そういう、モデルなんです。

ビジネスモデル、3Dモデル、設計図、模型などの現状と動向を考察、関連書籍の紹介

ASEAN各国での自動車・自動車部品産業の生産拠点配置や再編について

現在ASEANの中ではタイが自動車輸出でトップであり、国際競争力指数においても日韓と同等のトップレベル。

タイ、インドネシア、マレーシア、フィリピンなどには日本から完成車メーカーOEMや自動車部品 Tier 1~4 メーカーが多数進出していて、日系企業からスピンアウトした経営者が起業したようなローカル企業も勃興している。

ASEAN各国がそれぞれ異なる自動車産業育成の国策をとり、それに対して自動車産業がそれぞれ最適な生産拠点の配置、生産する車種やモデルの選択、国策への対応をとった結果、今のような勢力図になったということがよくわかった。

ASEANにおける日系企業のダイナミクス

ASEANにおける日系企業のダイナミクス

 

 生産拠点配置のパターンを W、X、Y、Z 、Z' のような感じに分類してモデル化した「生産工場配置と(生産する車種の)モデル配置」という図解や、

国際競争力指数のグラフなどがあり、分かりやすかった。