そういう、モデルなんです。

ビジネスモデル、3Dモデル、設計図、模型などの現状と動向を考察、関連書籍の紹介

ASEAN各国での自動車・自動車部品産業の生産拠点配置や再編について

現在ASEANの中ではタイが自動車輸出でトップであり、国際競争力指数においても日韓と同等のトップレベル。

タイ、インドネシア、マレーシア、フィリピンなどには日本から完成車メーカーOEMや自動車部品 Tier 1~4 メーカーが多数進出していて、日系企業からスピンアウトした経営者が起業したようなローカル企業も勃興している。

ASEAN各国がそれぞれ異なる自動車産業育成の国策をとり、それに対して自動車産業がそれぞれ最適な生産拠点の配置、生産する車種やモデルの選択、国策への対応をとった結果、今のような勢力図になったということがよくわかった。

ASEANにおける日系企業のダイナミクス

ASEANにおける日系企業のダイナミクス

 

 生産拠点配置のパターンを W、X、Y、Z 、Z' のような感じに分類してモデル化した「生産工場配置と(生産する車種の)モデル配置」という図解や、

国際競争力指数のグラフなどがあり、分かりやすかった。

もともと格安の BIC SIM (IIJmio) も、やはり他社追随で安くなるようなので先行エントリーした。

DoCoMo を始めとするキャリアが値下げに動いたので、格安SIMの方もそろそろ追随して値下げはするハズだと思い立って、現在契約中の BIC SIM に見直し後のプランが無いか確認してみた。

BIC SIM は BIC CAMERA が OEM で代理店販売しているMVNO格安SIMで、その実体は IIJIIJmio となっている。

キャンペーンは既に始まっていた

いちおう BIC SIMの会員サイトがあるので、そこを見に行ったら、やっぱり契約変更のキャンペーンは始まっていた。

bicsim.com

今エントリーしても変更の適用は5月から

  • 実際に変更の手続きができるのは4月1日から
  • 新プラン(ギガプラン)への変更が適用されるのは5月1日から
  • キャンペーンは去る3月1日から来る31日までの間で、先行エントリーすると
    4月以降に手続きをした後に【IIJmio契約者限定】先行エントリーキャンペーンの対象と看做される(音声通信つまり電話も契約している場合のみらしい)

ということだった。

これまでの長期契約特典などはいったん白紙に戻されるようだが、基本料金は大幅に下がるので基本的に損することはない。長期契約の1ギガ追加クーポンも3回のうち1回分は残っているので、4月末までには使い切ってしまおう。

先行エントリーは形だけ

先行エントリーすると、

IIJmioIIJmio契約者限定 先行エントリーキャンペーン申込完了のお知らせ

 という通知のメールが来た。4月1日以降に手続きを行う予定。

なお

  • DoCoMo の ahamo は 20GB で 2,970円
  • BIC SIM の音声付きSIM は 4GBで 980円 /  20GB で 1,880円

となっている。当方はスマホで動画とかは自主規制しており通常利用では3GB以内なので、4GBでいい。

ところで今は幾らかかっているのか

いま幾らかかっているのか不明だったので確認したところ、3Gで、2,000円前後だった。

今頃気づいても遅いが 2020年6月に「Xi 通話料」という請求で追加で4,340円もとられていた

5月中旬に050から始まる知らない電話番号に106分も電話をかけたことになっていた。その日の行動をグループウェアのカレンダーで調べてみたら、

Skypeの会議案内が見つかり、その案内には会議の主催者から

「もしかしたらSkypeが繋がらないかもしれないので、その場合にはスマホの音声で参加をしてください」みたいなお願い事項が書いてあった。

言われるがままに掛けたらこの始末だ。畜生!

今後は絶対スマホから音声では参加しない。そんな会議は断ることにする。

itojisan.xyz

今回は詐欺ではなかったけれど、050の場合には、怪しい場合も多いらしかった。

動画にこだわらず、音声の配信だけでも良いのかもしれない

最近、オンライン展示会の動画セミナーを見まくっていたのだが、そのせいで日中の通信利用量が3日間で24GBとかになり、Wimax2 の容量制限に常時引っ掛かって、夜はほとんどネットが利用できない状態となっている。

見まくっていたせいで、どれのせいとは特定できないのだが、一部の動画配信プラットフォームは圧縮性能が悪いらしい。

動画セミナーを見ていて思ったのだが、ほとんどのセミナーは話している音声だけで、その話が有意義(レベルの高い話)かどうかは判断できるので、極論すれば音声だけ配信してくれれば良いと結論した。

では音声だけで配信しているケースはあるのか?

と調べたらポッドキャストで音楽ではなく、音声セミナー配信をしている人たちもいるようだったので、どういう運用なのかを調べてみた。

コンテンツの作成については、音声のほうがはるかに楽だという点は想像どおりで納得なのだが、

  • 配信のプラットフォームがない
    RSSで配信している情報のメタデータだけは展開できる方式

ので、自分で配信データの保管サーバを用意しないといけないというところがちょっと面倒そうだった。

そこさえ手軽にできるなら、動画よりは何倍も楽だと思ったのだが。

 

オンライン会議の生命線は音声なので、マイクとか極めたい

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オンライン会議で、広めの会議室に集合していたらしい相手方の音声がほとんど拾えず、会議がほとんど成り立たなかった。

スピーカーマイク JARBA を持ち込んだだけでは、どうやらダメらしい。

もっと高性能のマイクを複数持ち込んで、テレビ収録に近いような運用を安上がりの機材でやりたいと思って書籍を物色していたら、録音やマイクについて相当詳しく書かれた書籍を発見した。

映像制作の現場ですぐに役立つ録音ハンドブック

映像制作の現場ですぐに役立つ録音ハンドブック

映像制作の現場ですぐに役立つ録音ハンドブック

  • 作者:桜風 涼
  • 発売日: 2020/10/28
  • メディア: 単行本
 

機材は業務レベルのものを中心に値ごろ感の良いものを紹介

機材は放送・業務・民生品の3レベルに区分けされており、

USBやらHDMIでパソコンに直付けできる民生品レベルのものは、業務レベルの品質には達しないものとして、あまり紹介はされていなかった。

ファンタム電源・XLR端子・業務無線やらでフィールドレコーダーやらオーディオインタフェースやら業務用カメラやらに接続する業務レベルの機材が中心に紹介されていた。

定番のもの(神マイク)、値ごろ感のあるもの、持ち運びしやすいものなどが紹介されており、しかも2019年頃の新しい情報だったので、かなり参考にはなった。

役に立ったのはマイクの特性やキャリブレーションについての記事

  • 音声の品質確保にとって大事なポイントやマイクの特性だとか、
  • マイクやヘッドホンの音声レベルのキャリブレーションのやり方だとか、
  • 複数のマイクを併用する場合の留意点だとか、
  • XLRへの変換方法は必要だとしても、プロレベルの品質を確保でき、しかも2万円くらいのお手頃価格の推奨のマイク、ミキサー、レコーダーなどの機材だとか、

実務的かつ具体的に紹介されていて、オススメ。 
価格を調べてみたが、マイクは安いし性能もよいけど、XLRを接続するためのオーディオインタフェースというやつが高い。

べリンガー C-2

べリンガー C-2

  • 発売日: 2018/09/01
  • メディア: エレクトロニクス
 

ワイヤレス

ソニー ワイヤレスマイクロホン ECM-AW4 C

ソニー ワイヤレスマイクロホン ECM-AW4 C

  • 発売日: 2014/03/14
  • メディア: Camera
 
  • 電源がどうなっているのか取扱説明書をみたら電池を中に入れるようだった。
  • ラベリアマイクのセット購入がおすすめらしいが内蔵マイクもあるらしい。 

送信機2個なので Apple to Apple ではないが RODEの似たようなやつは以下。 

民生品レベルの機材も紹介されているものとしてはコチラ

いわゆる民生品のパソコン・USB・HDMI・ソフトウェア (OBS) などの組み合わせでライブ配信セミナー録画をするようなケースについて詳しかったのはこちら。

ビデオ SALON (サロン) 2020年 12月号

ビデオ SALON (サロン) 2020年 12月号

  • 発売日: 2020/11/19
  • メディア: 雑誌
 

過去のバックナンバーも一通り読んだが、ビデオサロンという名前の雑誌のためか、映像の方には金をかけるが、音声のほうにはあまり金をかけない主義で、機器構成が説明されていることが多かった。

当方、XLRに対応した機材や変換コネクタを取り揃えたくはないアマチュアなので、こちらも参考になった。  

マア、XLRよりも安いということもないけど...

立体音響での録音

立体音響とやらを試してみたい気はあるが、VRバイスが無いので後回し。

 

 

積水ハウスが目指す「住宅産業のDX」IT業務部 挑戦の軌跡

ITMedia Virtual EXPO 2021 で積水ハウスのオンラインセミーを聴講。

生産技術部門から情シス(IT業務部)に移ってDXを推進する立場となっている方が話をされていた。

どのハウスメーカーでも同じだが邸別自由設計に対応した複雑な業務フローになってしまっていて、ICTによる支援の仕組みの構築をやってきており、その歴史や今後の展望を紹介している感じだった。

  • iPadを全社に26,000台配り、サポートも徹底して利用率100%
    もとの残業時間は不明だが今は15時間/月、プレゼン力向上などの効果も。
    半年で140拠点と会話、しかしそのまま要望対応するのではなく、横断的に分析した上で経営視点に立った施策を打つやり方などはIT部門の鑑かと!
  • 現場監督の働き方改革
    物件数は半分以下なのに労働時間は変わらず、調べてみると現場時間が減って30%以下になっていたことが判明w
    出向いていない時間に着目し、そこをITで効率化して50%に戻した事例が面白かった。

セールス時の3D活用、ロボットによるスマートインスペクションなどは当たり前。

加えてブロックチェーンで契約手続き簡略化、賃貸入居時の新サービス?内覧への活用?などが説明されていたが、なぜブロックチェーンなのか?はよくわからなかったので、これは別途調べようと思う。

これまでは社内向けのDXだったが、今後は社外向けのDXに取り組むけど、今は言えないヨとのことだった。

大林組の新たなBIM戦略 ~「BIM推進からBIM基盤へ」の実現へ~(大林組)

ITMedia Virtual EXPO 2021 で大林組のオンラインセミナーを聴講。

ゼネコン各社がBIMの取り組みを包み隠しもせずに、中期計画・セミナー・専門誌などで積極的に公開・発表する

tombi-aburage.hatenablog.jp

競争状態になっているが、大林組バージョンがこちら。

過去うまくいかなかった理由、どれくらい時間がかかったか、組織をどのように変えたかなどが有り体に説明されていて面白かった。

自動車業界などと同様に、負荷がかかるモデリング作業は現場にムリをさせず、外部人材も簡単には確保できないので、専門のモデリングパートナーが行うことを前提とした組織・プロセス設計になっていたのは納得。

 

建設・不動産現場のDXをMRで実現

ITMedia Virtual EXPO 2021 でアウトソーシングテクノロジーのオンラインセミナーを聴講。

solutions.ostechnology.co.jp

ソリューションとしては、Hololens の空間マッピングやMRを利用した

  • AR匠シリーズ

の紹介となっていた。

プレゼン冒頭に、今のビジネスモデルがどうなっているかの説明があった。

アウトソーシングは昔、数年前に株を持っていたけど株主優待が平凡(QUOカード)になったので数年前1400円位になったときに売った会社で、この会社は子会社のようだ。

tombi-aburage.hatenablog.com

当時は棚卸しとかドロ臭い作業をBPOで請け負う会社みたいな説明だったという記憶だったが、ITサービスでもここまでレベルアップしていることに驚いた。

コンサルも内製化すると端っこに注意書きされていた。