OKR は、Object - Key Results を略したもので、グーグルやメルカリも採用している目標管理のフレームワーク。
いわゆる等級・資格ベースの人事制度のもとで行われる目標管理 MBO が最早有効に機能していないことから、新たな目標管理・評価のフレームワークとして採用が相次いでいる。
トップレベル、部門レベルの目標管理については、正直いって従来の事業計画・実行管理のやり方と大差はない。もともとストレッチ・コミット目標の設定だとか、半期単位での振り返りなどは普通にやっているだろう。
しかし、トップレベルのOKRをチームレベルのOKRに連結させていき、チームOKRで行っていく対話・フィードバック・承認のサイクルによる継続的パフォーマンス管理については中々徹底が難しいところで、ここが定常的にできれば従業員満足度も上がるだろうし業績も上がると感じた。
そこを定着させるための取り組み方について、かなり詳細に解説している感じだ。
末尾にはOKR導入事例として
- NTTコミュニケーションズ
- ユーザベース
- スタイラー
- Ubie
- ジェナ
- クリエーションライン
- トライアルカンパニー
などが例示されている。