そういう、モデルなんです。

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自作PC が TPM 2.0 とかいう Windows 11 の要件を満たしていないらしい(解決)

単なる思いつきで久しぶりに Windows Update を手動でかけていたら、以下のようなメッセージが表示されていた。

このパソコンは Windows 11 の要件を満たしていません。

This PC doesn't currently meet all the system requirements for Windows 11

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ほんの3年前に組んだ自作PCなのだが…もう時代遅れの部品があるだと?

tombi-aburage.hatenablog.jp

必要条件を見てみたが、何が条件を満たしていないのか分からなかった。

www.microsoft.com

リンクを押すと、Windows 11の「互換性の確認」という説明文近辺に飛ばされた。

PC 正常性チェック アプリでチェックできるらしい。

PC 正常性チェック アプリを使用すると、お使いの PC で Windows 11 を実行できるかを確認できます。

とのことなので、チェックアプリに頼ることにして、

  • PC 正常性チェック アプリのダウンロード

を押してみた。一見無反応に見えたのだが、ファイルがダウンロードされた。

  • WindowsPCHealthCheckSetup.msi

TPM 2.0 が有効になっていないらしい。

PC正常性チェックアプリなるものを起動して、「今すぐチェック」を押してチェックすると、

  • TPM 2.0 が有効になっていない
    f:id:tombi-aburage:20211031074810p:plain

とのことだった。「有効化に関する詳細」を参照して調べたところ、

  • [設定] > [更新とセキュリティ] > [Windows セキュリティ] > [デバイス セキュリティ] 

を見ても [セキュリティプロセッサ] のセクションが見当たらなかったので、その後に説明されていた有効化を行うことにした。

support.microsoft.com

BIOS の設定を変えればいいらしい。

UEFI BIOS の設定を変えればいいようだが、残念ながらMSIマザーボードの説明はここにはなかったので、勘でやることになった。

ちなみにマザーボード

  • MSI Z370I GAMING PRO CARBON AC

という4年位前のミドルレンジ?いやローレンジだったか?の代物。

[DEL]キー長押しして再起動をかけ、BIOS 設定の

  • Settings - Security - Trusted Computing - Secrure Device Support

の設定をオンにした。

再起動すると自動修復が2回走り、Windows 10 が起動不能になった。

自動修復を準備しています

といわれ、2回ほど再起動されたが、OS 自体が起動しなくなった。
これは、もう元に戻すしかないと思って、[DEL]キー長押しして再起動をかけたところ、

クリーンアップしています

という画面が表示され、今度は何故か OS の再起動に成功した。

同時に更新をかけていた以下のプログラムがインストールに失敗していたので、何か干渉していたのかもしれない。

  • Windows 10、バージョン 21H1 の機能更新プログラム

チェックアプリを再実行すると、要件を満たしていますとのこと。

どうやら TPM 2.0 とやらが有効になったらしい。

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チェックアプリを再実行すると、要件を満たしていますとのこと。

しかし一方で、Windows Update の画面では相変わらず、このパソコンは Windows 11 の要件を満たしていません。

This PC doesn't currently meet all the system requirements for Windows 11

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と表示されたままになっている。これは過去のメッセージ履歴で、たんに×を押せばいいのだろうか。とりあえず放置しておく。