貨物・荷物がどのような手段で輸送されるのかを示す。
管理対象である貨物・荷物から見た場合の「運ばれ方」というロールである。
物流トランザクションのトリップに付けられる参照データ(コード・区分・分類)となっていることが多い。
輸送機関を選択するのは通常は出荷する側の荷主で、品質・納期などの制約を満たし、かつ運賃・諸経費が最低となるような輸送機関・輸送手段を選択する。
モーダルシフトの文脈では輸送モードと呼ぶこともある。
長距離の輸送の場合には、結局は物流会社に委託するが、委託先を決める前に貨物・荷物の特性や、出荷するさいの単位(ロット)を考慮して、輸送機関・輸送手段だけ決めておくことが多い。
- 陸路、 陸上、陸運
- 鉄道、トラック…
- 空路、空輸、空運
- 水路、海路、航路、海上、海運
- コンテナ船、バージ、バルカー、タンカー…
- 管路、パイプライン
石油元売・ガス会社では輸送機関扱いだった - 国際郵便
少量/小口の貨物(荷物)であれば郵便ネットワークを活用できる
支持方式
- 反力支持方式 陸運の方式
- 揚力支持方式 空運の方式
- 浮力支持方式 海運の方式
荷姿
なお貨物・荷物が固体の場合には損傷しないように防護されているはずで、それは荷姿・梱包・包装と呼ばれ、輸送機関・輸送手段とは別に管理される。
船舶
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