単なる思いつきで久しぶりに Windows Update を手動でかけていたら、以下のようなメッセージが表示されていた。
このパソコンは Windows 11 の要件を満たしていません。
This PC doesn't currently meet all the system requirements for Windows 11
ほんの3年前に組んだ自作PCなのだが…もう時代遅れの部品があるだと?
必要条件を見てみたが、何が条件を満たしていないのか分からなかった。
リンクを押すと、Windows 11の「互換性の確認」という説明文近辺に飛ばされた。
PC 正常性チェック アプリでチェックできるらしい。
PC 正常性チェック アプリを使用すると、お使いの PC で Windows 11 を実行できるかを確認できます。
とのことなので、チェックアプリに頼ることにして、
- PC 正常性チェック アプリのダウンロード
を押してみた。一見無反応に見えたのだが、ファイルがダウンロードされた。
- WindowsPCHealthCheckSetup.msi
TPM 2.0 が有効になっていないらしい。
PC正常性チェックアプリなるものを起動して、「今すぐチェック」を押してチェックすると、
- TPM 2.0 が有効になっていない
とのことだった。「有効化に関する詳細」を参照して調べたところ、
を見ても [セキュリティプロセッサ] のセクションが見当たらなかったので、その後に説明されていた有効化を行うことにした。
BIOS の設定を変えればいいらしい。
UEFI BIOS の設定を変えればいいようだが、残念ながらMSIのマザーボードの説明はここにはなかったので、勘でやることになった。
ちなみにマザーボードは
- MSI Z370I GAMING PRO CARBON AC
という4年位前のミドルレンジ?いやローレンジだったか?の代物。
[DEL]キー長押しして再起動をかけ、BIOS 設定の
- Settings - Security - Trusted Computing - Secrure Device Support
の設定をオンにした。
再起動すると自動修復が2回走り、Windows 10 が起動不能になった。
自動修復を準備しています
といわれ、2回ほど再起動されたが、OS 自体が起動しなくなった。
これは、もう元に戻すしかないと思って、[DEL]キー長押しして再起動をかけたところ、
クリーンアップしています
という画面が表示され、今度は何故か OS の再起動に成功した。
同時に更新をかけていた以下のプログラムがインストールに失敗していたので、何か干渉していたのかもしれない。
- Windows 10、バージョン 21H1 の機能更新プログラム
チェックアプリを再実行すると、要件を満たしていますとのこと。
どうやら TPM 2.0 とやらが有効になったらしい。
チェックアプリを再実行すると、要件を満たしていますとのこと。
しかし一方で、Windows Update の画面では相変わらず、このパソコンは Windows 11 の要件を満たしていません。
This PC doesn't currently meet all the system requirements for Windows 11
と表示されたままになっている。これは過去のメッセージ履歴で、たんに×を押せばいいのだろうか。とりあえず放置しておく。