そういう、モデルなんです。

ビジネスモデル、3Dモデル、設計図、模型などの現状と動向を考察、関連書籍の紹介

Character Creator モデリング&モーフ Modeling & Morphs

併用する3D制作ツールの種類に依存しない頭部撮影プラグインなどの解説と、制作ツールのパイプラインにより異なる解説がある。

https://courses.reallusion.com/jp/home/character-creator/modeling-and-skeleton/

身体モーフの基本

iClone Character Creator Tutorial - Body Morphing Basics - YouTube

筋肉ムキムキやデブ体形や肌の色をテンプレートから簡単に設定できる。
全身、顔のみ、身体・目・歯のみなど部位ごとにも調整できるといったイロハ。

Sub Item 配下にはさらに細かい調整スライダがある。

一度見たら二度と見ることはないだろう。

歩行モーションの説明もあるが、おそらく iClone が必要。

かんたん頭部撮影プラグイン Headshot Plug-in 手引き

How to Generate 3D Faces from a Single Photo - A Quick Introduction to the Headshot Plug-in - YouTube

前バージョン CC3 からあった別売有償の頭部撮影プラグインの初期バージョンの利用方法を解説している。現在(2023)はバージョン2がリリースされており、その解説は別の動画となっている。

なお、この動画には何故か日本語字幕が付いている。

  • 自動 Auto モードは中・遠距離モブ用で解像度1K、その代わり髪の毛も生成される
    但し、この髪の毛はスマートヘア Smart Hair ではなく、単なる髪っぽいメッシュ
  • プロ Pro モードは近距離高精細向けで解像度4K、髪の毛は生成されない
    画像合わせツール Image Matching Tool で、写真を下絵にしてモーフを微調整することができる
  • 生成時や生成後に輪郭、瞳の色、髭、肌の塩梅などを調整する
  • 最後に表情エディタ Facial Expression Editor でテスト

 頭部撮影プラグイン 2.0 チュートリアル

Getting Started with Headshot 2.0 | Headshot 2.0 Plug-in Tutorial - YouTube

初期バージョンの自動/プロモードは、画像モード Image モードにまとめられた。
新たにメッシュ Mesh モードが追加された。

これは画像ではなく、他の3D人物モデルの制作ツールで生成または制作された OBJ形式の頭部のモデルの外形(メッシュ)やテクスチャを入力として、CC3+ の標準メッシュへとマッピングし、リトポロジーするためのもの。

HEADSHOT2 AIで強化された3D頭部モデル生成器

上記サイトの説明とは少し異なるが、以下の4つのパターンで生成できる。

  • 頭部のみで丸坊主 Whole 
  • 頭部のみで被り物付き Covered
  • 頭部のみで一部分のみ Partial
  • 全身 Full Body  

感想:頭部を用意した後、頭部から下の身体部分を自動生成して全身を作る。
2.0 は購入していないので、細かいところはわからない。

自動モード Auto Mode の作業手順

Headshot Plug-in Tutorial - Auto Mode Workflow - YouTube

頭部撮影プラグインを最初に使うときには、必ず見ることになるだろう。

  • 自動 Auto モードは中・遠距離モブ用で解像度1K、その代わり髪の毛も生成される
    但し、この髪の毛はスマートヘア Smart Hair ではなく、単なる髪っぽいメッシュ
  • 入力として使う画像は、1K以上の解像度の画像が必要

なお、この動画にも何故か日本語字幕が付いている。

感想:CC4 標準では全然品揃えが足りない髪型を補充するのにも使えるが、髪の品質は高くないので、無いよりはマシというレベルである。

プロモード Pro Mode の作業手順

Headshot Plug-in Tutorial - Pro Mode Workflow - YouTube

頭部撮影プラグインを最初に使うときには、必ず見ることになるだろう。

  • プロ Pro モードは近距離高精細向けで解像度4K、髪の毛は生成されない
  • 画像合わせツール Image Matching Tool で、写真を下絵にしてモーフを微調整する
    正面画像以外は下絵にできないので、側面は画面分割して合わせるらしい
  • まぶた、口もとは念入りに位置合わせする必要がある

なお、この動画にも何故か日本語字幕が付いている。

感想:プロモードでは髪は生成されないので、同じ写真を自動モードでも処理して髪型(らしき物体)を生成し合成して、とりあえず間に合わせる手口がある。

デルタ・マッシュでメッシュ形状を滑らかに

Character Creator 4 Tutorial - Smoothing Mesh Shape with Delta Mush - YouTube

極端なモーフを適用した場合に、メッシュが歪みすぎてアニメーションや衣服がおかしくなるのを、メッシュの面 Face の配置を自動修正して直す機能。

自動修正するために、まともなメッシュ(身体ならばCCの標準素体)を参照先として指定する仕様となっている。

外装コンテンツを分類して CC4 衣服や装飾品とする

Character Creator 4 Tutorial - Separating External Content as CC4 Clothes and Accessories - YouTube

  • SketchFab にあるフリーのモデルを衣服や外装を着用した状態で丸ごとインポート
  • CC4の標準素体のポーズを編集 Edit Pose して、ボーンの位置合わせをする
  • 衣服や外装を、メッシュ抽出などで順番にメッシュを引っぺがす
  • 引っぺがしたメッシュに、スキンウェイトを転送する
    このさい、これはシャツだとか靴だとか、CC4の衣服の種類を指定する
  • 装飾品の場合には、衣服とは違って、どのボーンに、どこを支点としてくっつけるかを指定する
  • 頭髪、髭、顎鬚なども同じように指定できるという点は意外

物体 Prop から構成要素を分離する

Character Creator 4 Tutorial - Separating Prop Elements - YouTube

物体を対象として部材の色などを変更したり、メッシュを分離したり、親を指定して再統合する手順。

アニメーションもさせる場合は、Sub Item にするとか支点を指定するとか、いくつか手順が増える。