そういう、モデルなんです。

ビジネスモデル、3Dモデル、設計図、模型などの現状と動向を考察、関連書籍の紹介

スマートフォンを ASUS Zenfone 2 から Oppo A 73 へ機種変更してデータ移行

6年ぶりにスマホ Zenfone2 を更新した

エイスース ASUS Zenfone2 というスマホを6年ぶりに機種変更して更新した。
2015年当時はモンスター(性能怪獣)などと自称していた Zenfone2 だが、

tombi-aburage.hatenablog.jp

  • 内部ストレージ32GBでは不足気味になってきた
  • バッテリーがすぐにあがってしまうようになった

ことから更新することにした。

  • 画面は大きくて日本語入力は ATOK
  • ホーム、戻るなどのボタンなどが物理ボタン
  • 性能についても、今でもそんなに悪くはない

のだが、エイスース ASUSのサポートはとにかく最低だったので、それ以外のメーカーの機種を選定することにした。

tombi-aburage.hatenablog.jp

もっとも ASUSSIMフリースマホ市場からはすでに追放され気味のようで、格安 SIM フリースマホOppo と Xiaomi の中国勢が牛耳っているようだった。

オッポ Oppo A73 という格安スマホを購入した

オッポ Oppo A73 という格安スマホを購入した
古い方の Zenfone2 は子供に持たせるスマホにでも転用して、自分は新しい格安スマホを使うことにした。店頭での売れ行きナンバーワンの格安スマホがこの Oppo A73。 

  • 画面上での指紋認証、顔認証などの生体認証があるのでゼロトラスト環境でやたら増えた認証要求を処理するのに便利そう
  • ストレージは64GBしかないが、それでもZenfoneの2倍はある

ので多分これで十分だ。一方で

のだが、ほとんど在宅勤務になっているので、いまさら不要だろうと判断した。

これらがもし必要なのであれば、売れ行き2番目の Reno5 A というワンランク上のモデルもあったが、価格は2倍以上なのでスルーした。 

BICSIM (IIJmio) の音声SIMを追加購入したら端末代金は6,000円弱に

子供に持たせることになった型落ちスマホ Zenfone2 にも何らかの SIM が必要になったので、BICSIM (IIJmio) の音声SIMを追加購入したところ、スマホとのセット購入の割引が適用されて 6,000円弱で購入できた。

BICSIMのキャンペーンサイトには、音声SIMをMNP転入で申し込みの場合、端末セットキャンペーンの特典を提供する旨の記載があったので、てっきり乗り換えの場合しかセット割引は利かないと思い込み、IIJmio の機種変更キャンペーンにでも乗っかって別途購入するつもりでいた。

しかし SIM の契約事務をやってもらった店員の方が、新規の音声SIM契約でもセット割引は利くと教えてくれたので即決で店頭にて購入した。

6,000円弱であれば、壊れても全く悔しくないし、なぜかは知らんが BICSIM サイトの端末セットキャンペーン一括払い 7,000円弱よりもさらに1,000円ほど安かった。

旧機種 Zenfone2 と新機種 OPPO A73 とでは、そもそもSIMカードのサイズが異なっていたので、BICSIM (IIJmio) の SIMサイズ変更も行った

SIMカードのサイズは3種類あり、小さいサイズのSIMカードスロットに、大きいサイズのSIMカードを挿すことは当然ながらできない。

bicsim.com

なお逆は nanoSIM変換アダプターというスキマ材をあてがえば可能で、数年前に海外出張したさいにジャパエモの変換アダプタを買ってはあった。

Zenfone2 を購入した2015年当時の機種では microSIM が主流だったので、

  • 旧機種 ASUS Zenfone2 は microSIM スロット
  • 旧機種 Zenfone2 に挿しているSIMカードも当然 microSIM サイズ

となっていたのだが、

  • 2021年現在では nanoSIM が主流になっており
  • microSIMのスロットを装備した機種は、今となっては全く見当たらない

しかしながら、

  • 今まで利用していた音声SIMの電話番号は当然維持したい

ので、新機種 OPPO の方に差し込めるよう、nanoSIM へのサイズ変更を行った。

SIMを古い方から新しい方にタイムラグなしに切り替える手続きは店頭で完結させることができる。

  • 通信の契約はそのままで、マルチSIMが新規発行され、
  • かわりに古い方のSIMについては通信機能が殺されて無効になる

ただし店頭での待ち時間は、それなりにかかった。

  • 契約事務処理のさいに IIJ のセンター承認待ち?が長く、店員がリロードボタンを何度も連打して努力?していたが、それでも1枚あたり10分くらいかかった
    お客さんを前にした店員によるこの連打行為は、全国で行われていることだろう...
  • その後、SIMの有効化完了まで、30分くらいの待機時間があった
    先に SIM の手続きをやったので、待機時間は店頭で新機種を物色する時間に充てることはできた。

今回はサイズ変更と新規購入でカード2枚分の手続きを行ったが、費用や清算方法は異なっていた。

  • 現在利用中のSIMのサイズ変更には手数料がかかり、3,000円くらい
  • これは IIJ がクレジットカードから引き落とすので、店頭での支払いはナシ
  • 新規発行分は常時キャンペーンが発動していて、実質無料(1円)

Oppo A73で電話のテスト

ビックカメラ店頭でのSIM購入手続きと、新端末 OPPO の調達には、なんだかんだで1時間ほどかかったが、無事に完了したので新端末とSIMカード2枚を持って帰宅した。

スマホなので色々とアプリや設定の移行は必要なのだが、まずは新たに購入した音声SIM と、サイズ変更した音声SIMの疎通確認だけを先に行う。

  • 旧機種 Zeonfone2 に、新規購入した microSIMサイズの音声SIMを挿入
    電話番号は 070 から始まる番号が発行された。SIMカードはマルチSIMの方がよかったのだが、開封してみたら microSIM専用のSIMカードだった。
    しまった、在庫品処分しやがったな…
  • 新機種 OPPO に、サイズ変更した nanoSIMサイズの音声SIMを挿入
    電話番号はそのままで、SIMの大きさだけが microSIM から nanoSIMに変わったので、nanoSIMを差せば電話はすぐできるはず

新機種 Oppo のSIMスロットの取り出し口を開けるため、側面にある小さい穴に付属のピンを恐る恐る差しこんだ。しかしトレイが開かない…

マニュアルを確認したら、根元まで深々と容赦なく挿すような図解だったので、そのとおり根元まで押し込んだら取り出し口が飛び出てきた。さっそくスロットに nanoSIM を嵌めて通話テストをした。特に問題はなく、音声通話ができた。

まず、Google アプリでのコピーが行われた

だいぶバージョンは違うが Android スマートフォンどうしだからか、Google アプリを使ったデータ移行が最初に行われた。

  • 2台のスマホを並べて、移行元 Zenfone と移行先 Oppo の両方の電源を入れる
  • 同時に Google アプリ(Gマークのやつ)を起動して移行を開始

すると、古いデバイス ASUS Zenfone2 と新しいデバイス OPPO A73 をペアリングするような画面が表示された。

両方の端末で Bluetooth が起動しているようなので、おそらくは Bluetooth での近距離通信ではないかと思われるが、一応 WiFiネットワークも同じにはしてあるつもり。

古いデバイスでシェイプを確認してください

新しいデバイスでシェイプを確認してください 

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古いデバイス ASUS Zenfone2 側で、コピー開始を指示する。

古いデバイスで続行してください

新しいデバイスへのコピー 

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こちら古いデバイス ASUS Zenfone2 の様子。たぶん、Google アカウントをコピーしているのだろうと思う。

アカウントをコピーしています...

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新しいデバイス OPPO A73 の製品機種番号 CPH2099 が表示され、そちらでセットアップを続行するように指示されたので、そのとおりにする。

あと少しで完了です。CPH2099 でセットアップを続行してください

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アカウント情報を取得しています... 

あと少しで完了です。CPH2099 でセットアップを続行してください

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これでアカウントが移行されたらしい。移行元の旧機種 Zenfone 側の Google アプリは用済みなので終了させた。

次に、移行先の新機種 Oppo の方の Google アプリには復元対象の選択という画面が出た。この後、30個のアプリやWiFiパスワードなどデバイスの設定などを軒並み引き継ぎ移行できるらしい。

写真等のコンテンツについては、移行すべき写真そのものがなかったので、どうなったのか確認していないが、Google アカウントで管理していた電話帳とかは、以前と同様に使えるようになった。

復元対象の選択

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次に、Oppo Clone Phone でのコピーが行われた

Google アプリでの移行と一体何が異なるのかは分からなかったが、OPPO が提供しているスマホデータ移行ツールが起動した。

www.oppojapan.com

これ自体は iphone から android データ移行もできるソフトだが、今回は android 同士の移行なので、多分 Google 移行ツール以上の付加価値はあまりなさそう。

これもやり方は似ていて、

  • 古いデバイス  OPPO A73 の方には、あらかじめ、Google Play からスマホのデータ移行アプリ OPPO Clone Phone をインストールしておく
    同梱のクイックスタートガイドに QRコードがあるが、小さすぎて旧機種 Zenfone2 のカメラと QR読み取りアプリ QR Droid では焦点距離を合わせることすらできず読み取れなかった。Play ストアで検索してインストール
  • 2台のスマホを並べて、おそらくは Bluetooth で接続
    さっき WiFiパスワードは移行されたようなので、今回は Bluetoothではなく同一のネットワーク ( WiFI ルータ ) に接続しているのかもしれないが確かめる術はない
  • 両方のデバイスで同時に OPPO Clone Phone アプリを起動

すると、古いデバイス ASUS Zenfone2 と新しいデバイス OPPO A73 をペアリングするような画面が表示された。

古いデバイス Zenfone2 側の OPPO Clone Phone アプリから、新しいデバイス側の  OPPO Clone Phone アプリが表示させている QRコードを読み取らせることで、ペアリングが行われるようだ。

今度の QRコードは十分に大きいので、これは古いデバイス  Zenfone2 のカメラでも読み込むことができた。

古い電話を使用して QR コードをスキャンします

新しい電話で生成される QR コードをスキャンしてください 

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Google アプリでの移行と一体何が異なるのかは分からなかったが、移行ツール  OPPO Clone Phone が端末のデータ一式を新しい端末に移行すると主張している。 

古い電話の移行を開始

これは古い電話です この端末のデータ一式を新しい端末に移行する

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この辺で何故か、新デバイス Oppo 側の画面が省電力モードになってしまったのか暗くなってしまい、ほとんど字が読めなくなった。新機種に慣れておらず、明るさを戻す方法が分からないので、そのまま続行する。

これは古い電話です データ移行が完了しました。新しい端末をご確認ください。

youtu.be

 

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移行アプリが終了したので、Android の設定画面を何とかして開いて、ディスプレイの輝度を上げた。明るさは自動調整になっていたのだが、何故か誤作動していた?ようなので、いったんオフにして手動で明るくした。

移行が完了しました。この電話は今すぐ使用を開始できます。
3.25GBのデータを4分で移行しました。

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アプリはコピーされたが、設定はおおむねコピーされていなかった

当たり前かもしれないが、アプリはコピーされたけれど、それぞれにログインするさいのアカウント情報などは一切コピーされていない。

1つ1つ新端末での動作確認をしながら、動作したものを旧端末から削除する。

LINE

店頭で入手してあった OPPO Reno5A のカタログ(紙)に LINE の移行手順が書いてあるページがあったので、それを見ながらやった。

途中で年齢確認の画面があり、IIJmio で確認を行おうとしたが、IIJmio の本人確認ができていないとかで年齢確認を通すことはできなかった。しかし、これはスキップできる(後で)手順だったので問題はなかった。

過去には興味がないので、トーク履歴は移行せず、バッサリ全部捨てた。
グループや連絡先(友だち)は移行されていたので問題はなし。

LINE Pay

6桁のPINを再入力するだけで、特に問題なし。
たぶん LINE の設定が先に終わっているので、そこで信用されたのだろう。

Evernote

無償版では、同時に利用できる端末は2台に制限されるのだが、ログインした後に、制限を超えた端末のうち、どれを無効にするかを選択すればよいので問題はない。

移行元の旧機種の端末名を選択して無効にした。

ヤマダデンキ

機種変更した場合には、このアプリから登録メールアドレスに再登録用のリンクを送信させて、それをクリックする手順が必要となる。押すだけで問題なし。

ビックカメラ

ヤマダデンキのように端末を識別はしていないようだ。問題なし。

お薬手帳 EPARK、kakari

お薬手帳アプリ、そろそろ統合してほしいのですが。薬局チェーンごとに別々にする理由ないよね?問題なし。

スマートホーム Kasa Smart

接続している WiFi ネットワークが正しく宅内LANとなっているか確認して起動。問題なし。

NAVITIME、みてね、みまもりSwitch

問題なし。

みおぽん IIJmioクーポンスイッチ

問題なかったが、ついさっき IIJmio のサイトで、新規契約のSIMとサイズ変更のSIMのギガプランのシェアグループ設定をしたせいか、IIJmioクーポンスイッチの画面のほうでは残量10MBと表示されている。

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IIJmioの会員専用サイトのデータ残量照会で確認すると、

  • シェアグループ全体では、総残量12,39GB
  • 2つに増えた( 音声 ・タイプD ) データシェア中のそれぞれの総残量は0.01GBずつ

のように表示されているので残量が消されたわけではない。

スマホ側でのクーポンスイッチの表示に意味がなくなっているが、そのうち更新されるのだろうか?それともシェアグループ全体の表示みたいな設定があるのか?

調べてみたら、My IIJmio アプリという別の専用アプリで照会できるようになる予定なのだが、開発が遅延しているらしく、2021年7月にリリースされなかった。Google Play へのリンクが張ってあるが押してもダウンロードできない。したがって今のところはデータ残量照会で見る方法で正しかったらしい。

データシェアをするとみおぽんアプリ上では、データ残量照会をご利用できません。新しいMyIIJmioアプリの提供開始まで、会員専用ページの残量照会をご確認ください。

飲食店クーポン Zeetle

機種変更する場合、旧端末側で SNS にバックアップ情報を保存する?必要がある。
記憶にないが、旧端末側で確認すると、昔 Facebook に保存するよう設定してあったらしい。

ポイントカードの画面にリンガーハット店舗のロゴが表示されなかったが、ポイント自体は移行されているようなので問題なし。

図書館横断検索 カーリル

アプリが起動しなかった。もっともこのアプリは、インターネットへのショートカットにすぎないという、そもそもふざけた代物なのだが。新端末からアプリを削除。

多要素認証 Microsoft Authenticator

SIMには依存していないようで、SIMを抜かれた旧端末でも引き続き利用できたが、新端末の生体認証で使いたいので移行した。移行というよりは、新端末へイチからアカウントを再設定する感じの作業手順だった。

手順は認証プロバイダごとにまちまちで、統一性はなかった。それぞれの手順を確認して再登録した。

新端末における生体認証の効果は...絶大だった。指紋認証するだけで端末ロックが外れるので、もはや8桁パスワードを何度も何度も入力する必要がない。