そういう、モデルなんです。

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パートナー(KP)に社名だけ書いても議論はできない

主要パートナー(KP)欄には、社名や社名ロゴだけ描くのではなく、
そのパートナーが自社になりかわって提供している主要活動(KA)、
主要リソース(KR)相当の価値をコメント書きしておくようにしましょう。

自分より立派なパートナーを書くと安心しますが、もちろん代償があります。

パートナーを組む場合、自社ではできない主要活動(KA)、自社にはない
主要リソース(KR)をすぐに埋め合わせることができる一方で、
コストは追加されることになります。

形式上、秘密保持契約(NDA)を結んでも、事実上、ノウハウは
ダダ漏れになってしまうものと覚悟したほうがよいです。

中国市場に参入したい一心で中国企業とパートナーを組んだ結果、
どうなったかを思えば、本当にパートナーを組んだほうがいいのか、
苦しくても自社でがんばったほうがいいのか、上位の判断が
必要になることも多くなります。

なぜその主要パートナー(KP)を選定したのか、
本当に必要なのか、簡単に説明できるようにしておきましょう。