そういう、モデルなんです。

ビジネスモデル、3Dモデル、設計図、模型などの現状と動向を考察、関連書籍の紹介

AKROTIRI アクロティリは手軽な2人対戦ボードゲーム

2人用ボードゲーム
Railroad.ink ほどではないが、箱のサイズは小さいので持ち歩きできる。

14歳以上とのことだが、9歳でも別段普通にプレイできる。
よほど考え込まない限り、45分もかからないと思う。

NEW EDITION というバージョンが現在販売されている。旧バージョンと組み合わせると3人以上でプレイできるらしいが、試したことはない。

テーラ島という探検隊の出発点となる大きな島タイルの東西南北に、エーゲ海の島々を表象している小さめの島タイルを交互に並べていくことで、地図が四方に広がっていく。

島タイルを配置するたびに、タイル上に資源が2個ずつ配置され、それを探検隊の船で回収してテーラ島に持って帰って売却すると、資金が得られる。但し船には3個までしか資源を積み込めないので、うまくまとめて回収できるよう工夫することになる。

島タイルの置き方次第で、複数の島タイルの陸地部分がつながって、意外に大きな島が突然出来たりするのが面白い。その島が邪魔して、その先の島には行きづらくなったりとか・・・

資源回収で得た資金で、様々な難易度の遺跡(神殿)の所在地を示す地図を購入する。

地図が示されている条件に該当する場所(島)に船で向かい、そこで発掘の資金を支払って遺跡(神殿)を発掘すると、自分のターンで船が行動できる回数が増えたり、相手にはわからない秘密の加点条件が増えたりする。

場所の条件は、プレイヤーが交互に並べていった島タイルの配置のされ方次第で充足できるかどうかが決まるので、手元にある神殿の地図を睨みながら、条件を満たしやすいように島タイルを配置していく必要がある。

資金の使い道は神殿の地図購入と発掘しかなく、トレードオフになっている。

  • 高い難易度(条件が複雑だが、得点も高い)の神殿の発掘費用は9ドラクマ
  • 低い神殿(条件は単純だが、得点は低い)は3ドラクマ

地図購入に資金を使い過ぎ、肝心の発掘資金が足りなくなったりすることもままある。

どちらかのプレイヤーが神殿を全て発掘すると、ゲーム終了となり、得点が高い方が勝ちとなる。基本的には先に神殿を立てた方が勝つが、接戦の場合には、秘密の加点条件により勝敗が決まる。