そういう、モデルなんです。

ビジネスモデル、3Dモデル、設計図、模型などの現状と動向を考察、関連書籍の紹介

ビジネスモデル

〔事例〕 ウェザーニューズのB2B、B2Sビジネスモデル

個人(ウェザーレポーター)に天気をレポートさせて、スポットの天気予報の精度を上げるというゲーミフィケーションをうまく採り入れた独特のB2S手法で知られるウェザーニューズ。手伝わせるだけでなく、雲マニアを育てる本(?)まで展開しています。さしず…

パートナー(KP)が多く、主要活動(KA)が薄い

いろいろな企業の成功したビジネスモデル事例を集め、いいとこどりしてその上位にかぶさるように、もしくは仲介するように自社のビジネスモデルを設定するとこうなります。 「他人のフンドシで相撲をとる」という言葉がお似合いの、キメラの如き合成ビジネス…

〔関連書籍〕 コンセプトのつくりかた

差別化されたコンセプトが無いのなら、できる製品/サービスが差別化されたものにならないのも当然です。そもそも差別化を考えた上で開発やパートナー仕入をしていたんでしょうか。 コンセプトのつくりかた 作者:玉樹 真一郎 発売日: 2013/08/12 メディア: K…

〔関連書籍〕 新・あのヒット商品のナマ企画書が見たい!

企画者(上司や先輩)がいらっしゃる前で大きな声ではいえませんが、そもそも売れる内容の企画書だったんでしょうか。実際に売れた企画書と比べてみてはいかがでしょうか。というか自分で企画してみてもいいのでは。 新・あのヒット商品のナマ企画書が見たい…

〔関連書籍〕 ペルソナ戦略―マーケティング、製品開発、デザインを顧客志向にする

生活者相手のビジネス(B2C、C2C)の場合、顧客セグメント(CS)を設定することは、生活者の人物像(ペルソナ)を設定することを意味します。製品事業・研究開発・営業部門の顧客認識はそもそも同じですか。いちど確認をしてみてはいかがでしょうか。一度ペル…

顧客セグメント(CS)と価値提案(VP)の中身が薄い

最初にリソース(KR)、パートナー(KP)に自社製品/サービス名や自社パートナーが具体的に列挙されます。その後、顧客セグメント(CS)と価値提案(VP)が書かれはじめます。しかし顧客セグメント(CS)はかなりざっくりしており(顧客の業種程度)、価値提案(VP)…

〔関連書籍〕 ビジネスモデル・ジェネレーション ビジネスモデル設計書

9つのモデル要素と4つの視点は、従来のサービス・商品企画においても、個々には社内企画書等の章建てで表現されているが、 本書の手法では、各要素・視点の位置関係(配置)が工夫された1つの図(キャンバス)を中心に、ホワイトボードなどでビジュアルに…

「ビジネスモデル・キャンバス」あるある

「ビジネスモデル・ジェネレーション」日本語版が発売されてから、普及が加速しはじめた「ビジネスモデル・キャンバス」。 ホワイトボードにHHTと仕切りを作れば、すぐにビジネスモデル検討を始められる手軽さがウケています。 しかし実際に大勢を集めて…