そもそも管理対象がものすごくたくさんあるので、操作量は多い。
  • ターン制ではないので区切りがつけづらく、マイクロマネジメントを始めたら色々と気になってしまいキリが無い。

支配者と、指揮官がいる。

同じ帝国であってもプレイの都度、違う性格と顔グラの支配者 Ruler が出てくる。

帝国内には野党の派閥 Factions もあるので、プレイの最中に選挙などにより交代することもありうる。

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指揮官 Leaders は、

  • 大臣 Governors
    帝国の政府要人として主に国政に従事
  • 科学者 Scientists
    科学船 Science Ship の船長として主に調査や技術研究に従事
  • 提督 Admirals
  • 将軍 Generals

の4種類を雇用できる。もちろん個人単位で異なる特徴 Traits をもっている。

特徴に合った適切な任務に割り当てれば効果はあるが、少しぐらい効率化されたところで差が感じられないくらいに退屈期が長く、時間に追われることがないため、あまり実感は湧かない。

探検と植民 explore、expand、exploit

ハイパーレーンという航路沿いに、科学船で銀河系内の星系をくまなく探索 explore していく。

tombi-aburage.hatenablog.jp

科学船には燃料、食料、ホームシックといった制約は一切無いので、他の帝国やヤバい宇宙生物にハイパーレーンの通過を阻止されない限り、果てしなく探索を続けることができる。

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つい今しがたFTL技術を入手した分際の割には機関トラブルなどは一切起こらず、他の帝国と遭遇しても何故か戦闘にはならないので、かなり高速に探索ができる。

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ハイパーレーン沿いの探索 explore 以外に、星系内をくまなく調べていく調査 survey という命令がある。

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調査を行うと、その星系に存在する資源の種類が詳細に分かるほか、宇宙ゲーお約束のアノマリが発見されることがある。

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探索の過程で発見した居住可能な惑星が存在する星系には、植民船を送り込むことで植民を行える。

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但し植民の前に、幾つか済ませておかなければならないことがあり、これがけっこう面倒くさい。

  • 探索しただけでは星系に居住可能な惑星が存在したかどうかの記録が残らないというバカな仕様なので、手許にメモしておく
  • 科学船で星系内にある惑星、小惑星帯、衛星、恒星を「全て」調査 survey
  • 建設船で宇宙基地 starbase を建設

植民船の建造自体には大した時間はかからず、出発地の人口への影響もない。
植民船 Colony Ship は使い捨てで、入植すれば消滅する。

入植開始から完了までには一定の時間を要するが、この待ち時間の意味はよく分からない。植民完了後の惑星に対しては、

  • 一次資源を算出する地区 district を開墾したり、
  • 建物 buildings を建てたり(人口 pop が5の倍数に達するごとに1つ)、

する開発を行うことができ、人口 pop や一次・二次資源の生産力を高めることができる。

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居住可能な惑星がない星系には植民はできないものの、

  • 建設船で宇宙基地 starbase を建設
  • 建設船で採掘基地 mining station、研究基地 research station を建設

することでエネルギー通貨、鉱物、戦略物資等々の一次資源を回収できる。

なお一部の適格な惑星に対しては、技術と資金が揃えばテラフォーミングすることもできる。

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戦闘 exterminate

系図上で、艦隊が機動して、くんずほぐれつの戦闘をする。細かくてよく見えないが…
惑星は軌道爆撃で弱体化した後、地上部隊を送り込んで制圧する。

武装や防御の差による影響は、あるのは間違いないが、よく分からない。

外交

いまのところ(2.2)、ないに等しい。

技術研究

物理、社会、工学の3系統のそれぞれに科学者を割り当てて研究させる。

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次の開発案件の選択肢は、最近流行のランダムなのだが、肝心の技術ツリーは見えないのでいま自分が何をやっているのか分からなくなりがち。Stellaris 2.2.2 (5b48) など外部サイトで参照するとよい。