そういう、モデルなんです。

ビジネスモデル、3Dモデル、設計図、模型などの現状と動向を考察、関連書籍の紹介

デスクトップにアバターを出す VMagicMirror、ノートンに阻止されるがスキャンから除外すればOK(解決)

デスクトップにVRアバターを常に出しておける VMagicMirror というアプリを BOOTH というコンテンツ販売サイトからダウンロードした。

Youtube 動画投稿のさいに、説明キャラ的なものをオーバレイで出せないかと思って調べていたら辿りついた。結論からいうと、ソフトの出来(機能)はとてもよい。

最前面に表示を固定して、GeForce Experience で画面ごと録画

概ね以下のような手順で、ゲーム画面の前面にVRアバターを固定表示させることができた。

  • VRoid Hub というVRアバターのモデル (VRM) が多数投稿されているサイトから、そのまんま利用するにあたって権利上の制約はない標準モデルをロード
  • VMagicMirror の設定画面でキャラの背景を透過、常に最前面で表示するよう設定
  • 背景のゲーム画面は、フルスクリーンモードからウインドウモードに変更

f:id:tombi-aburage:20210131161304j:plain

たんに人物が表示されるだけではなく、キータイプ操作、マウス操作も目立つように、実際の位置に近い感じでリアルタイムに表示されるので、いまこの辺を操作してますよ~という感覚が伝えられるのがよい。

マイク入力やカメラ画像と同期して口パクや首かしげなどもできる。今のところは Amazon Polly でアフレコなので必要ないが、まともなボイスチェンジャーが見つかったら、そのうち併用してみたい。

適当なフォルダに圧縮ファイルを展開する

Unity で組まれているようで、インストーラとかは特にない。
ダウンロードした Zip ファイルを適当なフォルダに展開した。実行ファイルが含まれたので、気分的にEドライブの Program Files 配下に展開してみた。

f:id:tombi-aburage:20210131190532p:plain

直ちにWindows によって起動が阻止され、ノートンにより削除される

ダブルクリックして起動しようとすると、Windowsによって阻止された。
コード署名とかも特になく、身元不明のソフトウェアという扱いのようだ。

f:id:tombi-aburage:20210131191358p:plain

とはいえ「実行」を選べば実行することはできた。
しかしノートンが実行ファイルをチェックして、自動で削除してしまった。

VMagicMirror という本体と、関係する他の実行ファイル(名前忘れた)が削除されてしまった結果、使えなくなった。

f:id:tombi-aburage:20210131191341p:plain

ノートンの報告画面で「詳細を表示する」をすぐに押せば、削除を取り消すことができるのだが、スクショを撮っていたら押すのが間に合わず消えてしまったので、別途ノートンを起動して結果をチェックする。

f:id:tombi-aburage:20210131191345p:plain

ノートンは、自社のデータベースにまだ情報がないものは疑わしいものとみなして、すぐに削除してしまう。BOOTHでは2000人以上が高評価を付けていたので、もう通してしまってもよい気もするが・・・ノートンの判断としては不正ということらしい。

f:id:tombi-aburage:20210131191348p:plain

もう一度、圧縮ファイルを解凍するところからやり直し。
今度は「詳細を表示する」リンクを素早くクリックして、削除されたファイルを即座に復元した。

f:id:tombi-aburage:20210131191352p:plain

「復元する」を押すと、今後このファイルはスキャンから除外してOK扱いにしてしまっていいかどうか聞かれるので、「はい」にしておく。

f:id:tombi-aburage:20210131191355p:plain

なおリスク名:WS.Reputation.1 は、まだこのソフトについての情報が少なすぎて、安全かどうかはよく分かりません、というような意味合いらしい。

設定がロードできないときは「管理者で実行」

ノートンを強行突破して、とりあえず VMagicMirror が使えるようになったので、色々試した。機能的には十分やりたいことができるので、とてもよい。

ただし設定をセーブ・ロードしようとすると、権限がらみのエラーが出る場合があった。とりあえず、管理者で実行すれば回避はできた。