そういう、モデルなんです。

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ffmpeg で動画のフレーム数を減らしたらサイズが11分の1(9%)になった。

プレゼン動画を圧縮する方法の研究を続けている。

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とりあえず映像を犠牲にするとサイズが12分の1 (8%) になったのに味を占めたところだが、やっぱり分離した状態では扱いづらい場合もあった。

tombi-aburage.hatenablog.jp

なので今度は、映像は残しながらもフレームレートを落とせるだけ落とす方法を試してみる。

ファイル形式や他のパラメタは変えず、フレームレートだけ減らしたいので、コマンドラインの変換ツール ffmpeg を使うことにした。

VLCメディアプレイヤーだと、他のパラメタ値も副作用で変更されそうなので、機能が単純な ffmpeg でやることにした。

変換前の動画は 約60フレーム、221MB、12分37秒、mp4形式

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これを ffmpeg で10フレームに変換する。

ffmpeg -i 1.mp4 -r 10 10.mp4

fffmpeg、動作は軽いし分かりやすいが、日本語ファイル名が通らないのが欠点。

変換後の動画は 10フレーム、19MBと 9%弱になった

大幅に容量が苦言されたが、プレゼンには全く違和感がなかった。
どうやら、10フレームもあれば十分なようだ。

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なぜかオーディオのビットレートまで落とされているが、再生してみたところ、別に違和感はなかったのでヨシとする。

その後も何回が別のファイルで試行したが、音声320kbpsだと、同じ尺の動画ファイルよりも大きなファイルになったりもしたので、むしろ131kbpsくらいが妥当らしい。

なお 1フレームに変換した場合、1フレーム、16MBとなった。

さらに削減はされたが、プレゼン画面でマウスをグルグル動かしているようなところでは、マウスカーソルが飛んで分かりづらい場合もあった。

節約されるのが3MBぽっちりなのであれば、フレーム数を10から1に絞りこむ理由まではあまりなさそうだった。

結論:今後は10フレームにするぞ。

容量を減らしておけば、Google Drive や OneDrive に保存もできるしな。

参考サイト

tombi-aburage.hatenablog.jp