本日 2022/08/13 朝にパソコンを起動したら、ブルースクリーンでBAD SYSYEM CONFIG INFO が連発して困った。
マザボの BIOS を更新し、何度か再起動と自動修復を繰り返した後、いちおう起動はするようにはなった。以下は復活した後の現況を記録したもの。
BAD SYSYEM CONFIG INFO の原因
How to Fix BAD_SYSTEM_CONFIG_INFO Error in Windows 11/10 - MobilesTalk
- メモリやハードディスクが壊れている
- ドライバが古い/壊れている/無い
- 起動設定情報 Boot Configuration Data (BCD) が壊れている
- Windows レジストリ設定がおかしい
- Windows システムファイルがおかしい
- Windows Update の差し止め
なるほどわからん。ハードかOSのどれかがおかしいらしい。
マザーボードのBIOSをアップデート
Windows 自体が起動しなくても出来る対策として、まずはマザーボードのBIOSアップデートを行った。
愛機のマザーボードは、MSI の Z370I GAMING PRO CARBON AC というやつで、メーカーのサポートサイトを参照すると、AMI BIOS の最新版はおよそ一年前の 2021/4/20 のものだった。
https://jp.msi.com/Motherboard/Z370I-GAMING-PRO-CARBON-AC/support#bios
BIOSを更新した記憶も無いが、更新しなかった記憶も無いので、ダウンロードして適用することにした。
[DEL]キーを押しながら起動して M-Flash ユーティリティを起動して適用する手順なのだが、USBメモリから読みだすので、そこにファイルを保存しておく必要がある。
- USB 3.0 仕様の USB メモリディスクに保存したのだが、BIOS更新ユーティリティ M-Flash には認識されなかった。容量が大きすぎるとダメなのだろうか。
- USB 2.0 仕様で容量が少ない旧式 USB メモリディスクに保存したところ、認識されるようになった。
更新は1~2分で完了した。
だからといってコレで治ったりはせず、何度か再起動と自動修復を繰り返した後、ようやく Windows 10 が起動した。
Windows Update が失敗していた
数日前からブルースクリーンが出始め、PowerAutomate が使用不能になったり挙動がおかしくなりはじめていたので、更新して再起動はしないように自分は気を付けていたのだが、家族がうっかり更新して再起動をしてしまったらしい。
何度も再起動・自動修復を繰り返した後、ようやく普通に起動するようになったので、Windows 更新の状況を確認することにした。
Windows 11 の条件を満たしていないと判定されてしまった。
以前にも不適格判定されたことがあり、BIOS設定を変更して対処したのだが、今回 BIOS を更新したために設定が初期化されたと思われる。
失敗しているのは KB5016616
8月9日にリリースされた更新プログラムらしい。
2022 年 8 月 9 日 — KB5016616 (OS ビルド 19042.1889、19043.1889、19044.1889)
CrystalDiskInfo で SSD の状態を確認したが正常だった
SSDは2つ取り付けているが、このどちらかに Windows OS をインストールしたはず。
どちらとも、まだ壊れてはいないようだ。
CrystalDiskInfo で HDD の状態を確認したら注意だった
データとアプリケーション用のドライブなので、OS は入っていない。
注意と判定されたのは、セクタが幾つか代替されているかららしい。
ドライブのエラーをチェックしたが、エラーはないとのことだった。
このHDDの容量は 4TB(4000GB)もあるが、そもそも 300GB しか使用していないので、自分にはオーバースペックだったようだ。もはや 2TB の SSDでも2万円台となっているので、ハードディスクはオワコンだな。
システムファイルチェッカーでチェック
自動でヘルスチェックされているとは思うが、手動でもチェックしておく。
検証 100% が完了しました。
Windows リソース保護により、破損したファイルが見つかりましたが、それらは正常に修復されました。
オンライン修復の場合、詳細は次の場所にある CBS ログ ファイルに含まれています
windir\ Logs\CBS\CBS.log (たとえば C:\Windows\Logs\CBS\CBS.log)。オフライン修復の場合、
詳細は /OFFLOGFILE フラグによって指定したログ ファイルに含まれています。
グラフィックボードのドライバをアップデート
たぶん関係はないが、NVIDIAグラフィックドライバを更新した。
MSI Command Center を更新
BIOSダウンロードのさいに、MSIユーティリティも新しいのが出ていた。MSI Command Center を起動したら新しい版が出ていると通知されたので更新した。
更新は普通に完了したが、
- Intel MEドライバがインストールされているか確認してください。
というダイアログが出た。
その他のマザーボード関連のドライバを更新
サポートサイト https://jp.msi.com/Motherboard/Z370I-GAMING-PRO-CARBON-AC/support#driver で、ご使用のOSを Win10 64 にして各種のドライバを確認していく。
Intel のドライバがたくさんあるが、どこまで最新化したか忘れた。
Intel のドライバについては、昔何かのついでにインストールした
- インテル® ドライバー & サポート・アシスタント
の画面から更新すると楽なので、そこから更新した。
Intel 以外のドライバは Realtek HD Universal Driver (include Nahimic Driver) だけだった。
トラブルメーカーの Realtek の音声系ドライバも 2022-04-14 の最新版があった。
ご注意:
Must update Nahimic 3 in Microsoft store after updating Realtek HD Universal Driver.
Recommend installing this driver for Windows 10 RS3 or later versions.
Include Nahimic APO Driver.
Windows 10 RS3 というのは、2017年10月の1709のことらしい。
Windows 10 のバージョンの識別方法 - バージョン一覧 - Lenovo Support JP
インストーラでは Realtek Audio ドライバが更新されなかったようなので、デバイスマネージャーから手動でドライバ更新を行った。
すると Nahimic mirroring device というデバイスが2個現れて一つはエラーとなった。
1個ではなく2個ともアンインストールして再起動すると、1個に戻るようだ。
Reaktek のオーディオ関連はずっと前から何かしらおかしく行儀が悪いので、いまいち信用ならない。
インストーラは役立たずだったが、手動でドライバは更新できたようなので、注意書きにあったとおり、Microsoft store で Nahimic 3 を更新しようとした。
昔、すでにインストールしたものがあり「開く」が表示されたので起動してバージョンを確認したが、Nahimic 3 なのか 2 なのかは判別できなかった。
朝5時半にブルースクリーンを見てリカバリし始めてから4時間。
だいたい治ったようだし、もう疲れたので、Nahimic 3 だと思うことにしよう。