そういう、モデルなんです。

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Character Creator 4 v4.2 で動的しわシステム Dynamic Wrinkle System 追加

Character Creator 4 が 2023-02-23 に v4.2 へアップデートされた。
動的しわシステム Dynamic Wrinkle System が追加されたとのこと。

しわを最大限に実装し、高齢化社会に貢献する標準キャラのスーザン婆ちゃん Susan が追加された。

スーザン婆ちゃんの額のしわ 01_Brow_Raise

他には MetaHuman への頭部出力などがある。

リリースノート Version: 4.2.1421.1

Release Notes | Character Creator | Reallusion

動的しわシステム機能紹介

Dynamic Wrinkle | Character Creator

iClone 8 にある表情関連機能との組み合わた時のリアリティ向上を想定しているようだが、ナシでもどこまで使えるのかは追々試す。

標準キャラのケビン Kevin とカミラ Camilla にはもう組み込まれており、さらに動的しわキャラとしてスーザン Susan が追加されたようだ。

スーザン婆ちゃん CC4 Susan.ccAvatar

標準キャラたちを更新するには

キャラクター Character コンテンツのパック Pack に更新があることを示す時計回りの矢印が表示されているので、右クリックで表示されるコンテクストメニューから更新 Upadate を行えばよい。

5G回線でも5分くらいかかり、ダウンロードしているだけなのに GPU 使用率が20%前後 という謎の動作。裏で何をやっているのか気にはなるが、待てばそのうち終わる。

Content - Template - Pack : All > Characters - Update

 

そのほかのコンテンツも更新されているので、結局のところ更新 Update にあるパックは全て更新した。

Content - Template - Pack : Update

動的しわをテストするには

リリースノートに記載があるが、コンテンツマネジャー Content のアニメーション Animation - 表情 Expression - しわ表現 Expression Wrinkles に追加されているので、これを既存モデルに適用する。

Content : Animation - Expression - Expression Wrinkles 

プロジェクト単位でも、例えば 2_Susan Expression Wrinkles Demo といったデモが用意されているので、 それを利用してもよい。

グラボなし環境では遅延がひどい

CPU 内蔵のグラフィックチップでしのごうと思っていたが、しわアニメーションを再生すると遅延がひどく、画質も落とされた。GPU使用率も95%とかに張り付いてしまう。

どうやらグラフィックボードを何か買う必要はあるようだ。

グラボなしでは無理か... GPU ネックを実感