オンライン会議で、広めの会議室に集合していたらしい相手方の音声がほとんど拾えず、会議がほとんど成り立たなかった。
スピーカーマイク JARBA を持ち込んだだけでは、どうやらダメらしい。
もっと高性能のマイクを複数持ち込んで、テレビ収録に近いような運用を安上がりの機材でやりたいと思って書籍を物色していたら、録音やマイクについて相当詳しく書かれた書籍を発見した。
映像制作の現場ですぐに役立つ録音ハンドブック
機材は業務レベルのものを中心に値ごろ感の良いものを紹介
機材は放送・業務・民生品の3レベルに区分けされており、
USBやらHDMIでパソコンに直付けできる民生品レベルのものは、業務レベルの品質には達しないものとして、あまり紹介はされていなかった。
ファンタム電源・XLR端子・業務無線やらでフィールドレコーダーやらオーディオインタフェースやら業務用カメラやらに接続する業務レベルの機材が中心に紹介されていた。
定番のもの(神マイク)、値ごろ感のあるもの、持ち運びしやすいものなどが紹介されており、しかも2019年頃の新しい情報だったので、かなり参考にはなった。
役に立ったのはマイクの特性やキャリブレーションについての記事
- 音声の品質確保にとって大事なポイントやマイクの特性だとか、
- マイクやヘッドホンの音声レベルのキャリブレーションのやり方だとか、
- 複数のマイクを併用する場合の留意点だとか、
- XLRへの変換方法は必要だとしても、プロレベルの品質を確保でき、しかも2万円くらいのお手頃価格の推奨のマイク、ミキサー、レコーダーなどの機材だとか、
実務的かつ具体的に紹介されていて、オススメ。
価格を調べてみたが、マイクは安いし性能もよいけど、XLRを接続するためのオーディオインタフェースというやつが高い。
ワイヤレス
- 電源がどうなっているのか取扱説明書をみたら電池を中に入れるようだった。
- ラベリアマイクのセット購入がおすすめらしいが内蔵マイクもあるらしい。
送信機2個なので Apple to Apple ではないが RODEの似たようなやつは以下。
民生品レベルの機材も紹介されているものとしてはコチラ
いわゆる民生品のパソコン・USB・HDMI・ソフトウェア (OBS) などの組み合わせでライブ配信やセミナー録画をするようなケースについて詳しかったのはこちら。
過去のバックナンバーも一通り読んだが、ビデオサロンという名前の雑誌のためか、映像の方には金をかけるが、音声のほうにはあまり金をかけない主義で、機器構成が説明されていることが多かった。
当方、XLRに対応した機材や変換コネクタを取り揃えたくはないアマチュアなので、こちらも参考になった。
マア、XLRよりも安いということもないけど...
立体音響での録音
立体音響とやらを試してみたい気はあるが、VRデバイスが無いので後回し。