たまにしか点けない廊下のLED電球が点かなくなった。
LED電球は
- 白熱電球よりも数倍高い耐久性があり、
- しかも省電力
だと喧伝されていたので、数年かけて家じゅうの電球をLEDに少しずつ変更してきたのだが、どうやらLED電球の耐久性はカタログスペックどおりではないらしい。
- リビングの普通の蛍光灯(昔からあるリング状のやつ)が10年以上壊れず、
- 黒ずんですらもいない
というのに、順次配備してきたLED電球のほうは、わずか5年くらいの間に3つ位は壊れてしまっている。
高い割にすぐ壊れるので、もうLEDにこだわるのは止めて安物の電球に戻したほうがよいのではないだろうか?と思い始めてきた。
ということで、毎度おなじみヤマダ電機で安物を物色していたのだが、無い…無いっ!
今や棚のほとんどがLED電球になっていた。
LED電球もピンからキリまであって、高いものは4,000円位、安いものは2個で900円といった感じだった。
- LEDが長持ちしないのは、いつも最安の HERBRelax LDA4D-G-E を買ってたせいなのか?
2018年当時は1個1,000円、2019年1月に1個700円、10月には1個380円と暴落 - もしかして、この Panasonic の高級品にすれば長持ちするの?
そんな邪念が一瞬頭をよぎったが、やはり価格重視でいくことにした。
棚を丹念にチェックしていると、400円以下の電球が目にとまった。
ELPA の電球なのだが長寿命と書かれているので、ちょっといいものらしい。
白熱でも蛍光でもないシリカとかいう奇妙な横文字の名前がついていたので、近寄ってきた店員さんに、この電球(400円弱)とヤマダ謹製の最安LED電球(900円弱)は、LEDかそうでないか以外に特に違いはないのか?と尋ねてみたところ、違いはないとのことだったので、3組6本を購入した。
なぜ3組も買ったのかというと、ヤマダ電機の株主優待の500円割引券を使いたかったからだ。1,000円につき500円割引という券なので。
会計を済ませて家にもってかえり、取り付けてみたら仰天した。
なんとオレンジ色である。
パッケージには「ホワイト」と書いてあり、電球の表面も見かけ上は白いのだが、点けてみるとオレンジ色なのである。
もしかして取り付けているソケットのせいなのか?と思って、電球の取り付け先を別のソケットに変えてみても、やはりオレンジ色である。
逆に、取り付ける電球のほうをシリカではなくて他のLED電球に変えてみると、正しくホワイトだった。
ホワイトと書いてあるのに、なぜオレンジ?と思って、同時に買ってきた他のシリカ電球も試したところ、すべて同じだった。
ホワイトの箱にオレンジを詰めて出荷したんだろうと思って、ほんの1時間前に買ったばかりなのだが、返品しにいった。
シリカ電球というものは、ホワイトだろうとオレンジなんですよと諭されたが、こちらとしては結果としてホワイトの光になっていないと困るので、交換はしてもらった。
結局のところ、ヤマダ謹製の最安LEDに落ち着いた。
- YAMADA SELECT(ヤマダセレクト) LDA7D-G 2個で900円弱
いつまで耐久するか、試してみようと思う。