日本語版は買っていないのでAmazonのなか身!検索でどういう訳語が当てられて
いるのか見ていますが、なぜか日本語版では主要(Key)がついていない要素が
あるようですね。
そのせいかどうか分かりませんが、リソースなどに本当にどうでもいいことを
書く人がいます。したり顔で「ヒト、モノ、カネ、情報」とか「人材育成」とか
リソースを書かれた日には退去を命じたくもなりますよね。
キャンバスを利用する議論全体についていえることですが、新ビジネスの創造に
役立たない、差別化されていないこと、経営上の一般常識にすぎないことは、
キャンバスに書かないほうがマシです。
- シナリオ・プランニングなどの手法を使う場合には、「重要でないもの、
不確実でないもの」は意識的に消去するプロセスがあります。 - 特許出願を行う場合には、発明でないもの、新規性、進歩性のないものは
当然ながら認められません。
これらと同様、キャンバスに書く内容についても、最初は発散しても
かまいませんが、必ず価値判断をして絞り込み、真に議論に値すべきものだけに
収束させましょう。
ブレーンストーミングの手法の中には、投票などによって、発案者(偉い人
など)の反感を買うことなく、実のところ面白くないものを消去する手法も
ありますので、活用してみてはいかがでしょうか。