Facebook以外のSNSも強い日本の現状をふまえた上でFacebook活用方法や日本の事例を解説。
第2章 フェイスブックのマーケティング活用
- 図2: 主要ソーシャルメディアのポジショニングマップ(4象限)では、Facebookの立ち位置を図説しており整理の手間が省ける。
- 図6: フェイスブックのマーケティング活用の5類型では、Facebookのビジネス向け機能の概要を図説。
- 図8: インボルバー(現在Oracle)の主なサービスでは、Facebookページの強化に使えるInvolver(有償)の機能一覧を提示。
第3章 日本におけるソーシャルメディアミックス
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図2: 主要な国内ソーシャルメディアの特徴とマーケティング活用のポイントでは、ミクシー、グリー、モバゲー、アメーバ、ユーチューブのユーザー特性、主な使われ方、マーケティング活用を要約。さらに各サービスの解説が続いているので調べる手間が省ける
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図9: マーケティングファネルにおける各ソーシャルメディアの活用領域では、図2の特性をふまえて購買行動(AISAS理論ベース)の各段階で各メディアをどう活用するかを図説しており考える手間が省ける。
第4章 フェイスブックマーケティングの実践
- 企画~評価までの一連のプロセスの説明がもちろんある。
- フェイスブック広告について、他書と比べて若干丁寧めの解説がある。(スポンサー記事とスポンサー広告の比較とか)
- 効果測定のKGI、KPI設定について、他書と比べて若干丁寧めの解説がある。
効果測定のKGI、KPIについては、以下の書籍に多数例示・分類されている。
ユーザーに知ってもらう
- リーチ(到達)の定義と実例解説
影響を及ぼしたい人口集団を母数とした接触人数の割合
- フリーケンシー(到達頻度)の定義と実例解説
一定の期間にメッセージを見る機会を何回作り出したか
- 見込み客の定義と実例解説
あなたの製品やサービスに興味を持つべき人と、すでにもっている人の両方
彼らが持つオーディエンス数の大きさは?
- リーダー
2種類ある。サブスクライブしている人と、していないがコンテンツを読んでいる人。サブスクライバーの価値は2、していない人は1。 - ファン
さらに2ポイントに値する。 - リピータ-
価値スコアの計算は非常に複雑である。
ソーシャル・メディアの効果測定100法
- とりあえずであるが、100個例示されている。
ウェブ戦略マトリックス
8段階にレベル分けされた戦略の表(解説、必要な資源、影響)
1)目的が全くない → 8)顧客の行動を予測し、先手を打って行動する
ウェブサイトの鍵となるパフォーマンス指標(KPI)
ウェブサイトの効果測定指標について詳しく知りたければ、エリック・T・ピーターソンのブログ「ビッグ・ブック・オブ・キー・パフォーマンス・インジケーター」に勝るものはない。
と前置きした上で、同サイトの要約をまとめているので、上記サイト(英語)を見なくても要旨が分かる。
- キー・リスニング・インジケーター
- キー・コミュニティー・インジケーター