そういう、モデルなんです。

ビジネスモデル、3Dモデル、設計図、模型などの現状と動向を考察、関連書籍の紹介

積水ハウスが目指す「住宅産業のDX」IT業務部 挑戦の軌跡

ITMedia Virtual EXPO 2021 で積水ハウスのオンラインセミーを聴講。

生産技術部門から情シス(IT業務部)に移ってDXを推進する立場となっている方が話をされていた。

どのハウスメーカーでも同じだが邸別自由設計に対応した複雑な業務フローになってしまっていて、ICTによる支援の仕組みの構築をやってきており、その歴史や今後の展望を紹介している感じだった。

  • iPadを全社に26,000台配り、サポートも徹底して利用率100%
    もとの残業時間は不明だが今は15時間/月、プレゼン力向上などの効果も。
    半年で140拠点と会話、しかしそのまま要望対応するのではなく、横断的に分析した上で経営視点に立った施策を打つやり方などはIT部門の鑑かと!
  • 現場監督の働き方改革
    物件数は半分以下なのに労働時間は変わらず、調べてみると現場時間が減って30%以下になっていたことが判明w
    出向いていない時間に着目し、そこをITで効率化して50%に戻した事例が面白かった。

セールス時の3D活用、ロボットによるスマートインスペクションなどは当たり前。

加えてブロックチェーンで契約手続き簡略化、賃貸入居時の新サービス?内覧への活用?などが説明されていたが、なぜブロックチェーンなのか?はよくわからなかったので、これは別途調べようと思う。

これまでは社内向けのDXだったが、今後は社外向けのDXに取り組むけど、今は言えないヨとのことだった。