そういう、モデルなんです。

ビジネスモデル、3Dモデル、設計図、模型などの現状と動向を考察、関連書籍の紹介

Sword of the Stars II (SotS2) Enhanced Ed.

宇宙征服ものターン制・シミュレーションゲーム(いわゆるSci-Fi 4X)。戦闘はリアルタイム。船体設計や戦闘へのこだわりは素晴らしく、艦船グラフィックスは最高レベル。しかし戦略画面のUXは最悪で、AIも貧弱、外交は破綻している。見栄えは劣るが前作SotS Primeをやったほうがいいだろう。 

tombi-aburage.hatenablog.jp 

本作には、宇宙ゲーで流行りの要素は大抵入ってはいる。
ステラリス Stellaris は、本作の屍の上に生えた茸である。

バグは取れたようだが操作性は最悪

リリース当初はバグだらけで、あのParadoxが謝罪する(!)という異例の事態を引き起こしたレベルだったが、拡張 The Lord of Winter が出て大きなバグは直された今ならば、何とか遊べる。

戦略画面のUXは最低最悪であり真に地雷ゲー。前作SotS Primeとの落差は大きい。
しかしながら船体設計や戦闘へのこだわりは素晴らしく、それを鑑賞したいが故に個人的にはたぶん2ヶ月位ハマってしまった。

見栄えだけは良い

 SotS2:EE’s combat system is very good. Graphics are great, perhaps the best up to par with Sins of a Solar Empire: Rebellion (also a highly combat-focused 4X game), and in some cases even superior.

 戦闘システムは素晴らしい。グラフィックはSin of a Solar Empire 並みで、それ以上とも言える。

出典:Sword of the Stars 2: Enhanced Edition Review - SpaceSector.com

youtu.be

怪物級 Leviathans 同士の殴り合い。
前作 SotS prime (SotS1)では弩級戦艦 Dreadnougts が最大だったが、それを上回る艦種。

どういう設定の宇宙征服モノか?

プレイヤーは全く異なる星間航行技術 FTL technology を持つ7つの勢力 faction のいずれかのリーダーとなって宇宙に進出し、他の勢力を倒す。

  • 勢力ごとに根本的に移動手段が異なるため、領土拡大や防衛戦略がワンパターンにならず、時として意表を衝かれることもある点が、他の宇宙征服モノと大きく違うポイント。
  • 前作SotS Prime (SotS1) では拡張が出るたびに勢力と設定が追加されたので、それらのバックグラウンドが説明されたが、本作では最初から勢揃いしているのでストーリーは省略。さっそく殴り合って良し。

7つの勢力 Factions と星間航行技術 FTL

なぜ種族ではなく勢力と呼ぶかというと、Liir-Zuul Allianceという勢力はLiirとZuulという2つの種族の連合体であり、Suul'ka Hordeという勢力は種族としてはZuulであったりして、種族では代表できないから。

  • なおSuul'ka Hordeは長くてとても言いづらいのでフォーラム等ではZuulと呼ばれる。
  • 一方でLiir-ZuulはLiirと呼ばれる。最初からその名前にしておけば良かったのに。

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  1. SolForce 人類
    星系間の固定航路に沿って高速移動、直線距離で近くても航路がなければ低速

    上のSolForceの顔グラを見て絶望した方へ。安心してください。選べますよ。

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    SolForceの場合、18種類あります。

  2. Hiver Imperium アリかハチ
    巣穴(Gate)間は1ターンで移動、巣穴開設までは低速
  3. Tarkasian Empire トカゲ?
    普通
  4. Liir-Zuul Alliance (Liir) イルカか鯨
    無重力空間では高速、星系に近づくと減速
  5. Suul'ka Horde (Zuul) 海賊カンガルー
    掘削船でノード空間に航路を自ら掘削
  6. Morrigi Confederation 龍かカラス
    群れ(艦隊)が大きいほど移動が速い
  7. Loa Collective 人工知能

プレイ可能な7勢力のリーダーたち

それぞれの勢力に何種類かの顔グラが用意されており、自分で選ばなかった場合には無作為に割り当てられる。

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上から

  1. SolForce 人類
  2. Hiver Imperium アリかハチ
  3. Tarkasian Empire トカゲ?
  4. Suul'ka Horde (Zuul) 海賊カンガルー
  5. Loa Collective 人工知能
  6. Morrigi Confederation 龍かカラス
  7. Liir-Zuul Alliance (Liir) イルカか鯨

勝利条件は?

  • 自分の勢力が最後まで生き残っている(=他を滅ぼしている)ことが基本だが、ゲーム作成時に、勝利条件を変更することができる(7種類)。
  • 船体設計と戦闘に拘るゲームなので、10隻の怪物級 Leviathans を建造する、といった一風変わった勝利条件もある。

第一印象

とっつきにくい

  • ゲームシステムが複雑で、選べるアクション(メニュー)が多く、一気に覚えるのは難しい。
    とくに戦闘画面は複雑なので、Wikiなどでは画面の見方が図解されている。
  • マニュアルを読まずにいきなり起動すると、途方に暮れる。
    チュートリアルも別段無いので、マニュアルを3度くらい熟読してやっと特徴がつかめる。
  • 操作が簡単なArmada 2526の後に始めたので、千倍ややこしかった。
    しかも操作性がクソだしな

殖民の「早い者勝ち」にはならない

  • 他のゲームでは、最前線の星系に先に殖民さえすれば特に工夫しなくても有利になる「早い者勝ち」のものが多い。
  • このゲームでは、星間航行技術が勢力ごとに異なるので、距離だけで殖民の速さは決まらない。
    もっともAIが驚くほどに愚かなので、差は感じないかもしれないが。
  • 例えばSolforceは、事実上、星系間の固定航路に沿って進撃しなければならないので、結節点を敵に塞がれた場合には、そこを強引に突破するか、大軍を揃え固定航路を外れた星系に上陸作戦を企画しなければならなくなる。
    一方、Hiver Imperiumは誰も関心を持たないような惑星が1つもない星系に巣穴をこっそり掘り、そこに全軍を1ターンで集めて背後や側面から痛撃するような作戦が可能である。

船体設計や戦闘萌え

  • 下馬評どおり、船体設計や戦闘にはかなり凝っている。
  • YouTubeで「SotS」で検索すると戦闘シーンの雰囲気が分かる動画がたくさん出てくる。

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Hiver Imperium の艦影:見るからに装甲厚い、舷側に砲列が並び重武装

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Liir-Zuul Alliance (Liir) の艦影:早いが、きわめて装甲薄く軽武装

とはいえ核融合魚雷 Fusion Torpedo などは相当に強力で侮れない

見た目

  • 背景はプラネタリウム調の星図画面であり3D。
  • 但し戦闘画面は、上/中/下の3段階の高さの観念がある2Dにデフォルメされている。
  • 3Dに慣れない人は、Discというタイプの星図を選ぶとよい。

星図 Map

管理単位は、星系 System、惑星 Planetの2段階。星図では星系の位置関係が3Dで表現されている。
操作は普通で、右クリックしたままドラッグすれば3Dの星図が回転する、ホイール回せばズームイン/アウトするなど標準的。

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星系 Star System

星系 Star System には恒星の他に惑星 Planet、衛星 Moon、小惑星帯 Asteroid Belt などが含まれている。
殖民や資源開発以外のほとんどの管理は、星系の単位で行われる。

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惑星 Planet

惑星の人口に概ね比例して、収入や生産力が決まる。
自然条件 Climate Hazard の数値が低いほど、開拓に費用がかからない居住に適した惑星なので、優先して殖民する

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操作性

  • 全般的にUXはクソである
  • ターン待ちがけっこう長い(遅い)
  • 艦隊に任務を与える星図の画面については普通だが、そのほかの画面は、表示されている数値、選べるアクション、スライダーの効果などがかなりわかりづらい。
  • SotS2では目的地を右クリックして任務を選んでから、任務を実行させる艦隊を選ぶ操作が基本となる。
    これは一部の利用者には不評だったらしく、艦隊を右クリックしてから任務と目的地を選ぶSotS Primeと同じ方法も一応可能になっている。
  • とくに帝国管理 Empire Manager/帝国財政 Imperial Treasury の画面は、相互にトレードオフ関係にある投資項目をスライダーで調整する画面なので、ある項目をいじると別の項目が変わってしまう。スライダーの固定もできないので、まったく意味が分からなくなる。

なおSotS2を散々試した後(個人的にはけっこうハマった)、評判は前作SotS1(Sots Prime)のほうが良かったので今はそちらもやっている。表現は変だがSotS2の簡略版(?)なので、SotS2で苦労した後だと、ほとんどマニュアル見ないでもできる位、簡単で楽しい...
ただし戦闘メインで考えると、SotS2のほうがエフェクトが派手で、色々できて楽しい。

タブレットでプレイできるか

otS Primeは軽いしシンプルなゲームシステムだったのでタブレットでもプレイできたが、SotS2では複雑化して重くなっており性能的に難しい。
タブレットだとキーボードでの操作(ポーズなど)はほとんど不可能であり、マウスホイールでのズーム操作などは慣れないと難しい。

レスポンス、パフォーマンスは悪くなっていく

最初はそうでもないが、版図が広がるとターン終了後に1分くらい計算していることがある。
ターン制なので、それほど気にはならないが、6コア、メモリ8GBでも関係なく遅いのは確か。

戦略はターン制、戦闘はリアルタイム制または自動解決

  • 殖民、建設、生産など戦略はターン制だが、戦闘が発生した場合にはリアルタイム制(シングルではポーズ自由)で自ら艦船を操作するか完全に自動解決するかを選べる。
  • プレイ時間はかかるが、自ら設計した艦を自ら操作して戦闘させるのが楽しいので、自動解決にはほとんどしない。また自動解決の動きがおかしく、絶望的な戦力差がある敵を回避せずに自殺的な突撃をかけて全滅させてしまうので、圧勝確実の場合や敗北確実な場合しか自動解決にはしない。
  • リアルタイム戦闘では敵艦のどの部位(ポリゴン)を狙うかも指図できるという細かさ。砲塔だけ狙うこともできる。
  • Zuul(海賊カンガルー)の場合、乗り移りポッド Boarding Pod で白兵戦に持ち込んだり、引っ掛けミサイル Grappling Missile で引き廻したり、様々な局所攻撃を行う。

オリジナル艦の設計がウリ

最新の兵装や特化したモジュールを組み合わせてオリジナル艦型を設計し、実戦で評価しては新たな艦型を設計するといった艦隊戦力育成の要素が強い。

  • 戦闘艇 Battle Rider:BR、巡洋艦 Cruiser:CR、弩級戦艦 Dreadnaut:DN、怪物艦 Leviathans:LV などの艦種を選んだ後、様々なモジュールを取り付けて、特化した艦型を自由に設計することができる。
  • SotS Primeの駆逐艦はなくなり、戦闘艇がそれに近い位置付けとなった。
    設計画面では、船体各部にある砲塔基部に何の武器を載せるかを逐一細かく設計でき、試射テストをして満足いくまで設計できる。

但し、最初から用意されている初期の設計が何故か軒並みカス設計となっている。

1ターンめに限ってはプロトタイプ費用がかからないので、プレイヤーは慣れると、否応なく1ターンめから設計作業を行うはめになる。

艦船設計画面

巡洋艦 Cruiser:CR では、中央の任務セクションを何にするかで艦の用途が変わる。
勢力によって、かなり艦船の特徴も異なっている。

  • 装甲 Armor
  • 旗艦 Command : Strikeforce CnC
  • 補給 Suppy
  • 殖民 Colonizer : Transport Colonizer
  • 建設 Constructor : Construction
  • 偵察 Scout : Extended Range

などが既定では用意されており、好きに改造して新しい艦型を作れる。

https://img.atwikiimg.com/www22.atwiki.jp/sotsjpn/attach/29/6/Design.png

出典:Sword of the Stars 日本語wiki

兵装の例:地点防御 Point Defence: PD

X-Ray Laserの後に開発できるようになる地点防御レーザー Rapid-Pulse Laser は、発射速度が従来比5倍。
遠距離から艦隊に降り注ぎ打撃を与えるミサイルの雨をも撃ち落とす、序盤の重要兵装。

  • エネルギー兵器系列 Energy Weapons にある、このRapid Pulse PD Laserが発射速度100でありベストだとは思うが、研究開発に失敗することがある。
  • その場合には、発射速度50と劣るが、弾体兵器 Ballistic Weapons 系列のPhalanx PDなど他の地点防御兵器を研究開発して補う

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ニックネーム

しばらく戦っていると、艦型に対してニックネームが授けられる場合がある。
ニックネーム、効果はさまざま。

  • 曲がるの早い Fast in the Curves
  • 死者の手 Aces and Eights
  • 猪突猛進 Muscle Machine

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大臣はいないが指揮官はいる

  • 艦隊には指揮官が座乗しなければならず、指揮官ナシの艦隊は作れない。
    SotS1とは異なり艦隊ごとに旗艦が必須となっている。
  • 旗艦として、指揮官が座乗するための指揮セクションが設けられた巡洋艦 CnC: Command and Control Ship が必ず艦隊に1隻は必要である。侵攻中に旗艦が撃破されると退却させられる。
  • 指揮官には特殊能力が1つ割り当てられている。経験を積むと特殊能力は増えることもある。
    有利な能力は緑色、不利な能力は赤色で表示されるが、赤色の能力の中にも、場面によっては有利な能力が含まれているので、色はあまり信用しないこと。

Hunterは、追撃で速度15%増し

忠誠度 Loyality、回避 Evasion はフォーラムによれば、未実装らしいので無視してよい。
反応 Reaction は100ターンくらいやって一度だけ発動したことがあるので一応は実装されているらしい。

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2度しか見たことがないReaction移動 : 近くの敵を迎撃しにいく。

指揮官は上限に達するまで無作為に1ターンあたり1名ずつ登場するが、気にくわない指揮官は艦隊の指揮官に任命した上で、配下に割り当てた艦(旗艦を含む全て)を手動で剥奪してゼロにしてやると、次のターンには失望して(?)辞任するようなので、1ターンにひとり入れ替えることができる。

戦略面では勢力ごとに異なる星間航行が特徴を醸し出す

SotSシリーズでは、ステラリス Stellaris が取り入れようとして断念している星間航行 FTL 方式の相違が標準となっている。

マニュアルに詳しく書いてあるが、代表例で説明する。

SolForce(人類)

  • 星系と星系の間を高速で移動できるノードドライブ技術を持っている。
    ただし見かけ上は隣どうしの星系であっても、ノードが直結しているとは限らないのがミソ。

    ノード接続は自然界に存在するものを利用するので航路開設の必要がない。

  • このため進出/侵攻は電撃戦レベルの早さだが、ルートはほぼ固定となる。
  • 敵に侵攻された場合、ノード接続に沿って素早く機動防御は可能だが、それでも2~3ターンはかかるので、結節点となる星系に一定規模の艦隊を集結させておかないと間に合わない。

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SolForceのノードスペース接続

Hive(アリかハチ)

  • 艦隊の出入り口となる巣穴 Gate をほとんどの星系に開設する必要がある。
    巣穴船 Gate Ship を星系に送り込むと、そこで巣穴が開設されて、巣穴船はそのまま巣穴の門番になる。但し所詮は艦船なので、撃破されると巣穴も破壊される。
  • 巣穴から巣穴への移動は一瞬(常に1ターン)であり、巣穴の総数に比例して移動できる艦船の隻数も増えるので、巣穴をなるべく多く張り巡らせるのがミソ。
  • 進出/侵攻は遅いが、巣穴を開設した星系の防御は全艦隊を集中して行える。

Morrigi(龍かカラス)

  • ボイド小艇 Void Cutter で時空間に波を起こし、他の艦船がその波に相乗りして大群で移動する。
  • 同時に移動させる艦船の隻数が多いほど、早く移動できるのがミソ。
  • 艦隊規模を増やす技術を開発すれば有利になる。

Liir(イルカか鯨)

  • 深宇宙では移動が早いが、重力圏では減速する。
  • 補給艦 Supply をつけ、なるべく長期間の航行にすることで広く探索できる。

プレイの都度、技術開発の可否は変わる

  • 基本的な技術はいつでも開発できるが、周辺の技術はプレイの都度、ランダムに開発可否が変わる。
    いつも同じパターンで技術開発できるわけではないので、プレイスタイルが若干変わる。
  • 敵の艦船や惑星から技術のサルベージを行うことで、開発不可/困難な技術が開発可能に変わることもある。
    研究開発力が弱いZuulの場合には、サルベージが大前提となる。
  • サルベージをするためには、Zuulを除き、工作&サルベージ艦(Repair & Salvage Ship)が必要である。敵艦や惑星を破壊、拿捕した場合に、一隻につき3%の確率でサルベージが行われるらしい。
    最前線で戦闘に加わる必要はなく、戦闘が行われた星系に単に存在していればいいようなので、防衛の場合は予備にでも入れておけばよく、攻撃の場合には空中待機しておけばよい。

研究開発を加速したら事故発生

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貯蓄の一部を投入して研究開発を加速できる。
しかし加速すればするほど事後が起きる確率も高まる。
左図の例では、データが消えちゃったらしく振り出しに戻った。
しかしこんな事故はマシなほうで、反物質の研究開発に失敗すると惑星が消えるらしい。

ときどき未知の災厄 Unknown Menace が襲ってくる

  • だいたい20ターン前後になると、未知の災厄がプレイヤーを襲いはじめる。
    海賊などは対策で防げるが、防げないものが多くかなりウザい。
    敵軍と戦闘中のターンには発生しない(しにくい?)らしく、いつも戦争をしていればあまり気にならない。
  • 普通の災厄でもとんでもなく強力だが、さらにその上に大災厄というものがある。
    大災厄を無し~5倍に設定してゲーム開始することもできる。

災厄:幽霊船 Ghost Ship

フライング・ダッチマン(1隻)が植民地を襲ってきたとの通知。怪物級 LV の船。

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たった1隻だが、とんでもなく強力に武装されているので、人口数万人程度の植民地は、あっという間に壊滅させられてしまった。

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災厄:隕石 Meteors

最も辺境にある惑星に発生する災厄。
小さい惑星なら瞬殺され、生態系 BIOSPHERE もゼロになってしまう。

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隕石で1700万人が瞬殺

大災厄:中性子星 Neutron Star

近辺に彗星 comment や隕石 meteor などをまき散らし、星系をじわじわ破壊していく大災厄。0.6光年の速度で近づいてくる。

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科学ステーションを建設して、特別プロジェクトを完了しないと消えない。
深宇宙に浮いているので、Solforceだと建設船 Construction を送り込むのにも一苦労。

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紫色の球体が中性子星

中性子星 Neutron Star から吐き出されたと思われる巨大彗星。
見かけと違って意外に弱く、サイズ7惑星からのミサイルのみで撃破できた。

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吐き出された彗星 Commet

ときどきランダム遭遇 Random Encounter が襲ってくる

海賊は、民間基地 Civilian Station に出入りする輸送船 Freighter を襲ってくる。
船体設計で巡視艇 Police Cutter を開発し、星系の防衛 Defense に配備すれば輸送船の至近に巡視艇が出現するようになる。
艦載機を出し、近づくと乗っ取り Boarding をかけてくるので全砲門を地点防御 PD モードに設定して撃墜すること。

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ランダム遭遇の1つ、海賊 Pirate

完全放置、巡視艇、2レベル海軍基地設立などの海賊対策についての議論。

とりあえず:

  • 2レベル海軍基地設立
  • 巡視艇 Police Cutter を5隻建造して防衛 Defense 配備で発生確率0%になるようだ。

1レベル海軍基地に倉庫増設してCPを増やし、巡視艇を配備するのもほぼ同等の効果。

steamcommunity.com

蟲 Swarm は、蟲の女王 Swarm Larval Queenを筆頭にワラワラたくさん出てくる。
それらは無視して星系内の小惑星帯内にある発生源の巣 Swarm Hive class ship を発見して壊せばほとんど勝ち。
6隻くらいの偵察艦隊であれば、戦闘を自動にしておくだけで巣を発見して片づけ、逃げてくれる。

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蟲 Swarm

ときどき独立勢力 Independents が発見される

  • 独立勢力のいる星系に科学基地を建設すると、その勢力を研究する特別プロジェクトが開始できるようになる。
  • 同化 incorporate させると何らかの役に立つらしいが効果は分かりづらい。
  • ランダム遭遇扱いなので、オフにした場合には出てこないらしい。またAIは多くの場合、見つけ次第、抹殺するのであまり見かけない。

かえるフロッグ KaeruFrog 

なぜか日本語が中途半端に使われている。
カエル毒は医療や産業に役立ち、軍隊に採用すれば優れた兵になると書いてあるが、効果はよくわからん。

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闇の熊 Nandi

同化させると地下に住む植民者や採掘の役に立つと書いてあるが、効果はよくわからん。
図鑑 Encyclopedia には少しだけ詳しめに書いてあるが、やっぱりはっきりとはわからん。

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戦車烏賊 Mindi

+15% All 'Cure' Techs and Universal Antigen とあるが意味不明。

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外交で同化できる

政治科学 Political Science の同化 Incorporate を研究開発すれば、科学宇宙基地で研究し終えた後に外交で同化を提案できる。

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 とりあえず何をすればよいか?

探索

SotSでは星系単位の探索しかなく、深宇宙の真っ只中にいわゆるアノマリーを発見するといったことはないので、星系を選択して探索 Survey 任務を指示するのが基本。

  1. 星系の構成は探索前から分かっているので、なるべく多数の惑星と衛星のある最寄りの星系を探す。
  2. 建設船を含む艦隊を解体して、旗艦と補給船を抽出する。殖民船を含む艦隊からは補給船を抽出する。多くの場合、序盤に建設船がやることはなく、殖民船についても特に補給船なしであっても最寄りの星系くらいには到達できるのが普通なため。
  3. 初期の探索艦隊 1st/2nd Survey Fleet には、探索向きの指揮 Pathfinder が配備されているはずなので、その艦隊で探索させる。抽出した補給船を艦隊に加えれば星系に到着した後の探索速度が上がるほか、航続距離も伸びて、一回の船出で複数の星系を探索できるようになるのでお得。
  4. 建設船を解体した結果、余ってしまった旗艦は、あまり惑星、衛星、小惑星の数が多くない(1つか2つ)星系などの探索に向かわせる。
  5. 星系に到着する前に、その星系に何か待ち受けているかをセンサーで検知できる場合があるので、ターンを進める前に一応チェックしておくとよい。何かいる場合には、星系の周りに薄い灰色っぽい勢力表示がされる。
  6. LiirやTarkaなどの深宇宙で任務中断ができる勢力の場合、指揮船のみの艦隊など、そのまま突入しても勝ち目がない場合には、偵察で割り切っていったん引き返したほうがマシ。
    引き返すことによって失う時間を嫌って、何かが待ち受けている星系にあえて突入する場合もある。とくに航続距離が長く、連続探索を行うのが普通のLiirなどは。
    その場合、戦闘画面で退却 Retreat せず、ひたすら全速力で遁走し続ければ、戦闘後のターンに別の星系に向かわせることができる。
    もっとも待ち受けているものによっては、うまく逃げきれないこともあるが...
  • 航路ナシでは星間航行が遅すぎるHive、Zuul、Loaの場合には、航路開設と同時に探索を行うことになる。
  • 艦隊に無人機母艦 Drone Carrier を含めると、星系の探索速度が速くなる。

殖民

  1. SotS2の殖民は星系単位ではなくて惑星単位。SotS Primeとは異なり殖民船は消滅しない。
    まず本拠地のある星系内において人が住めそうな惑星(目安:Climate hazard < 200~250)がまだ残っているなら、殖民船 Colony Ship を含む艦隊に殖民の指示をする。
  2. 本拠地のある星系内に適した惑星が1つもないときは、最初から支配している他の2つの星系に殖民する。
    殖民の指示をするさいに、あわせて本拠を移す Rebase Target 指示をしておくとよい。(艦隊の規模が6以下の場合には、いったん艦隊を星系に再配置 Relocate してから殖民することもできる)
    *このゲームでは艦隊は任務が終わると、任地にとどまらず出発した星系に戻ってくる。ムダな往復時間がかからないよう、再配置を意識して行う必要がある。殖民船を含む艦隊については殖民のついでにその地に留まれるように本拠を移す指示ができる。
  3. 最初から支配している星系に1つも適地がないときは、未調査の星系に殖民していくことになる。
    調査が完了していないと、星系内にある惑星の価値が一切分からないうえ、そもそも殖民船を送ることもできないので、星図上にある未開の星系を艦隊で探索して、星系の内容をまず明らかにする。
    調べ終わったら、殖民船を送って殖民する。
    殖民したら、惑星のスライダーを調整して、まず気候条件 Climate hazard を改善する。
  4. 気候条件が改善されれば移民が大挙して押し寄せ、税収が増えて黒字になる。そのあとインフラを改善して工業生産を増やす。
  • 殖民を効率的に行うためには、初期の2隻では不十分なので、たくさん生産して集中運用する。適した星系がなくて新たな殖民を行えないときは、植民地の支援 Support に従事させておく。
  • 人口ゼロから殖民する場合、乱獲 overhervest を行って気象条件の改善を加速するとよい。
  • 星系内に複数の惑星があるときには、一つを完全に殖民完了させてから他を殖民するとよい。開発費用が半減する。
  • 探索するときには、星系の規模によって向かわせる艦隊の規模を調整する。

航路開設

  • Hiverの場合には巣穴船 Gateship を含む艦隊を未踏査の星系に向かわせる。
    初期の艦隊編成だと巣穴艦隊2つ、調査艦隊2つとなっているが、巣穴艦隊には2隻の巣穴船が含まれているので、1隻を調査艦隊に再編成して組み込めば実質的に4つの巣穴艦隊になる。
    なお未踏査の星系に巣穴を開設しても、調査が自動的に行われるわけではないので、艦隊はすぐに帰投 Return しようとする。星系を右クリックして調査 Survey を選び、帰投中の艦隊に調査の指示を与えること。
    なお巣穴船は、殖民船のように使いまわしはできない(開設した星系に滞在する)ので適宜建造すること。
  • Suul'ka Horde (Zuul) の場合には、掘削船 Bore Ship で航路を開設する必要がある。
    SolForceは自然に存在する航路を使うが、Suul'ka Hordeは自分で掘らないといけない。

艦隊の建造

  1. 資金も潤沢ではなく敵の脅威も無いので、殖民船以外の艦隊をいきなり増やす必要はないが、増やしたいのであれば、まず最初に旗艦 Command Ship を建造し、指揮官を割り当てることが必要となる。
  2. 初期の艦船設計は補給 Supply 不足で航続力 Endurance がまったく足りないクズ設計なので、1ターンめに全部、補給重視に設計し直したほうがよい。
    SotS Primeとは異なり新型艦の設計には多大なプロトタイプ費用がかかる。1ターンめだけは特例で無料。

施設の建設

  1. 他のゲームとは異なり、惑星上に施設を作るという観念がない。
    建設船 Constructor Ship を含む艦隊で、惑星周辺(最大4か所)に宇宙基地 Station を建設し、モジュールを足しながら格上げしていく。
    建設船を適切に再配置しながら建設、格上げを行っていく。建設の指示をするさいに、あわせて本拠を移す Rebase Target 指示をしておくこともできる。
  2. 最初は科学基地 Science Station、海軍基地 Naval Station しか作れない。
    建設艦隊 Construction Fleet がヒマなので、つい基地を作りたくなるが急ぐ必要はない。
    交易の技術 FTL Economics を開発すれば民間基地 Civilian Station 相当が作れるようになるので、それを作ったほうがよい。
  3. ヒマな建設艦隊は解体して予備役 Reserve にしておく。これで費用を節約するとともに、指揮船を1隻解放できるので、艦隊をもう1つ作ることができる。

研究開発

  1. 収益の大きい交易を行うためには民間基地 Civilian Station を建設することが必要。
    これを実現する基本技術 FTL Economics を開発しておく。
    成功率が高いようならば工業生産+10%のエキスパートシステム Expert System を開発するのもよい。
  2. 勢力固有の移動手段に関連する技術は優先的に開発する。
    例えばHiverであれば、巣穴 Gate に関する技術。
  3. 軍事技術は、最初から技術が進んでいる得意分野を伸ばすほうがよい。
    勢力ごとの長所や得意分野については、マニュアルにはっきりとした記載はない。WikiやForumを参照するとよい。
    惑星攻略時に降り注ぐ悪夢のようなミサイルを迎撃するためには、地点防衛Point Defense が必要。X線レーザー X-Ray Lasors、VRF Systemsなど前提技術を早めに開発する。
  4. 宣戦布告/停戦など外交を行うには外交基地 Diplomatic Station が必要。
    これを実現する基本技術(Xeno何とか)を開発しておく。

戦争

  • 最初は外交ポイントがないので、不意打ち Surprise Attack するか、先方から仕掛けられるのを待つ。
  • 他のゲームと異なり惑星攻略戦 Planetary Invasion や地上軍 Ground Force / Marine といった観念がなく、艦隊戦闘と同じ画面で完結する。侵略 Invade という任務があるが、これは(艦隊による)星系の侵略という意味であり惑星攻略という意味ではない。
  • 惑星の住民を全滅させて更地にすることで殖民が可能になるが、全滅させるときに環境への影響が大きい武器を使うと気象条件 Climate Hazard (CH) が大幅に悪化する。

惑星周辺の基地を片づけた後、突撃艇母艦 Assault Shuttle Carrier を使い、惑星のミサイル圏外から突撃艇を出して攻撃するのがよい。Zuulの場合には拉致船 Scavenger Ship で奴隷を拉致し、最初に人口を減らすことで迅速に攻略できる。

こ、これが惑星攻略戦?
  • 惑星に近づいて取り囲み、艦船の搭載兵器でひたすら惑星を撃つと人口が少しずつ減っていく。
  • 殖民直後の小規模な惑星はミサイル一発で瞬殺できるが、大規模な惑星侵略では時間がかかる。
  • 惑星を傷つけたくないときは、突撃艇 Assault Shuttle などを使用して片を付ける。

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突撃艇 Assault Shuttle
  • 母艦を拡大して突撃艇 Shuttle のアイコンを全部クリック。母艦1隻あたり4機が発艦する。
  • 全ての突撃艇を選択し、惑星に向かわせる。地表に降りていき機銃掃射?爆撃?をする。
  • 8隻、32機で攻撃すると1回で人口が半分くらいに減る。
  • 戦闘時間5分だと1回攻撃できれば御の字。

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突撃艇の操作方法

どこにも説明ないのだが、たぶんLは発進 Launch という意味だと思う。

  • 押すと手動で発艦させることができる。
  • マウスドラッグするなどして突撃艇たちをとにかく選び、惑星を左クリックして攻撃に向かわせる。
  • しばらくするとアイコンはRに変わる。たぶんReloadまたはRecoverという意味だと思うが、勝手に戻ってくるので、とくに押す必要はない。

なお発艦後に突撃艇母艦を逃がすつもりで最高速に加速すると、突撃艇は攻撃を中止して帰還してしまうので注意すること。
また突撃艇が攻撃を終えて帰還するときには母艦は最低速に減速させられるので注意すること。

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なお個別に発艦させる方法だけでなく、まとめて発艦させる方法もある。
どこにも説明はなく分かりにくいが、画面右端に階級章のようなマークがあるので、それを押すこと。

操作性とユーザーインタフェースがひどい点についての対策

前作SotS Primeと比べてわかりづらくなった。
どの画面で何をすれば何が起き、何の効果があるのか解説されていない画面要素が多く、たいへん不評である。直観的に分かりにくい点が多々あるので、ハマった点を解説する。

帝国管理 Empire Manager /帝国財政 Imperial Treasury 画面の意味が分からない

本来、スライダーのインタフェースでは設定できないハズの投資配分のような意思決定を、ムリにスライダーで設定させているため、この画面で真面目に詳細設定しようとすると、頭が狂いそうになる。そもそも円グラフをクリックして画面を開く操作も分かりにくいし。

  1. まず民間刺激策 Stimulus、貯蓄 Savings This Turn のスライダーを動かし、治安Security 以外の政府投資の割合をゼロにする。
  2. 次に一番上のスライダーで研究開発を最大にする。すると政府投資がゼロになるため、治安、民間経済対策 Stimulus、貯蓄 Savings This Turn のすべてがゼロになり、左上の円グラフの中に黒(汚職)が出るだろう。
  3. スライダーを左へ動かし、研究開発を減らしていく。円グラフで黒(汚職)の割合がゼロになったらストップ。円グラフのかわりに、支出 Expenses の汚職Corruption の数値を見てもよい。
  4. ここから調整を始める。個人的にはとても違和感があるが、まず毎ターン貯蓄したい水準を心に決める必要がある。例えば5万とか。
  5. 決めたら、一番上のスライダーを決めた金額分だけ左に動かす。
    研究開発が減ると、政府支出が増える。治安以外の2つをゼロにしているので増加分は、いったん治安に割り当てられる。
  6. 貯蓄 Savings This Turn のスライダーを動かして希望の金額にする。
    本例では貯蓄を調整したが、民間刺激策 Stimulus の場合も要領は同じ。1~3を行ったあと、4以降を貯蓄→民間刺激策に読み替えること。
  7. なお民間刺激策のうち採鉱 Mining と交易 Trading は、関連技術を開発するまでは、投資をしたところで何の効果もない。

慣れれば、上記以外のやり方で微調整もできるようになる。とはいえ民間刺激策と貯蓄の両方を同時かつ正確に設定することは至難なので、一方を調整するときは他方をゼロ付近にしておくに越したことはない。

政府支出がゼロになり、配分が調整できなくなった

歳入ゼロをどのように配分してもゼロなので、率を調整するに過ぎないスライダーをいじっても金額は変化せずリカバリできない。まず税率を上げて財政収支をプラスにすること。

艦隊を動かし忘れてしまう

ターンの終わりに、動かしていない艦隊がいるという注意喚起が出る。
どうすれば動かし忘れないか。

事件報告をクリックして逐一指示
  • 画面の一番下にティッカーが流れているが、場所が表示されていないので、はっきりいって役に立たない。
  • ティッカーの右に、トランプの山札みたいなボタンがあり、その上に表示されている画像(左図)をクリックすると艦隊がいる星系にジャンプするので、これを1件ずつ潰していくのが基本作業。
  • 潰す作業を開始する前に、左向きの▲ボタンを連打して手動で巻き戻すこと。中途半端な位置の報告から始まっていることが多いので。

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艦隊総覧 Fleet Summary から指示
  •  星図画面左上にある7つのボタンのうち、右端のボタンをクリックして艦隊総覧を見る。*階級章ワッペンのようなマークが3枚あるアイコン
  • 艦隊名の真下に、その艦隊がいま何をやっているか表示されている。任務なし No Mission の艦隊をダブルクリックして艦隊の居場所にジャンプし指示を与える。
  • 帰投中 Return の艦隊についても航続力が残ってさえいれば実は続けて指示できる。
  • 建設船 Constructor と殖民船 Colonizer は任務が終了したターンに任務を解除すれば、次のターンを待たずに1ターン早く指示できる(バグ?)。

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  • 艦隊名は、当面の任務と指揮官の特徴を示すようなものに変えておくと艦隊総覧での確認や意思決定が楽になる。(Pathfinder、Surveyなど)
  • 動かすつもりがない艦隊は、予備 Reserve にしておけば動かし忘れの警告は出ない。
事件履歴(Event History)で見落としがないか確認
  • トランプの山札みたいなボタンを押すと、数ターン前の履歴も含めて確認できる。
  • 敵艦隊や災厄の来襲警告などが出ていないか確認する。
  • しかし大変遺憾なことに、ここで事件をダブルクリックしても、その星系や艦隊にジャンプはしないので、上の画面で潰した後にモレがないか確認する程度にしか使えない。

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建設や殖民が終わっても任務続行扱いになっているが、任務を解除すればそのターンのうちに指示できるので、完了したと通知された艦隊の任務は手動で解除すること。

再配置 Relocate がなぜかできない

前作SotS Primeとは異なり、艦隊は任務を終えると所属基地に戻ろうとする。
艦隊を最前線近くに再配置 Relocate する操作を頻繁に行うのだが、ときどき再配置のメニューが使えなくなり、理由が分からず戸惑うことになる。

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星系名の下に収容上限が書いてある

星図画面で、星系を目いっぱいズームすること。
ちゃんと書いてあるでしょ?...見えない位小さい字で。

この例では巡洋艦69隻相当(CE69)が収容上限で、そのうち21隻相当(CE21)が配備済み。つまり、あと巡洋艦48隻相当(CE48)の余裕がある。
収容限界を超えないのであれば再配置を指示でき、到着次第、星図画面にも反映される。

収容上限は初期ではCE0~6位だが、殖民すれば6増え、海軍基地 Naval Station を建設すればさらに上限が増える。

  • 上限を超えるような新たな再配置の指示はできないので、上限を超える規模の艦隊は再配置の候補リストに表示されない。艦隊を再編成して着地の上限を超えない以下に規模を減らせば表示される。
  • 艦隊が別々であれば、着地の上限を超える再配置の指示はできてしまうのだが、艦隊は出戻りになるので気を付けること。
  • 艦隊を再配置する指示をした後に艦隊編成を行って艦隊の隻数を増やし、その結果、着地の上限を超えた場合、これも艦隊は出戻りになるので気を付けること。
  • 2つの艦隊間での再編成について、上限を超えないような場合(艦隊Aの2隻を艦隊Bに移動など)であっても上限を超えるから再編成できない旨のメッセージが出てしまう。
    その場合には艦隊を解散していったん予備に戻す。もしくは予備経由で艦の受け渡しをする。予備は上限に参入されないので再編成できる。
  • 予備の転送 reserve transfer や命令時に同時に行う基地の変更 rebase 指示は、上限を超えて行えるので便利。殖民船、建設船などは任務の指示と同時に、新たな任務地への再配置も行える。
    わかりにくいが任務を行う艦隊を選ぶ画面の右上のほうに、その指示をするボタンがある。
  • 配備上限を超える再配置を行うには、艦隊を哨戒 Patrol 命令で目的地上空までいったん飛ばしたあと手動で全ての艦艇を予備に移して艦隊を分解するか、予備の移動を活用すること。

宇宙基地 Station を建設する場所を指定できない

指定しなければ勝手に適当なところに建設されるが、指定しようとするとハマる。
画面が見づらく操作回数が多いので、指定できないように感じてしまう。

  1. 惑星を選択して右クリックし、プルダウンメニューから宇宙基地を建設 Build Station を選択。
  2. 範囲内にいる艦隊 Fleets In Range から建設艦隊 Construction Fleet を選択
  3. 右下の宇宙基地を配置 Place Station ボタンをクリック
    基地1つ作るのにやたらと操作が多いが、ここまではできたとしよう。問題はこの後。
  4. 右下の宇宙基地アイコンをクリックした後、星系の画面を目いっぱいズーム
  5. 惑星や小惑星の周りを注視すると薄い灰色のマルが描かれているので、そのどれかをクリック
    ズームしないと配置先の場所も、配置される宇宙基地も肉眼ではほぼ確認できない。
    また薄い灰色のマル以外の部分をうっかりクリックしたときは、再び右下の宇宙基地アイコンを押さなければ位置決めをやり直せない。
    普通はドラッグで位置決めをやり直せるものだと思うが、そうではない。
  6. 右下の命令を確定 Confirm Orders

マルの色が白や黄色など明るい色にしておくだけで、ずいぶん見やすかったのですが残念です。
なお薄い灰色のマル以外の場所をクリックした場合、一見配置できそうに見えるが、命令を確定できない。

民間基地 Civilian Station 建てたが交易が始まらない

マニュアルを見て基本技術 FTL Economics を開発し、民間基地 Civilian Station を建設したが交易が全然増えない。そんなときには!

  1. 民間基地 Civilian Station にドック Dock を建設する。
    基地管理 Station Manager などから行える。Zuulの場合には繁殖基地 Breeding Station を建設する。ここまではマニュアルどおり。
    なお初期の3星系は人口が多いので、限界までドックを作るつもりで、民間基地を格上げし続ける位でちょうどよい。
  2. 少なくとも1隻は輸送船 Freighter を配備する、とマニュアルにあるが建造の仕方や建造すべき隻数が分からない場合には、星図画面左下にある星図表示モード Star Map View Mode を交易 Trade に切り替え、下図の画面を表示させて所要を確認しながら輸送船の建造を行う。

初期の3星系は人口が多いので、輸送船もドンドン作る(もしくは民間に作らせる)位でちょうどよい。

輸送船の建造 Build Freighter
  • 星系から輸出できる物資総量がGoods:○、ドックの空き容量がFreighters: △で示される。
  • Goods > Freightersのときはドックの空き容量が足らない。民間基地のドックモジュールを増やす。上限に達したら基地本体を格上げ Upgrade して、同様にドックモジュールを増やす。
  • ドックの空き容量△ができたら、輸送船を建造してその空きを埋める。埋まると▲に塗り潰される。
  • 惑星の建設 Construction と交易 Trade スライダーを調整して▲と●を同数にする。

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うっかり輸送船の建造 Build Freighter を押しすぎてしまった場合は、星図表示モードを通常 Normal View に戻し、その惑星の艦船建造 Build Ship 画面にある建造待ち行列 Build Queue に入っている建造の注文を取り消せばよい。

交易収入 Trade Income を帝国管理 Empire Manage 画面で確認
  • 金額の内訳は分からないが、交易の総額は示されている。
  • 星図表示モードを交易に切り替えると、物資 Goods の○表示が●表示に変わっているので、どの星系が貢献しているかは大体想像は付く

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なお上記は、プレイヤーが自ら輸送船を建造する方法の説明となっているが、経済活動にテコ入れ(StimulusをTradeに振る)することで、2隻目以降の輸送船の建造を民間に任せることもできる。

ドックの空き容量を増やすさいに、基地管理画面で注文を確定 Confirm Order するのを忘れないように。この画面に限ったことではないが、何を行う場合でも、確定をしなければ注文はされない。忘れがち。

巡視艇 Police Cutter も開発するとよい

  • 民間基地を建設すると、そのうち海賊船 Pirates が出没するようになる。
  • 巡洋艦 Cruiser の船体設計 Ship Design で巡視艇 Police Cutter を開発し建造する。
  • 星系の防衛 Defense に5隻ずつ配備する。
    予備 Reserve や艦隊 Fleet ではなく、防衛 Defense に配備する必要がある。

また海軍基地を2レベルにする必要がある。

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同じドック Dock であっても、民間基地 Civilian のものしか交易の役には立たない

 Dock:
◆Naval: +2%/module ship build efficiency
◆Diplomatic, Gate, Science: -2%/module station support costs (all have the same description as the diplo station)
◆Civilian: "docking for a freighter fleet and +1 potential trade movement"

 出典:Stations Manual - Steam Users' Forums

艦隊の再編成を行いたいができない

前作StoS Primeでは生産が完了すると勝手に適当な艦隊が作られ、すぐに行動できて楽だったが、StoS2では指揮官や旗艦を割り当てることが必須になっているので艦隊の再編成をよく行う。

マウスで正確にポイントしてドラッグ&ドロップ

星系の表示中に艦隊タブから再編成する場合:
1.艦隊名の左にある右向き▲を押すと、艦種別の編成が展開表示される。さらに艦種名の左にある▲を押すと、個艦単位の編成が展開表示される(左図)。

2.異動させたい個艦をクリックして選び、例えば予備 Reserve や別の艦隊 Fleet の上に「極めて正確に」ドラッグ&ドロップすれば配属される。
*個艦と同様、艦型単位での再編成も可能。

艦隊総覧 Fleet Summary から再編成する場合:
微妙に操作が異なり分かりにくいが、異動先の艦隊の編成を展開してからドロップすればよい。

なお指揮点(CP)を超える再編成はできない。

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予備の艦隊をかき集めたいのだが旗艦 Command Ship が足りない

再配置 Relocation に予備の移送がある

再配置のさい、旗艦ナシで予備の艦船を移送できる方法がある。きわめて多用するが、わかりづらい。

  1. 集結させたい星系を右クリックし、再配置 Relocation を選択
  2. 画面左下の予備の移送 RESERVE TRANSFER をクリック
  3. 表示された画面で、Caravan Fleet(この名称の由来は不明)に再配置したい艦船をドラッグ

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予備(Reserve)を戦闘配置できる?
  • Battle ManagerでNoneのあたりをクリックしてドラッグすれば、予備 Reserve を直接、戦闘画面に配置する操作が一見できるようだ。
  • ただし実際の戦闘画面には登場しないので意味はない。何だよそれ。

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船を修理(Repair)したいがやり方が分からない

人口や産業の大きな星系でない限り、修理ポイントが少なすぎて修理が全く進捗しないので、自分が操作ミスをしているのではないかと誤解する。

  1. 再配置や予備の移送でいったん母星に戻す。そこで修理させるのが早道のため。
  2. 星系をクリックし、修理ボタン(レンチのアイコン)をクリック
    一番上の青色バーで表示されている利用可能 Available が投入できる修理ポイントを表し、二番目のバー所要 Required が必要な修理ポイントを表す。
  3. 全て修理 REPAIR ALL をクリック
    利用可能 Available のバーが縮み、必要 Required のバーがゼロになる。
    艦船の赤いバーが縮み、青いバーで塗り替えられる。
  4. 修理を確定 CONFIRM REPAIRS をクリックする。忘れがち。
  5. 修理は即座に行われる。
全て修理 REPAIR ALL をクリック

母星であれば十隻以上の艦隊でもすぐに修理できる。
赤いバー(損傷)が青いバー(修理)で塗り潰される。

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自動解決にしたつもりが手動解決になった

左側中央のボタンを押すこと

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右側に、なるべく平和的に自動解決するといったハトのマークのボタンがあるが、それだけ押しても自動解決にはならない。左側中央のボタンを必ず押すこと。

同一星系で複数の艦隊が交戦するさいの指示の仕方が分からない

1ターンに複数の交戦が発生した場合には、交戦ごとに設定できる。画面の左上の方、視界の隅に、すべての交戦における設定が星系名付き、序数付きで表示されている。分かりにくいが。

  • 画面の左上に、交戦が発生している星系が列挙されている。
  • 複数の艦隊が交戦する星系については、1、2・・・という序数と交戦マークが表示されている。
  • 1を選び、交戦させたい艦隊を左下の艦隊一覧から選ぶ。
  • 2を選び、交戦させたい艦隊を左下の艦隊一覧から選ぶ。奇妙なことに、1で選んだ艦隊を選ぶこともできるので、同じ艦隊を何度でも戦わせることができる。
    例えば3つ艦隊がいるとした場合、惑星攻略のさいに突撃艇母艦 Assault Shuttle Carrier の艦隊を3回連続で選ぶこともできる。

武器の威力がイマイチよくわからない

研究開発 RESERCH 画面でチェック

普通の感覚だと、船体設計の画面が一番情報量が多いと考えるだろう。
しかし実は、研究開発 RESEARCH の画面で詳細 detail を押したときの方が詳しくわかる。

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それも面倒な場合には、武器の一覧がまとまっているWikiを見る。

www.gamefaqs.com

Zuul (Suul'ka Horde)で奴隷を集める方法がわからない

  • 拉致船 Scavenger Ship を含む艦隊で敵の惑星がある星系に侵攻し、奴隷円盤 Slave Disk を発艦させると、惑星に降下して15百万人くらいの奴隷を集めて戻ってくる。
    円盤が本船に戻ってくれば奴隷は積載されているのだが、奴隷を集めてきたことを直接に示すフィードバックや表示が一切ないので不安に感じる。
    拉致した奴隷は、艦隊が根拠地に帰投したときに降ろされ、そのタイミングでは事件報告に人数が報告される。
  • 生贄基地や繁殖基地を建設すれば、特に侵攻しなくても近隣から一定数の奴隷を入手できる。
    ただし拉致船と比べるとかなり少ない。

コツの調べ方

  1. マニュアルをタブレットなどにダウンロードして熟読し、不明点は適宜参照するのが基本。
    http://cdn.akamai.steamstatic.com/steam/apps/42990/manuals/SotS2_v1-2b_010612.pdf?t=1367413663
  2. ほぼマニュアルでカバーされている内容だが、百科事典 Encycropedia にも補足説明がある。
  3. 記載のない事項については「SotS2」と検索したいキーワードでGoogle検索する。
  4. 「Stos2 wiki」でGoogle検索すると出てくるWikiを参照してもよい。
    どのWikiも途中で力尽きているので拾い読みする必要がある。

    sotsii.wikia.com

    www22.atwiki.jp

  5. 「Stos2 Review」でGoogle検索すると出てくるレビューを参照してもよい。
  6. 経験豊富なSci-Fi 4Xゲーマでもハマってしまうところがどこか分かる。
    戦闘などはYoutube動画を閲覧するとよい。英語だが。有志によるチュートリアルも散見される。

戦闘画面での命令方法の早見表

マニュアルをよく読むと、全てのアイコンの意味や操作方法は解説されているのだが、図解が乏しい(文字で一所懸命に説明)。そのため早見表がWikiで公開されている。
ここでの記事にある戦闘画面の早見表 Elouda's Tactical Combat Guide の印刷向きバージョンを印刷しておくとよい。
特に#2の装甲と兵器の貫通力についての解説(102)はマニュアルにも解説がないので必読。

sotsii.wikia.com

船体設計時の各数値の意味

船体設計時の各数値の意味などがかなり解説されているAAR。

lparchive.org

航続力さえあれば戻らなくても任務続行は可能です。

任務が完了すると帰還 Return しようとするが、実は航続力 Endurance が残っていれば、ここで黙って帰還させず、さらなる任務続行が可能。例えば、もう1つ先の星系まで調査 Survey させることができる。
但し、艦隊を右クリックする方法では、継続任務を与える指示はできない。目的地の方をクリックして任務を与える方法で指示するしかない。分かりにくいのだが。

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1ターンめは船体設計の試作 Prototyping が無料だと聞いたが何をすべき?

  1. ゲーム開始時に用意されていない艦種の巡洋艦は試作して全種類揃えておく。
    Repair and Salvage、Boarding、Drone Carrier など
  2. 半端な設計の船体は設計し直す。
  • 序盤は武装より航続力 Endurance を重視したほうがよいが、ほとんどの艦種でエネルギー過剰/補給不足気味なカス設計となっている。海兵隊  Semper Fi など無用なモジュールを補給 Camel に交換して航続力を伸ばす。
  • 主砲 Large Turret、副砲 Medium Turret は質量弾 Heavy/Mass Driver とし、目標指定は全て(ALL)
  • 艦尾の副砲はミサイルに変更、目標指定は全て(ALL)
  • 機銃座 Small Turret は最安値のレーザー Green Beamer とし建造コスト削減、目標指定は対空砲火 PD。
  • 装甲の技術オプション Tech Options のPolysilicate Alloyは外して建造コスト削減

交戦距離は副砲優先(★マーク)

 出典:Rough Guide to Sots2

ミサイル迎撃試験をしてみると機銃座の対空砲火は大抵当たらないので、ここは紫外線レーザ、目標指定は全て(ALL)のまんまでもいいかもしれない。
交戦距離の設定(★マーク)は、少しでも兵装をいじると解除されるので、保存直前によく見返すこと。

 なお船体設計画面には、新しく艦を設計するというボタンが無い。
既存艦の設計を開いて編集し、編集後の設計を別名で保存する操作となっている。分かりにくいが。

星系を探索したら、Asteroid Monitorが居座っているんだけど

未知の災厄 Unknown Menace の一種で、コツを知らないと太刀打ちできない。

  • 司令部 Monitor Command のトランスポンダーを破壊すると、Asteroid Monitorを接収する技術を特別プロジェクトで開発できるようになり、開発完了すれば接収することができる。
  • うっかり司令部全体を破壊してしまった場合には、戦闘は直ちに終了して残余のモニターは除去される。殖民はできるが接収はできなくなる。戦闘画面を拡大して、よく狙うこと。
  • 狙うべき司令部の位置は、戦闘開始直後にセンサー画面を表示させると青い半透明の球体で表示されているので大体の位置までは分かるはず。艦隊の出現位置から遠い場合には小惑星帯に近づきすぎないようにして接近すること。さもないと司令部以外のモニターから容赦なく発射されるミサイルでズタボロにされる。

なお初心者はゲーム開始時のオプションで、未知の災厄を無効にしておいたほうがいいとマニュアルには書いてある。

司令部とモニター10基を発見
  • 旗艦1、補給2、装甲3の調査艦隊がAsteroid Monitorに遭遇。
  • 即刻、退却 Retreat させたが旗艦はミサイルの集中攻撃を食らって機関部を全損。
  • なんとか這いつくばって戦闘区域から脱出したが、到底勝てないので艦隊はケツまくって退却 Retreat

まともに戦うとこうなる。

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司令部のトランスポンダー

トランスポンダー(上部にある金色のお皿部分)だけを破壊すれば直ちに戦闘は終わり、他のモニターはそのまま存在するが以後戦闘は発生しなくなり、殖民もできるようなる。またAsteroid Monitorを接収する技術を特別プロジェクトで開発できるようになり、開発完了すれば接収することができる。

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幽霊船が出てきて惑星が瞬殺されました

Wikiにどういう災厄か説明がある。対策については、フォーラムもしくはGoogleで検索する。

steamcommunity.com

亡霊(Spectre)が母星に襲ってきた

よく分からないが母星と戦って中3匹と小1匹が撃退され、惑星の人口が2800万人くらい減らされたくらいの被害で済んだ。

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大3匹、中4匹、小1匹が母星に襲来
蟲の女王 Swarm Queen が襲ってきた

女王の部下どもに襲われた惑星は助かりませんが、女王本体の攻撃力は大したことありませんので倒せます。

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蟲の女王 Swarm Queen

きなり遭遇すると対処がとれない未知の災厄 Unknown Menace を調べるのに便利。

wiki.swordofthestars.com

きなり遭遇すると対処がとれない未知の災厄(Unknown Menace)を調べるのに便利。
SotS Primeの記事だが、だいたい同じことが当てはまる。

swordofthestars.wikia.com

未知の脅威からの防衛のしかた

  • 方法はいろいろあるが、BR (Battlerider) Platformを3つ建設して、それぞれに3隻ずつ Patrol BR (Battlerider)を詰めておくと、かなりの種類の脅威を防げるようだ。
  • 人口が多いほどミサイルが増える heavy planetary missiles などもお手軽

艦隊以外の方法で星系を守る方法について討議されている。最後の方は、討議というより喧嘩だが。

www.kerberos-productions.com

自動化設定

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Auto Patrol 以外はオンにしておくとよい。

前作StoS1ではランダムに星図を生成できるが、Stos2ではできないのか?

どうやらできないらしい。シナリオも(機能はあるが)一つも登録されていない。

外交していると敵の元首が狂っているとしか思えない

突然、遠く離れた星系の情報提供を要求してくるなど、意味不明の外交要求が来ることが多い。
交戦中にも技術支援や星系情報を要求してくるなど、正直なところ狂っている上、とくに外交が重要なゲームでもないので、あまり気にしないで戦争に励むのが吉。

ちなみに諜報 Intelligence もイマイチ意味が分からない

大成功したらしく、いくつかの星系を調査できますよといった感じのメニューがあったので選んだが、それっきり何も表示されない。
しかし数ターン後に、大量に報告がきた。

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大成功 Critical Success だが効果は不明

研究開発が100%を超えているのに完了しない

普通。150%で必ず終わる。50%を超えていれば、早く終わることもある。
このため、50%を超えるまでは全力で研究開発投資を行い、超えたら投資を減らすといったマイクロマネジメントをつい行いたくなる。

研究開発投資のバーが3種類もあるが何者?

マニュアルに記載があるが、通常プロジェクト以外に、特別プロジェクト Special Project、サルベージプロジェクト Salvage Project という観念があり、それらに着手した場合に研究開発投資を割り振るためのもの。

  • 特別プロジェクトは未知の災厄や独立勢力の発見などにより発動する可能性があり、サルベージは敵艦隊や惑星との交戦により発動する可能性がある。発動した場合は、事件報告にその旨が報告され、研究開発画面でプロジェクトを選択できるようになる。
  • 研究開発画面の右下に、特別プロジェクト、サルベージプロジェクトのアイコンがある。

民間刺激策 Stimulus の投資対効果が分からない

民間投資を刺激すると、建設費/維持費がかからない輸送船が建造されたり、勝手に殖民が行われたり、採掘場が建設されるが、いくら投資したらいくらの見返りがあるかは判然としない。

  1. 前提となる技術が開発されていなければ、たとえ投資しても見返りはない
    採掘 Mining:Mega-strip Mining、交易 Trade:FTL Economics
    前提技術はなくてもスライダーは動かせるのが、これまた紛らわしい。
  2. 大量に投資しても1ターンに1つしか見返りはない
    採掘場、輸送船が2つ以上現れることはない。
    金額の目安としては、自分で建造/建設するのと同額~半額程度を投資するのがよい。つまり維持費相当がタダになると考える。
輸送船の建造コストと同額(42,000~62,000くらい)~半額が妥当
  • 民間経済刺激策 Stimulus に150,000ほど割り当てたら、1隻くらい造られた。
  • 1ターンに1隻以上は作られないので、輸送船の建造コストと同額(42,000~62,000くらい)~半額が妥当だと思う。

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植民地の生命維持コストがいつまでもマイナスのまま

維持コストを減らすにはテラフォーミング

気候条件 Climate Hazard のせい。インフラ Infrastructure ではなく、テラフォーミング Terraforming に投資すること。

左図の惑星の場合、殖民船2隻の支援のもとでテラフォーミング投資を上限いっぱいにすると:

  • 1ターンで20,789が16,749へ改善
  • インフラは25から29へ改善(投資ゼロだけど)
  • 気候条件は195から175へ改善
  • 人口は4000名くらい増加(支援の効果含む)
  • 生態環境は4,047から3,947(悪化)

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開発済み植民地 Developed Colony になったあとは、最初の殖民支援による人口微増などどうでもよかったのではないか?と思えるくらいのペースで激増し、たちまち人口上限に到達する。

殖民の刺激をしても人口増加速度はあがらない

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試しに36万殖民に振ってみたら:

  • 臣民45,540,378だったのが、1ターンで2倍の95,540,378に
  • 収入も3,053から6,399へ倍増
  • 産業は1,027から1,243へ20%増

なお次のターンには端数(2,000弱)にしてみたら:

  • 臣民は145,540,378に
  • 収入は9,755に
  • 産業は1,472に

調べたら殖民の刺激は、人口増を促すわけではなく、民間で勝手に殖民星を作るという意味だった。36万返せw

TheSotsverseの推奨配置

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この星図における勢力の配置を推奨しているが、自動配置はされない。この順序に自分で指定する必要がある。
そのうえ、この画面は指定のさいには参照できないので、ここに備忘として載せておく

勢力ごとのTAR/AAR

Hiver

このゲームのおかしなUI、バグをたくさん指摘し、最後はSotS1に戻りますと語っており、ある意味たいへん共感できる。

Sword of the Stars 1 & 2 Part #1 - Turns 1-21

Suul'ka Horde(通称:Zuul)

海賊行為、人さらい、親分召喚など固有のアクションが多い勢力なので参考になる。

The Zuul: A Comprehensive Guide - Kerberos Productions

Loa

steamcommunity.com

イースターエッグ

ハロウィンが近づくと惑星がカボチャに

イースターエッグ(?)
これ作っているヒマあるなら少しでもUX改善せい。

と思っていたら、Hiver AARの作者も、ツールチップのスペルミス直せと主張しており仲間が居た気分(w

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クリスマス

惑星がサンタの帽子をかぶる。
要らん。どうやったら消せるんだよ!

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