「うちの子って発達障害なのかな?」と思ったときに読んだ本の書評です。
発達障害・グレーゾーンの子「こんなときどうする?」100の具体策
ところどころ漫画があり、すごく読みやすいし、ライトな感覚で読むことができます。
子供が発達障害かどうかはともかく、子供に対応するときの困っていることをこの本から探してやってみるという使い方ができそうな本です。
「うちの子って発達障害なのかな?」と思った時に該当する行動をみつけて、その上に「ADHD」「ASD」「LD」と発達障害のタイプを書いてくれているので、行動とそのアイコンをあつめてみて、「うちの子ADHDタイプの行動が多い」と判断するのにはすごく良さそうです。
当然すべての行動やタイプに当てはまるわけではないので、つまんで読むイメージです。
- 読みやすさ ★★★★☆
- 勉強になった度 ★☆☆☆☆
- おすすめ度 ★★★☆☆
発達障害の子の療育が全部わかる本
ザ・入門書。「『1冊で療育が全部わかる』ことを目指し」とあるように、本当に全部(厳密に言うと全部かどうか、まだ素人なのでわかりませんが)というか、知りたいことや全容がわかりました。
入門書で全部を説明してくれていながらも、専門書ならではの文章の硬さやわかりにくさはまったく感じられず、読みやすくすっと内容が入ってきます。
我が家が今悩んでいる「病院を受診するかどうか(診断名をつけるかどうか)」についてもイラスト付きで2ページ割いて書いてくれています。「みんな悩むんだな」と思うと少しほっとした気持ちになりました。事例をいくつか挙げてくれているのも大変参考になりました。
入門書なだけあって、手続きや療育の最初の部分(発達障害とわかるまで、療育、行政手続き)にとってとても良いと感じました。逆に言うと、成長してから(小学生~)については少しこの情報では少ないかと感じました。
- 読みやすさ ★★★★★
イラスト入りで、1ページの文字数もちょうどよい - 勉強になった度 ★★★★☆
- おすすめ度
- 2~4歳児の保護者 ★★★★★
すぐよむべし!! - 2~4歳児以外の保護者 ★★★☆☆
少し年齢層がずれてると感じるかも
- 2~4歳児の保護者 ★★★★★