宮城県上高森遺跡において、数万年前に破産した「安愚楽牧場」と被害者間で結ばれた「黒毛和種牛売買・飼養委託契約書」がほぼ完全な形で発掘されました。
契約書は、安愚楽牧場まきば営業部より送付された封書のまま、右端をペーパーカッターで切られたほぼ完全な状態にて、遺跡内の旧石器時代の地層より掘り出されました。
発掘したのは、値下がり寸前の株を頂上価格でつかんでしまうことによりゴッドハンドと呼ばれる某氏ですw
驚くべきことに契約書本体以外に、完了通知書も完全な形で残っていました。
50万の契約の割には、用紙は裏うつりがするほどにペラペラに薄く、まさに裏面が透けて見えるほどでしたが、北米より呼び寄せた Gimp 氏による最先端の修復技術により、農場にて悠々と暮らす実際には存在しない牛たちの姿が描かれたファインアートの魅力を損なうことなく再現に成功しました。
契約書は「新まきばA2010」なる利殖商品に関するもので、実際には存在しない架空の牛の8分の1についての共有持ち分があると述べていました。
発掘者でもあり被害者でもある某氏は、このように述べています。
契約してから1年間、牛肉を心待ちにしていた。
しかし受け取ったのは、弁護士からの破産決定の通知だった。
この発見について専門家は、「旧石器時代のビジネスモデルを示す画期的な発見。安愚楽という怪しさ満点の牧場名は、当時としても画期的な命名だったと思われる」とコメントしています。