そういう、モデルなんです。

ビジネスモデル、3Dモデル、設計図、模型などの現状と動向を考察、関連書籍の紹介

住宅設備・建築資材メーカーにおけるDXとPIM/BIM

ITMedia Virtual EXPO 2021 で Contentserv のオンラインセミナーを聴講。

住宅設備・建築資材メーカーにおけるDXとPIM/BIM

Contentserv デジタルプラットフォームにより、コンテンツサプライチェーンを提供するとのこと。

  • 商品情報管理 (PIM)
  • デジタルコンテンツの一元管理 (DAM)

を統合したソフトウェアで、販売(マーケティング)支援の機能として

  • MRM (Marketing Resource Managment) /MxM
  • セイフサービスのポータル

などがあり、マーケティング部門のお客様が代表的だが、保守で利用もあるにはあるとのことだった。

www.youtube.com

ソリューション・パートナー

日本企業としては、DNP、EXA、コニカミノルタなどがパートナーのようだが、ぐぐってみた感じだと真面目にやっているのは EXA だけかもしれない。

導入事例、セミナー・講演資料など

 

Acrobat Reader DC が 32bit で起動してしまうので 64bit にする設定を調べたところ...

OS が Windows 10 64bit 版なので、Acrobat Reader についても 64ビット版を使いたいのだが、毎度毎度いつも Adobe Acrobat Reader DC (32-bit) で起動してしまう。

 f:id:tombi-aburage:20210319063505p:plain

ググってみると 64bit 版は実在するので、再インストールすれば 64ビット版になるかと思ってやり直してみたが、32bit版のままだった。

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Since my OS is Windows 10 64-bit version, I want to use 64-bit version of Acrobat Reader, but it always starts with Adobe Acrobat Reader DC (32-bit) every time.

I googled and found that the 64-bit version exists, so I thought I could get the 64-bit version by reinstalling it, and tried again, but it was still the 32-bit version. Google Translation

アドビのサブスク販売の説明を見ても 32bit とか 64bit とかの識別は特にしていないようだ。

さらに調べてみたところ、以下のとおりだった。

2021/3/19時点では、日本で利用できる状態にはなかったらしい。

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出典:Adobe Acrobat Reader DC の必要システム構成

今後段階的にとなっているので、順番は分からない。気長に待つか。 

コメント欄に、64bit版があるよ~と情報いただいたので追加調査

Adobeの海外サイトから、ファイル末尾のロケーションコードを ja_JP に差し替えるとダウンロードできるというコメントをいただきました。

2021.6.13にダウンロードしてノートンのファイルインサイトでチェックしたところ、まだ5名未満しか使用実績はないとのことでしたが、開発者は Adobe Inc. なので怪しい身元ではないようです。

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ただまあ、今時点で32bit版で困っているわけでもないので、人柱は他の方にお願いしたいと思います。(試してみます!といっときながら試してない奴→私)

上記の記事を書いてから7カ月が経過した2021/10現在では、公式に日本語版64bit版がダウンロードメニューに現れている

公式ならインストールしてもいいだろう。
さっそくダウンロードしてインストールしてみることにした。

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ダウンロードされたファイルは

  • readerdc64_jp_ka_cra_install.exe

という1.2MBくらいのインストーラのみのファイルだった。

これを起動するとマカフィー McAfee までダウンロードし始めたので中断して、もう一度ダウンロード画面に戻ってマカフィーのオプションは外してやり直した。

ノートンあるからマカフィーは要らない

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そうすると少しだけファイル名が違うインストーラがダウンロードされた。

  • readerdc64_jp_xa_cra_install.exe

 

ついに64bit版に切り替えることができた!

今度はマカフィー抜きでダウンロードされ、インストールできた。

f:id:tombi-aburage:20211013080209p:plain

Chrome拡張機能もインストールされたようだ。

f:id:tombi-aburage:20211013080112p:plain

インストールする前のバージョン

2021.007.20095だった。

f:id:tombi-aburage:20211013075436p:plain

インストールした後のバージョン

2021.007.20099 | 64ビットと書かれているので、まさに64ビット版になっている。

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体感では、高速になったとか安定したとか違いは分からないが、スッキリはした。

戦略や施策の ROI を正しく評価したいならセオリー、プロセス、アウトカムを体系的に分析すべき。

政策に基づく様々なプログラムの評価(アセスメント)手法について、実務的に解説されている書籍。

こでいうプログラムは、PMBOKでいうところのプログラムあたりに相当する。

ssaits.jp 

なおこの書籍自体は、産業界やIT業界向けに書かれているわけではなく、公的扶助のプログラムやODAなどを例にしている。

しかし評価学会での成果を踏まえたハンドブックなので、評価(アセスメント)の手法の解説としては十分に参考になる。

ITコンサルのアセスメント、ソリューション・パッケージPKGベンダのFIT&GAPなどの評価手法が如何にテキトーなものかということがよく分かった。

多くの場合にはサービスやソフトウェアを売ることが目的で、営業費用としてタダ同然でやっているので大抵の場合、Excel表にマルペケを付けてコメントを入れる程度になっているが、本当に戦略や施策に対する効果 ROI を中間・事後評価したいなら、評価理論に沿ってセオリー、プロセス、アウトカム等々を体系的に分析する必要があると認識した。

 

AIのプログラム、アルゴリズム、データの知的財産権や法解釈はどうなっているのか?

AI開発・運用手法としての MLOps について調べている中で、AIのプログラム、アルゴリズム、データの知的財産権や法解釈について、どのように契約なり利用規約なりを示すべきなのか気になったので、そのまんまの題名の書籍を見つけて読んだ。

AIの法律

AIの法律

 

現時点でのベストプラクティスっぽいものは経済産業省が「AI契約ガイドライン」として公開しているが、その背景にある考え方などを理解するのによいと思う。

www.meti.go.jp

例えばベンダとユーザが共創で(もしくはベンダが発注を受けて)AIを活用したサービスを開発する場合には、

  • 学習済みモデル、学習用データセットの権利
  • 学習済みモデルに追加データを与えてさらに進化させた場合の権利

などについて後で揉めないように契約で扱いを取り決めておく必要があるが、その場合に参考になる論点や基本的な考え方などが解説されている。

AIのシステム開発においては、ユーザから学習用データまたは学習用データの元となる生データが提供されるケースが想定され(中略)相互の責任範囲が曖昧になりかねない。

生データについては、個人情報の扱いで気を付けないといけない以下のような例について、日本の国会だか委員会だかでの答弁やEUのGDPR21などの既定を例示しながら解説されている。

  • 家電の稼働データ
  • 位置情報
  • プロファイリング 

富士通ノートパソコンの電源ACアダプタ(USB-C)の先端が千切れたので安価な互換アダプタに乗り換えた。

買って4か月位の最新ノートパソコン LIFEBOOK UH90/E3 に付属の充電ACアダプタのケーブルの先端が千切れてしまった。

机でPCを使用後に、ケーブルに手か足を引っかけたらしく、PCに接続しているUSB-Cのコネクタの先端部分(金属の端子部分)が完全に破断した。

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Surface Pro 4 のACアダプタとは異なり、ケーブルに力がかかった場合に外れやすい設計にはなっておらず、そのまままともに力がかってしまってブチっと破断したようだ。

メーカー保証期間内なので購入した家電量販店経由で修理に出したのだが、ACアダプタは修理対象外なので保証が利かないから購入してくださいとのことだった。

ひっかけても見事に外れる Surface Pro に慣れっこだったので、設計が悪いんじゃね?と思ったが、メーカーの見解らしいので抵抗は無駄だと思ってメーカーから委託されているらしい修理会社に価格をきいたら、その修理会社で手配する場合、純正ACアダプタは7,000円で別途費用11,000円かかるとのことだった。

別途費用については、何の費用なのか意味がワカランので、修理会社には自分で手配するからもう何もしないでいい旨を伝えて断った。

もうあのような設計のまずいアダプタとは付き合いたくもなく、そもそも持ち歩くには大きすぎたし、たぶん11,000円は純正プレミアムが多分に載っていて高すぎる価格と思ったので、自分で互換アダプタを探すことにした。

メーカーのサイトでコネクタ仕様を確認

自分のパソコンでありながら、USB-C のケーブルを使っているということ以上には理解していなかったので確認した。

www.fujitsu-webmart.com

 Thunderbolt™ 4 USB4(Gen3)Type-C×2 / USB3.2(Gen1)Type-A×2

・・・ 思った以上に最新のコネクタ仕様ノートパソコンだったらしい。

メーカーのサイトで純正ACアダプタ仕様を確認

型名で検索したが、UH90/E3を入力すると不正な型名だといわれてしまった。
UH90E3で再検索したが

入力された型名との接続情報は、現在WEBにて提供しておりません。
型名の一部だけの入力や、大文字小文字が合ってない場合もエラーとなりますので、型名を再度ご確認ください。

とのことだった。

商品名でも検索できるようにしとけよ!

と思ったが致し方なし。

本体は修理に出しているので裏返して確認することもできず、保証書はマニュアルと一緒に戸棚に押し込んであって取りに行くのが面倒くさかったので、Microsoft アカウントにログオンして、デバイスを参照し、それらしいものを特定した。

「FMV90E3W」たぶんこれが型名だろう。

詳細見てもロクに仕様が分からない上、購入できないとは何事か!

65W、Type-C接続 とか書いていなかった。

 

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www.fujitsu-webmart.com

出力、入力電圧とかの情報もない。さらには「現在ご購入いただけません」とのこと。

こんなに壊れ易い上に購入もできないとは何事か!

仕方ないのでマニュアルを戸棚から出して、そちらを確認したら詳細な情報があった。

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面白いことにマニュアルには、逆にコネクタ仕様の説明がなくて「いずれかが搭載されています。」みたいなけっこう雑な説明がP16に書いてあるだけになっている。

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つまりWebとマニュアルの両方を見ないと、ACアダプタ周りの仕様全てが分からない構成となっていた。

あとはAmazonで買うだけ

 Thunderbolt™ 4 USB4(Gen3)Type-C×2 / USB3.2(Gen1)Type-A×2 

かつ 

入力 AC100~240V、出力 DC20V (3.25A)

 に対応したものを検索して選んだ。

あわせて5,000円強だった。パソコンはまだ帰ってこないが、先に届きそうだ。 

あらためて見返してみると、かなりハイスペックなノートだった。

買ったときにはロクに見なかったネットとマニュアルを熟読する破目になったのだが、Thunderbolt 4だったりけっこうハイスペックなノートだった。

上記のケーブルは映像出力には対応していない安物ケーブルだが、然るべきケーブルを買えば usb-c 対応の外部モニターを利用できるようだ。

ビデオサロンに USB、Thunderbolt、HDMIでのディスプレイ接続の留意点が詳しく説明されていたのを思い出して読み返した。 

ビデオ SALON (サロン) 2021年 2月号 [雑誌]

ビデオ SALON (サロン) 2021年 2月号 [雑誌]

  • 発売日: 2021/01/20
  • メディア: Kindle
 

アップルでは HDMI、DisplayPort を既に根絶しているのか…

  • 次に購入する外部モニタは HDMI かつ USB-C 対応
  • USB-C ケーブルはオルタネートモード Alt Mode かつ USB PD 対応の高級ケーブル

にした方がよさそうだ。

Sufrace 4 Pro の Mini DisplayPort 端子のケーブル、外出先では全く使えなかったので ノートパソコンで DisplayPort はほぼ無意味に近いというのは実感としてもある。

そして Surface 4 Pro の ACアダプタも寿命に...

Surface 本体に接続する側の端子は全く正常なのだが、根元のほうの配線がむき出しになり始め、時々押し込まないと給電されない(LEDが点灯しない)。

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こちらは購入したのは何年も前だし、何度も引っかけた挙句の破損なので、逆によくやったといってやりたい。小学生の子供も「素晴らしいデザインだね」とのコメントだった。って、散々引っ掛けたのはお前だよお前!

本体も中々満身創痍で、すでに2年前の時点で熱暴走が常態化している爺さんPC。

tombi-aburage.hatenablog.jp

しかし濡れティッシュを張り付けたり、ハンディ扇風機を背面で回したりすれば一応震えは収まるので、まだまだ使える。

とりあえずビニールテープを根元に巻いて補強したが、こちらも使用不能になるのは時間の問題なので、互換アダプタを探して注文することにしよう。

実際に購入したのは充電ドングル

Surface Connet to USB-C 充電ドングルと称する、先っぽのほうしかない部品を購入。

購入後に気づいたのだが、Amazonサイトにはチップの不良で生産に一定の不良率が発生しているけどもし充電できんかったら対応するのでご安心くださいと書かれていた。

なおPD充電器(USB-C)と上記のケーブル(USB-Cメス)だけでは充電できず、これらの間に、さらに別途 USB-Cケーブル(両端がUSB-Cオス)を挟むことが必要だった。Switch の充電用にたまたま買ってあったのが使えたが、なぜメスにしたんだろう...

〔参考書籍〕絵心がなくても簡単にイラストや絵が書けるロジカルデッサンという方法が素晴らしい。

当方、デジタルペンや色鉛筆セット程度は所有しているものの、写実的な絵は全く描けない初心者。とはいえプレゼンで意図を伝えるための簡単なスケッチやデッサン程度は練習して少しは書けるようにはなりたい。

基本的に鉛筆で描く場合のテクニックの説明だが、

  • 基本図形とか線分の組み合わせで描く
    Onenote とかでも使えそう、アレ基本図形しか使えないんで丁度合う
  • 補助線とか消失点とかを書いてから描く
    平面図をベースにして、立体図が簡単に描けそうな描き順の説明
  • 人体の各部位の比率
    ちょっとカッコイイ棒人間→板人間→服着せてみるという順番で描き順の説明がされているので、どのレベルで止めるか決めやすい。

みたいな説明のところは、鉛筆を使わない場合でも通用するノウハウなので、役に立ちそうだった。こういうのをロジカルデッサンというらしい。

この2冊は何割かは説明がかぶっているが、前者の方が浅く広くという位置づけのようだ。Prime Reading 対象外だが他に、人物専用の本とかもあるようだ。

デッサン用の木偶人形が2体もあるので、自分は買わないけど。 

tombi-aburage.hatenablog.jp

すでに絵を描ける人には常識なのかもしれないが参考になった。

CADでいうと2D、ワイヤフレーム、ソリッド、3Dみたいに順繰りに進化していく方法で馴染みやすかった。

たいていは2D、または3Dでもワイヤフレーム程度で十分だけど、リアリティを上げたいときはこう書き足していけばよい(楽だ)というのが分かる。

 

JDMCデータマネジメント2021(2021年3月)

「戸建SPA」を支えるIT戦略とデータドリブン経営(オープンハウス)

良い話だった。

目指す姿

デマンド/サプライ両チェーンの需給データを統合して可視化

SPAではエンジチェーンではなくデマンドチェーンと組み合わせた絵になる点が一般的な製造業とは異なると思った。

ポイント

データ+経営ではなく、データ→(仮説・想定)→経営

  • ファクトフルネスを受け入れる 経営陣から担当者まで向かい合う
    そんなはずないというデータも出てくる
  • 想定以上の成績だった場合でも、仮説・想定が甘かったという意味で逆にダメ
  • PDCA、最低週次可能なら日次(日締め)
    リアルに数字見えれば報告作業は激減、1600h

 

データドリブン経営で大事なポイントは、どの業種でも同じだな。
製造業ならQCDxがファクト、カイゼンサイクルが日次に短縮がメリットか。

やりざま

一足飛びにはいかない、順序立てて(自社の)データを蓄積

  • 既存データ繋ぐ
    建設以外のシステムは何もなし、強味である販売に集中
  • 走りながら整理
    経営指標に通ずる数値から「自分たちで」データ項目を定義
  • 蓄積しながら活用して資産に進化させてく
    現場の理解力が最も大事

 

これも同じ。ビジョンがなくて最初の投資ができないのがほとんどだが…
使いもしないのに何で繋ぐの?みたいな

アーキテクチャ

  • フロントはUI/UX重視、アジャイルで「内製」
    小回りきくよう会社の中にエンジニアをもつ(グローバルに)
  • データ層はGoogle BigQuery(ETL、DWH)
    寄せていくデータレイク/DWHを決めた、ETLも内製

RDBってもう要らないんだ orz

集中演習 SQL入門 Google BigQueryではじめるビジネスデータ分析 (できるDigital Camp)

集中演習 SQL入門 Google BigQueryではじめるビジネスデータ分析 (できるDigital Camp)

  • 作者:木田 和廣
  • 発売日: 2021/02/19
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

スピード感

事業会社なのに、えらい速さ…欧米なみの内製力、ITベンダ要らず

HENGEセミナーの佐川急便(だったか?)はアジャイル開発者を事業部門に常駐させてアジャイル開発するといっていたので、考え方はよく似ている。

デジタルツイン”で実現する産業デジタル変革~その具体像からアーキテクチャ、得られる効果まで~(Aker BP)

効果について、ほとんどの課題は単にデータで解ける、もう72個解いたとバッサリ。それよりプロセス変革ができる方が大きい

Aker アーカーは、デジタルツイン・ソフトウェアの Cognite の親会社なので当然これを活用しており、Cognite から後日 2020/9 開催済みのセミナー動画の案内がきた。種明かしという意味ではそちらの方が詳しかった。

  • 3Dモデルと実際の点群データを紐づけて統合管理、操作や制御は行わない
  • デモの3Dモデルは Aveva のモデルを取り込みブラウザ表示できるように軽量・高速化したもの
  • ブラウザではなく Unreal Engine での表示も可能

比較的新しいソフトで、今後のロードマップなども解説されていた。
親会社 Aker が石油会社なので、石油業界に強いプラットフォームだと想定できる。

MDMの最新事情をひもとく「MDMとデータガバナンス」研究会のご紹介

18時を超えて、Wimax の速度制限となり最初の10分しか聞けず。
会員は現在32名で募集中とのこと。

トレンド(次年度テーマ)

  1. データファブリック
    データガバナンスの次は、データファブリック(ガートナー用語)
    クラウド上のデータとの統合、データの仮想化
  2. グラフデータ
  3. メタデータ
    Ground Data Context Service …メタデータ管理の最新理論(多元的メタデータ管理方法の否定)を継続研究

ベンダ討論

SAP、DENODO、Contentservice PIM(製品情報管理)の再解釈・定義?

tombi-aburage.hatenablog.jp

続きが聴けず残念。   

オンプレ・クラウドに散在するデータの活用と民主化の実践方法(インサイトテクノロジー

2012年から続いている db tech showcase というエンジニア向けイベントの話から。

www.db-tech-showcase.com

  • データマネジメント基盤のカオスマップ、毀誉褒貶激しすぎてワロタ
  • 扱える製品の時系列リストなども面白い、Amazon の上昇が顕著
  • GPUのデータベースという特殊分野 Niche Player が登場しているらしい

部署間のサイロ化以外に、テクニカルなサイロ化も起きているのでは?

というエンジニアリング視点からの課題の建て方。

後半は、Qlik Replicate の紹介。
クラウドデータ基盤のデータもセキュアに統合できる代物らしい。
QlikViewの姉妹品か? 

デジタル時代の企業に欠かせないデータガバナンス構築手順とその成功事例(Talend)

Talend はタレンドと読むらしい。

  • データカタログを作り
  • クレンジング処理を自動的に行い
    但しできないものはデータスチュワードが行う(ラストワンマイル)

これがポイント…ウムそりゃそうだが、データスチュワード(人)という職務を会社に認めさせたり、育成することのほうが難しそうだが、その辺はどうなの。

ベストプラクティスの説明(ブロック図)は、当たり前のことかもしれないが、簡潔で分かりやすかった。

詳しくはタレンドのサイト、もしくはDAMA DMBOK 2を見てネとのことだった。 

データマネジメント知識体系ガイド 第二版

データマネジメント知識体系ガイド 第二版

 

6つのビジネスネットワークとそれを支える情報基盤の実際(オートバックスセブン

JSOLからオートバックスに移った執行役員の方の話。10分位経って、やっと本題。

自動運転が進化するほど、整備ニーズは増える

とのことで、

自社実店舗で解決する発想を捨てて、既存の5つのネットワークをオンラインで結び付けてソリューション型ビジネスをやるということだった。

ソリューションビジネスをやるために、5つのネットワークの顧客接点の情報を集中・情報化するビジネス基盤(情報基盤)強化をガッツリやるぞと。

これからやるという話らしく、効果の話は特になかった。
この点は、来年あたり続きが聴けるかもしれない。

AGCにおけるエンタープライズ・データレイク構築の実践

普通の話。業務的に面白かったのは、ガラス輸送用パレットの話。

  • 約1割が回収不能になるらしいw(板ガラス協会)
  • Sigfoxでパレット紛失削減、位置情報から輸送効率化

この話に興味をそそられたが、話はここで終わったので、別途調べることにする。 

マスターデータ管理のROIを上げる決め手となる主成功要因は何か?(JSOL)

2010年ごろから取り組んでおり、J-MDM というシステムおよびサービスを提供。

  • 別のプロジェクトに組み込まれている場合はやりやすい、単体(単品)だと難しい

ビッグバン型、スモールスタート型の違いの説明はあったけど、定性的比較のレベルでは当たり前?数値があれば良かったけど・・・

単体(単品)だと厳しいので、他でプラスαを訴えるべきという論理展開に。
直球でROIを説明するのは難しいんだな…

まあ所詮マスタだし…それ自体に効果や価値はないよね…
言う通り運用カイゼン・運用コスト削減が限界か。

それ単独でROIを説明しろ!と言われたら、マアこう説明したら?という案としてはもっともではあった。

最後の Intarmart は出資者(NTT-Data)への配慮?

国内外のデータマネジメントの最新潮流、事例から読み解くその成功要因とは?(インフォマティカ・ジャパン)

最新潮流・成功要因の説明は、特にどこにもなかったような気が…あったかな?

冒頭に理論?の説明みたいなものがえらく長く続いて、

DIKWピラミッド

聴き流しつつ、この後どうなることかと思ったが、真ん中へん位からやっと、

航空産業のIIOTのデータドリブンジャーニー

の話になった。ケーススタディは具体的で分かりやすかったが、説明者が自分でやったことではないので話に深みはなかった。

クラウドデータマネジメントのアーキテクチャ

は参考になったが、OSSの最適配置図みたいな説明になっていて、どの部分がインフォマティカのワンストップ・ソリューションなのかは分からなかった。OSSの使い分けなんて全然したくないので、ここまではカバーしていますよ!と言ってくれればよかったのに…

次世代データカタログ

は画面イメージがあったので、これが強みなのかなとも思ったが、結局、最後まで何が売りなのかよくわからなかった。

Withコロナ時代にこそ求められるデータマネジメントとは?(JDMC理事)

同じ意味だが違う表現をされているコンフリクト・データ Conflict Data を整流化して扱えるようにすることが大事で、データカタログ・データスチュワードなどがキモとのことだった。

令和2年個人情報保護法改正、その解説と実務への影響

AIの法律を出版している西村あさひ法律事務所のパートナー弁護士が令和3年に施行されそうな個人情報保護法(パーソナルデータ)の改正内容について解説。 

tombi-aburage.hatenablog.jp

仮名加工情報

仮名加工情報は、氏名・住所・IDなどを削除し、自社内での分析に特化した利用を想定したもの(いわゆる匿名化したデータで、かつ第三者提供はしないもの)。

ややこしいが個人情報に該当する場合としない場合があり、該当する場合でも制限は少しだけ緩和される(漏洩の変更とか)。カメイカコージョーホーを繰り返し聞いていたら10分過ぎたあたりから超眠くなった。

個人関連情報

提供元基準に加えて、提供先において個人情報になる場合を想定した追加規制。

事業者が別々であってもサードパーティクッキー 3rd party cookie 同士で紐づけることで個人を簡単に突合・特定できる状態になっていたリクナビ事件を1つの契機として制定されたとのこと。

個人情報保護委員会のウェブサイト

この辺から資料は引いているようだ。

www.ppc.go.jp

新たなデータ可視化の潮流-3Dとデジタルツインの基本(元ダッソーの方)

アシモの話(モデル精度の話)は面白かった。基本なので他はマアいいかな。

拡大・深化するデジタル時代の中で、 「データ分析」から競争優位を勝ち取る方法(タッチコア)

題名と中身が釣り合っていなかったような。

事例、社名も業種も完全に伏せた説明なので、全然イメージできなかった。
そもそも RowデータってRawデータじゃないの?

GEとかスターバックスとかの例があったが、自分でやったことの説明ではなく伝聞なのであれば、別にココで二次解釈してもらわなくても…ソースを見ますんで… 

日経業界地図 2021年版 (日本経済新聞出版)