そういう、モデルなんです。

ビジネスモデル、3Dモデル、設計図、模型などの現状と動向を考察、関連書籍の紹介

初期費が安くてグローバルな感じのSIM「MightySIM」

最近の海外出張では、ホテルに着いたら無料もしくは安価なWiFiが使えることも多いので、空港でWiFiを借りること自体をもう止めた。

WiFi を借りている仲間が他にいる場合には、なおさら必要ないし。

実際、これくらいの用途しかない。

  • 空港からホテルに着くまでの間、ショートメッセージ SMS が使える
  • 外出中にショートメッセージ SMS で仲間に連絡がとれる
  • 外出中にウーバー Uber を呼びホテルに帰還できる

ということで、この用途に足りる安価なSIMを探したところ以下に行き着いた。

  • SIM自体は数百円くらいで購入できる
  • チャージの有効期間は30日間
  • 当たり前だが自動リチャージも可能で、Webサイトでオン・オフ可能
  • 当たり前だがWebサイトから請求書印刷可能

但し、先進国であっても4Gでの通信はできないらしいので、あくまで補助的な用途のSIMだとは思う。さしあたり、上述のような用途のもとでは十分便利かつ安価だが。

プラン開始日を間違った場合の対処

Webサイトでの日付の表現が分かりにくいので、
利用開始日の月と日を間違えて逆にしてしまったことがある。

システムでは変更できないようだったので、
Contact ページから変更を要求してみたら対応してもらえた。

〇月×日から使用する予定で入力したところ、月と日が逆となり×月〇日となったようです。期間を変更しようにもできず、〇月×日からの利用期間でプランを追加しようにも、「現行のプランが終了したとき」となり繰り上げ利用すらもできません。〇月×日に変更してもらえませんか?

とフォームから要求してみた。

了解致しました。

プラン開始日の変更は現状ネットワーク提供元のオランダKPN社へ依頼を行う必要があり、時差の関係上最大で24時間程度かかる場合がございます。

変更完了次第、再度ご連絡させていただきます。

 とメールに一次回答あり。

プラン開始日の変更が完了しました。
〇月×日UTC0時(日本時間午前9時)に通信可能状態となります。

 とメールに最終回答がきて、出立には無事間に合った。

本拠地はオランダだったのね。

文鎮化したZenfone2が復活

半年前に文鎮化し、そのまま押し入れで放置しておいたのを久しぶりに充電したら、驚くべきことに復活した(!)。

ただしアプリは初期化というか、中途半端な状態になっている。

しかし何だったのだろう、ASUSの故障診断(メインボード故障)と見積り5万円は。
いい加減もほどほどにしてほしい。修理キャンセル料 5千円返せ。

tombi-aburage.hatenablog.jp

しかし、今更こちらの端末での運用に戻すのも大変なので、Zenfone 2 Laserのまま使い続けますが。

Zenfone 2 の容量不足により、数ヶ月後また 5 に戻る

Zenfone 2 Laser のシステムがやたらストレージ容量を食いつぶしており、動画・写真・音楽などコンテンツはゼロのライトユーザーなのに内部ストレージが枯渇した。

アプリもデータもどんどん消したが、システム部分で大半を使われているので解決にならない。

Zenfone 5 と比べて、もともとのストレージ容量にかなり差があったようだ。

文鎮からの復活後は様子見も兼ねてスマホゲー専用にしていたがその間とくに問題なかったので、再び Zenfone 5 での運用に戻した。

 

AI War: Fleet Command

圧倒的に強力な AI の大軍に挑みかかり、根拠地を破壊するゲーム。

プレイヤーが頑張れば頑張るほど、AI の警戒レベルが上がっていくので、プレイヤーが圧倒的優位に立つことはない。

シングルプレイ、協調マルチプレイで遊ぶ、宇宙モノのタワーディフェンス。

f:id:tombi-aburage:20170617231630p:plain

どういう設定の宇宙征服モノか?

宇宙がすっかり AI に支配されている中で、生き残りの軍を率いて敵の本拠地をたたく。

勝利条件は?

  •  AIの根拠地を破壊する。
  • 全体的には常に劣勢なので、局地的に優勢となるように攻略ルートやタイミングを決める。

第一印象

AI の弱さに失望しないで済む点は良い

ローグライク、タワーディフェンスのように、どこまで行っても所詮は敵に対して無力な自分のままであり、いっさい油断できない。

字が小さくて多い、アイコンの絵が何なのか分からない

  • 字が小さい上に、文章が長くて多い。
    高解像度ディスプレイだと、フォントが小さすぎて読むのが大変。

    f:id:tombi-aburage:20170617235818p:plain
    TIP #1: Press [P] to pause. だけでいいでしょう文章量は。書きすぎ。

  • 戦闘力などのスペックを全て数字と文字で表記しており、
    一切グラフィカルにしていないので、一目では分からない。

    f:id:tombi-aburage:20170618000034p:plain百分率の数値くらいはゲージにするとか、耐性はアイコンにするとかしてほしい。

  • アイコンの絵がどれも似ていて、ほとんど識別できない。
    背景も暗いし、アイコンも暗めでコントラストが無い。

    f:id:tombi-aburage:20170618000535p:plain
    何が何やら全然分からない。UI MODでも探すか...

キーボード操作の併用が前提であり、直感的ではない

  • ポーズがかけにくい。普通 [Space] だと思うが [P] または [Pause] キーとなっている。
  • キーボード・ショートカットが多くて覚えにくい。チュートリアルで矢継ぎ早に説明されるが、とても覚えてられない。
  • キーボードの数値パッドの [Enter] キーが何故か使えない。メインの [Enter] キーしか使えない。

惑星 Planet

管理単位は惑星 Planet である。但しすべての施設は宇宙空間に作られるし、惑星の支配は軌道上にある宇宙基地の所有者が誰かによって決まってしまう。

したがって何もない宇宙空間で絵的には目立つものの、惑星そのものはいたって無個性である。

惑星間はワームホールで接続されており、メインの画面では行き先の惑星の名前が書いてある。

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惑星は立体的だが地図自体は3Dではなくて2D。
操作は普通で、ホイール回せばズームイン/アウトするなど標準的。

暗い背景に、暗い色合いのユニットがものすごく多数表示されるので、[T] を押すとミニマップ minimap に切り替わるようになっている。

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星図 Galaxy View 

惑星間のワームホール接続が分かる。この画面に切り替えるには [Tab] キーを押す。

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資源 Resources の利活用 Exploit

資源の種類は、鉱物 Metal、エネルギー Energy、知識 Knowledge の3種類。
それぞれについて、収集するための施設やユニットがある。

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  • 取り引き不能な AI 相手に滅亡寸前の人類には最早必要無いものなのか、資金や貯金といった通貨にあたるものは無い。
  • 鉱物、エネルギーは無限だが、知識は星系ごとに有限という、少々理解しにくい仕様となっている。
    研究所 Science Labを建設すれば知識が増えはじめるが、上限に達すると何も研究しなくなるという点に違和感が。
  • 他の宇宙モノと同様に、エネルギーは収集できるが蓄積しておけないものとなっている。 

鉱物採掘機 Metal Harvester

惑星からではなく、周辺の小惑星もしくは難破船らしきところに群がって、鉱物を採掘している。

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物質変換機 Matter Converter

惑星ごとに1つだけエネルギー収集設備を配備できるが、それでは足りないような場合には物質変換機を増設し、鉱物をエネルギーに変換する。

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研究開発 Research

貯まった知識を消費して、グレイアウトされているより強力なユニットをアンロックしていく形となっている。見づらいが青字のところに知識の所要量750と書いてある。

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AIの技術をハック Hack

AIのほうが人類より強いという設定なので、技術をハックすることが重要である。
他のゲームでは、スパイ、サルベージにあたる。

建設 Build

自軍が所有している惑星では、司令基地 Command Station で建造するが、
そうでない惑星では、移動建設船 Mobile Builder を使って建設する。

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艦種ごとに建造に必要となるユニットが逐一違っており、使い分けるのが面倒くさい。

 

Armada 2526 Gold Edition

宇宙征服ものターン制・シミュレーションゲーム(いわゆるSci-Fi 4X)。古いゲームにしてはWindowsタブレットでもまともに遊べ、操作も簡単で進行も早い。リアルタイム戦闘は一応可能だが大抵は自動解決で済ませる。淡々と拡張・征服していくタイプ。

Armada 2525の続編とのことである。
18年ぶりに新作を出すのに、1年しか年を足さないというプロモーションセンスはナゾ。Armada 2526 - Wikipedia

ではGold Editionとは?

はっきりそうとは書いていないが、Supernovaという最新版のこと。
最新版といっても数年前のゲームなのだが。

どういう設定の宇宙征服モノか?

光速を超える星間航法の技術を、宇宙の遍歴商人が宇宙の様々な種族へ同時に売りさばいてしまったので、そいつらが同時に宇宙に進出しはじめて覇権を争うことになった、という設定らしい。

最初に技術をバラまいた宇宙の遍歴商人のことをプロメシアン(プロメテウス)と呼んでいる。

勝利条件は?

プレイヤーは18種類のいずれかの種族のリーダーとなって宇宙に進出し、他の種族に勝つことを目指す。

  • 勝利ポイントが多い種族が勝ち。勝利ポイントが付く基準は種族ごとに異なっている。
    人間の場合は住民の幸福度だが、戦闘系の種族の場合は破壊した敵の数だったりする。

Klurgu Leader

これが戦闘系の種族:Klurguのリーダー。
スタートレックでいうとクリンゴン

勝利条件は敵を殺すこと EnemyKilled。
ほかにもスタートレックでいうとボーグっぽいHoon Yonとか種族はたくさんある。

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Unn Leader

こちらは海賊系の種族(?):Unnのリーダー。

プレイ開始時点で本星がないので人口はゼロだが、
海賊1億人(?)を乗せた移動自在な海賊基地船 Pirate Base Ship、殖民船、戦闘艦3隻のセットを3つ持って開始する。

特技と勝利条件は略奪 Booty。

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ガチ戦略シミュレーションとしては、種族により戦略が異なる点が面白い点だと思うが、その魅力は伝えづらく、プロモーションビデオ、マニュアルでも一切説明されない。

  • 海賊基地船でどこにでも移動でき、人口が勝利得点にほとんど関係せず戦利品 Booty 次第である海賊 Unn の場合には、人間とはまったく異なる序盤戦略になる。
  • 同様に、普通は住めない寒冷な星系 Icy Planet を好むマンモス君 The Cryokon Federation や配当金が勝利得点になる銭ゲバ君 The Silq Combine の場合も多少異なる戦略になる。

ゲーム中でも勝利得点の比較グラフは出るが、勝利得点の内訳は分からないので、特殊な種族で勝つにはかなり修練が必要になる。

Windows 10 タブレットで遊べるか?

古いゲームだがタブレットでも遊べる。ダブルクリック操作が少々難しいが、画面左下のFinderをうまく使えばほぼ問題ない。
最初は解像度が自動調整されず、画面からはみ出して遊べなかったが、色々いじっていたら、いつの間にか治っていた。
タブレットモード、フルウインドウでも遊べるが、外交画面で数値入力ができないので、以下のような設定にしている。

  • Windowsタブレットモードではなく、デスクトップモードにする。
  • Armadaをフルウインドウではなく、ウインドウモードにする。
    一時的にBlootooth キーボードをつなげて、Alt + Enterで切り替えた。
  • タスクバーは下から上に移動させる。

なお手動での戦闘は操作面で厳しいので、戦闘は自動解決にすることが多い。

第一印象

操作性と進行

  • ゲームシステムが単純で、操作を覚えるのはきわめて簡単。
  • シナリオ、ミッション、イベントといったプレイヤーを誘導する仕組みはほとんど無い。
    キャンペーンとかも特に無く、ガチの戦略シミュレーション。
  • 黙々と定石どおりに殖民、建設、生産を進める。運にあまり左右されない硬派な進行。

見た目

星図

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  • 星系や艦隊はフリー座標ではない。左図では非表示にしているので境界は見えないが、ヘクスマップの各ヘクスに星系や艦隊が配置されている。
  • キーボードショートカットはあるが、操作はマウスで行うのが基本。

黒が基調であり、コントラストが弱いのでやや見づらいが、白にするのもアレなので仕方なし。トラベラー(RPG)の星図のような感じだと見やすいのだが.

www.travellermap.com

トラベラー(TRPG)の星図は、紙なので完全に平面だが、メリハリのついた色使いや図記号で見やすかった。その意味を覚える必要があったのは同じだが

  • 星系ごとに固有の特徴があり、それが星図上ではアニメーションや文章で表現されているが、マニュアルに解説がないので覚えなければならない(後述)。

星系

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とても豊か Very Rich な恒星系 Irradiated Planets でオールトの雲 Oort Cloud を持っており、自然遺産 Natural Wonders があるということを文章とアニメーションで表現しているつもりだが慣れないとわかるまい。

星系の特徴(例)

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小惑星帯 Asteroid Belt、オールトの雲 Oort Cloud をもち豊かさは普通 Normal である理想的な星系 Ideal Planets 。
際立った特徴として、航海の難所 Navigation Hazards があり降り注ぐ流星で表現されている。原住民 Primitives は小さな茶色の球で表現されている。他に2つの特徴があるが、それらは外観からわからない特徴という扱いなのでここではなく、星系の画面に表示されている。

建物、艦船のアイコンが中途半端に精密なドット絵になっており、やや分かりづらい。
デフォルメしたアイコンにでも変えてもらった方が呑み込みやすい気がする。
もっとも宇宙の建物、艦船は実在しないので、プレイヤーのイメージはスタートレックスターウォーズ銀河英雄伝説やらバラバラと思われるので、何が最適とは判断しづらいが。
MODを探してみたが、うまく見つけられていない。

マニュアル

PDFファイルで用意されているが、無用な装飾のせいで異常に重く開くのがつらい。
印刷したほうがいいだろう。
なお細かい説明は無いので、ヒントやツールチップを見て覚えること。

戦略はターン制、戦闘はリアルタイム制または自動解決

  • 殖民、建設、生産など戦略はターン制だが、戦闘が発生した場合にはリアルタイム制(ポーズ自由)で自ら艦船を操作するか完全に自動解決するかを選べる。
  • レビュー記事では、カッコよさげな3D戦闘画面が紹介されているが、個人的にはリアルタイム操作が面倒で完全に自動解決してもらいたい派なので、あまり興味がない。

 自分で操作するのはHomeworld2くらいの艦隊規模が限界だ...

地上戦

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突撃艇 Assault Ship から揚陸ポッド Landing Pod を降下させ、海兵隊 Marine を地上に下ろすと、地上で待ち受けている民兵 Militia その他陸軍との撃ち合いになる。
地上攻撃 Ground Attack をもつ艦艇での支援も可能。

  • ターン数はシナリオによるが500ターン位が初期設定。版図が広がっていくと、プレイヤーの思考時間が長くなるので、そこそこ時間はかかる。
  • AIは今のパソコン性能だとすぐ終わる。

オリジナル艦の設計とかは無い

RPGではないのでオリジナルの艦を設計する、武装強化するといった艦を育成する要素はない。
基本的に技術は取引されるので大差はつきにくく、戦いはおおむね数で決するが、技術開発をすれば新型艦を使えたり、効果が増したりするようになっていく仕組み。
また戦略物資の反物質、ニュートロニウムを持っていれば特別な艦が作れる。

指揮官や大臣はいない

提督、将軍、大臣、顧問といった能力ブーストの観念はない。
つまり星系や艦隊に将官を配置したり育成するマイクロマネジメント作業もない。

続きを読む

Endless Space (ES1) Disharmony

マニュアルは48ページだが、設定資料集は212ページという、きわめてアート重視なゲーム。グラフィックは美しくUXは良好。

どういう設定の宇宙征服モノか?

プレイヤーは12の勢力 faction いずれかのリーダーとなって宇宙に進出し、他の勢力を圧倒する。エンドレスという先進文明がどこかへ去った後、これらの新興勢力が現れたという設定なので、時々エンドレスの遺跡などが発見される。

勢力 faction

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  • 政府軍(UNITED EMPIRE
  • 脱奔した科学者や探検家(PILGRAM)
  • 自然とともに生きる機械人形(AUTOMATIONS)
  • 海とともに生きるアメーバ(AMOEBA
  • 武闘派(HISSHO、必勝)
  • 生きている鉱物(HARMONY)

など12種類が用意されており、最大8勢力まで参加する。

  • 勢力を選択する画面に表示されている各勢力が好む惑星の種類、外交姿勢、基本戦略 Gameplay、特徴 TRAITSなどの情報がWikiaに一覧化されている。
  • 端的にどういう勢力なのかは、基本戦略 Gameplay に一言で表現されている。

endlessspace.wikia.com

敵勢力 Empires、COMPETITORS は最大8つまで選択できるが、無作為に勢力を選ぶ RANDOM FACTION と、しばしば同じ種類の勢力が含まれてしまう意外な仕様となっている。

steamcommunity.com

では、Disharmonyとは?

最新の拡張が Disharmony であり、最初のリリースを Classic と呼んでいる。
のべ4つほど勢力が増え、Harmonyという大変扱いづらい勢力が最後に追加されたり、イベントが増えたり、惑星攻略の手段が増えたりなど、いくつかのゲームシステム変更が適用されている。

Endless Space 2 (ES2) 発売

ゲームシステムとしては、あまり変わってはいないようだが、評判が良い Endless Legend の経験は反映されているらしい。

勝利条件は?

敵を覆滅、征服勝利(75%支配)など、4Xではありかちな勝利条件が用意されている。

第一印象

見た目

  • 艦船、人物、惑星全てのグラフィックに手抜きがない。
 星図 Map 

管理単位は、星系 System、惑星 Planet の2段階。星図では星系の位置関係が2Dで表現されている。
操作は普通で、ホイール回せばズームイン/アウトするなど標準的。

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  • 植民地の星系は影響力 influence を持ち、二重の円で強調されている。
    星系の画面は別にあるが、適切なレベルでそのサマリーが星図画面でもわかるところが親切。
  • 星系に含まれる惑星の数と、殖民適性は青丸(殖民済)、白丸(殖民可)、赤丸(殖民不可)で示されておりクリックしなくても一目瞭然。
  • 特殊な資源は惑星の丸の上にアイコンで表示されており、アイコンに慣れれば一目瞭然。
星系 Star System

星系 Star System には恒星の他に惑星 Planet が含まれている。一部の惑星には衛星 Moon もあり(左端の惑星)、そこを調査するとエンドレスの遺産か何かが見つかるかもしれない。
殖民以外のほとんどの管理は、星系の単位で行われる。

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惑星 Planets

惑星の種類に応じて食料 FOOD、工業 INDUSTRY、科学 SCIENCE、資金 DUST のパターンが決まる。
人口に概ね比例して、産出量が決まる。
惑星には4種類の資源があるが、1種類の資源に絞って産出量を上げていく。

十分にスペースをとった美麗なデザインで、惑星はちゃんと自転しているし、衛星も公転しているという凝りよう。またプレイヤーが何か選択すべき部分のアイコンは点滅しており、分かりやすい。

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衛星 moon には殖民できないが、衛星探査を可能にする技術を開発後に探査を行うと、ごくまれにエンドレスの神社仏閣 temple が発見される。

操作性

  • メリハリが聞いたアイコン表示であり、プレイヤーが操作する部分が分かりやすい。
  • 右クリックメニューは一つもない。操作対象は画面上のアイコンが全て。

チュートリアルの字は小さい

まったく同じことがマニュアルに書いてあるので、それを読めばよい。

タブレットでプレイできるか

いちおう可能だが、まったく快適とはいえない。

  • 字とアイコンが小さいので、PCで覚えてからでないと厳しい。
  • 対象をクリックで選択してから再度クリックして次の画面を開く操作であり、画面スクロールも左クリックしてドラッグ操作なので、指ではなくペンを使わないと、やや操作がしにくかった。
  • PCでは落ちないがタブレットでは時々落ちる。性能的に厳しそう。

戦略はターン制、艦隊戦闘は長・中・短距離の3フェーズだがほぼ自動解決

殖民、建設、生産など戦略はターン制だが、戦闘が発生した場合には長距離・中距離・短距離の3フェーズで戦闘を行う。フェーズごとにお互い戦術を選ぶ。いわゆるジャンケン。

自動解決ではあらかじめ距離ごとの戦術を全て事前に選択するかわりに戦闘シーンのムービー上映をスキップできる。手動にしてもプレイヤーは戦術を選ぶ、ムービーの視点を変更する、攻撃目標を変えるということ以上のことはできないので、実質的に自動解決といってよい。

  • 戦闘にはそれほど凝っておらず、長距離はミサイル missiles(対抗は対空砲 flak)、中距離はレーザー lasers(対抗はシールド shieids)、短距離は質量弾 kinetics(対抗はデフレクター deflectors)が有利という、きわめて型にはまったものとなっている。
  • ヒーローが指揮している艦隊は、戦力への修正だけでなく選べる戦術にも差があるので、圧倒的に有利になる。
  • 戦闘は星系以外の場所、例えば星間航路や深宇宙では決して発生しない。

惑星攻略は包囲カウントダウンまたは陸軍侵攻

防御を上回る攻城装備を備えた艦隊で少なくとも8ターン以上、星系を封鎖・包囲してカウントダウンで陥落させる(確率変動なし)か、十分な陸軍を投入して一気に1ターンで陥落させる(兵力に応じて確率は変動)かのいずれかで星系を攻略できる。

いずれにしても手間はかかるので、いかに早く最前線近くに殖民して道を塞ぐかが重要なのは、いうまでもない。

オリジナル艦の設計

武器&防御モジュール、支援モジュール、特殊モジュールを差し替えていく。

船体の容量上限に達するまで、それぞれの個数を+、-で調整することで設計できる。
設計テストの画面はないので、仕上がりはよく分らない。

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ヒーローを艦隊の指揮官か星系の管理者に割り当てる

・最初は候補3名、ただし金欠のため雇えるのは数ターン後。
・5つある分野のうち、2つの得意分野が割り当てられている。
・気に入らない場合は追放できるが、替わりはすぐにはでてこない。また人数増えるほど初期費が増える。

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それにしても左端の奴はともかく、右の二人はどこから見つけてきたのか...どうみても人類じゃないだろ。右端の奴なんてアメーバじゃねえか。しかもアメーバどうしでも区別つかねえんだよ!
...しかしヒーローに忠誠度といった観念はなく、ひたすら忠勤に励むようなので、遠慮なく雇ってかまわない。

ヒーローは得意分野の組み合わせでしかない

ヒーローごとにフレーバーテキストは違っているが、ゲーム的には、5つある分野のうち、2つの得意分野が何であるかによってしか決まらない。つまり10通りしかない。

割り当てられている得意分野については、戦闘系のものと内政系のものがある。しかし、ヒーローは艦隊か星系のどちらか一方にしか任命できないので、2つの得意分野が中途半端な組み合わせになってしまっている場合、何だかとても損した気がする。

中途半端でない組み合わせは、実は2通りしかない(内政系でベストな組み合わせ1つ、戦闘系でベストな組み合わせ1つ)ので、このゲームにおけるヒーローは、あまり存在感がない残念な感じになってしまっている。

ベストでない組み合わせを引いた場合、人によっては即刻追放して、50ターン後にもっと良い組み合わせのヒーローを引くのを狙うようだが、探索時のイベントで候補者入れ替えというのが時々発生するし、どんな組み合わせでも共通の能力がかなりあるので、そこまでする必要はなく、とにかく雇ってどんどんレベルをあげるほうが妥当。

二人目の奴 Kyuind Neuil の詳細

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  • ゲーム上の効果は、5つの属性 ATTRIBUTES で数値表現されている。
  • レベルが上がると、能力を追加でき、その結果、多くの場合はたんに属性の数値が向上する。

属性値の向上以外の効果もあり、ヒーローの効果 EFFECTS OF THE HERO に表示されているが、すべて得意分野とその後のスキル獲得で決まるものであり、それらが同字である限り、個人ごとには違いは出ない。

強力な Administrator

能力はこのようなツリーに従ってレベルアップの都度、1つずつ獲得していく。

Administratorは資源、食料のブーストが半端ない。Corporateと両方持っているヒーローは内政では最強。

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技術開発

宇宙戦争、応用科学、探索と拡張、外交と貿易の4系列にまとめられているが、たぶん少なくまとめすぎ。技術ツリーの体系が他のSci-Fi ゲームと比較しても、たいへん分かりづらい。

endlessspace.wikia.com

  •  まずは、探索と拡張ツリーの中にある殖民可能惑星を増やす技術をいくつか開発する。
  • 外交と貿易の中にある惑星の生産力を高める技術や資源利用を可能にする技術をいくつか開発する。
  • 宇宙の繋がり Cosmic String 沿いにしばらく探索を続けていくと、ワームホールWormholes を通らないとそれ以上に進めなくなる。このときには Applied Casimir Effect 技術の開発を目指すこと。

他に、勢力固有の技術といったものもあるにはあるが、大したものではない。

交易

技術を開発すると、平和条約を結んでいる他国との間で勝手に交易が成立する。
マイクロマネジメント不要で良い。

また外交では、当然ながら、余った贅沢資源や戦略物資を取引できる。

ときどき海賊が発生する

 ESの世界には宇宙怪物や少数民族は生息していないようで、海賊しか発生しない。
海賊は単に戦って倒すしかない。

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はなはだ不安なBroadWimaxのオプション解約

4月末ごろに契約したBroadWimax。

先週はまだダメでしたが、5月21日になって、
ようやくBroadWimaxのお客様サイトにログインできるようになりました。 

tombi-aburage.hatenablog.jp

ちなみに請求が発生しないよう解約できる期限は25日です。
平日はややこしいことする時間がないので、今日やらなければ来月の請求発生確定でした。

消費者の誤認を誘う、さまざまなトラップ

さっそく、不要なオプションの解約を始めます。

まず解約の画面

Broad one プロバイダサービスというタブに飛ばされます。
契約したのは Broad Wimax なので、この時点でなんとなく不安になります。

事業者側からすると全サービスに共通の上位サービスだから、別タブということなんでしょうが、プロバイダに加入したという感覚はあまりありません。

まあ、ぱんくずリストは Broad WiMAXトップとなっているので、セーフということにしておきましょう。入力フォームに電話アイコンというのは、何か違和感ありますが。 

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ここには

>ご契約されていないオプションサービスを選択された場合、正常に解約処理がされません

と書いてあります。

>ご契約中のプランにつきましては、お送りしております(中略)オプションのお知らせ」をご確認ください

とも書いてあります。つまり以前に送った紙の書類が正であるといっています。

サイトではなく紙の書類が正

このサイトでは何がオプション契約されているか、結局のところ、よく分からないので紙の書類を見る必要があります。

  • サイトの「ご契約内容の確認」には、オプションサービスは記載されていない。
    基本サービスしか記載されていません。紙に書いていた内容を、下に並べて載せておくだけで済むはずなのに、どうしてやらないのでしょう?
  • サイトの「ご利用明細」を見ても、「安心サポートプラス」(初月から請求)は記載されているが、MyBroadサポート(最大2ヶ月無料)は記載されていない。
    サイトの明細に、MyBroadサポート:0円(最大2ヶ月無料)と記載しておくべきでしょう。
    2ヵ月後に、明細に初めてご登場というわけですか?

紙の書類も紛らわしい

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「MyBroadサポート」(図略)「安心サポートプラス」を契約しているのはどうやら確実です。
しかし「安心サポートプラス」の上の見出しが「安心サポート」となっています。
そして、さきほどの画面を見ると、解約の候補としては「安心サポート」「安心サポートプラス」「MyBroadサポート」の3つがあるようです。

しかも

>ご契約されていないオプションサービスを選択された場合、正常に解約処理がされません

という脅し文句までついています。可能性があります、ではなくて、されません。
なのでかなり怖いです。

いったい私は何を契約していることになっていて、何を解約すれば正常に解約処理がされるのでしょうか。

よくわかりませんが、書面にあるサービス名の文言は

  • 安心サポートプラス、MyBroadサポート

なので、この2つは解約チェックボックスを入れます。

  • 安心サポート

はいったん解約チェックボックスは入れません。

あったら嫌な展開

安心サポートプラス 550円を解約したら、安心サポート 300円にデグレードされる(しかも、それ以上の契約変更が不可)になるというのが、あったら嫌な展開です。

オプション解約が確定後、また来月あたりチェックすることにします。
もし安心サポートに変わっていたら解約するので。

こういう、知らないうちに損をさせられる、
という心理的な負担がいちばん嫌いなんですが。

tombi-aburage.hatenablog.jp

  • 以前 So-net で、1年後のキャッシュバックに失敗
  • GMOでかなり神経使って、やっと1年後にキャッシュバック

といった嫌な思い出しか無い。

後日のチェック結果は問題なし

6月度のご利用明細が出てきたのでチェック。

  • 安心サポートプラスは、5月は課金されており合計3,538円でした。
  • しかし6月には安心サポートプラスの課金が外れて2,944円になりました。
  • おそらく7月には、3ヶ月月額 -740円が対象外になり、
    以降は3,684円かそこら辺に落ち着くのではないかと思います。

BroadWimaxには1年後にキャッシュバックとかはないので、
オプション解約した今となっては2年間は放置しておけるので気は楽になりました。

 

 

Sword of the Stars Prime (SotS1)

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宇宙征服ものターン制・シミュレーションゲーム(いわゆるSci-Fi 4X)。

戦闘はリアルタイム。種族により星間航法 FTL が完全に違うという特徴による戦略の多様性、簡単だが豊富なパターンを実現できる船体設計、精密な戦闘により人気作となった。次作SotS2は残念な結果となったが...

Steamで3つの拡張をバンドルした Complete Collection を購入する。
The Pit という奴は、見た目もチープなまるっきり別のロールプレイングゲームなので別に必要ない。

未知の災厄 Unknown Menace との激しい戦闘

youtu.be

出典: Sword of the Stars: Peacekeeper Battle, Chronidian

時々、不条理に襲ってくる宇宙の災厄の1つ Peacekeeper Enforcer の迎撃戦。
面白いようにやられるので、予備から必死に投入して防戦。

どういう設定の宇宙征服モノか?

プレイヤーは全く異なる星間航行技術(FTL technology)を持つ6つの勢力(faction)のいずれかのリーダーとなって宇宙に進出し、他の勢力を倒す。

  • 勢力ごとに根本的に移動手段が異なるため、領土拡大や防衛戦略がワンパターンにならず、時として意表を衝かれることもある点が、他の宇宙征服モノと大きく違うポイント。
  • 拡張が出るたびに勢力と設定が追加されたが、Complete Collection では最初から勢揃いしているのでストーリーは省略。さっそく殴り合って良し。

6つの種族 Species と星間航行技術 FTL

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  • Human 人類
    星系間の固定航路に沿って高速移動、直線距離で近くても航路がなければ低速f:id:tombi-aburage:20170513080520p:plain
    徽章 Badge と顔グラ Avatar は幾つか用意されている。
  • Hiver アリかハチ
    巣穴 Gate 間は1ターンで移動、巣穴開設までは低速
  • Tarkasトカゲ?
    普通
  • Liir イルカか鯨
    無重力空間では高速、星系に近づくと減速
  • Zuul 海賊カンガルー
    掘削船でノード空間に航路を自ら掘削
  • Morrigi 龍かカラス
    群れ(艦隊)が大きいほど移動が速い

勝利条件は?

  • シナリオモードでは、シナリオごとに勝利条件が設定されている。
  • カスタムモードでは、自分の勢力が最後まで生き残っている(=他を滅ぼしている)ことが基本。

第一印象

殖民の「早い者勝ち」にはならない

  • 他のゲームでは、最前線の星系に先に殖民さえすれば特に工夫しなくても有利になる「早い者勝ち」のものが多い。
  • このゲームでは、星間航行技術が勢力ごとに異なるので、距離だけで殖民の速さは決まらない。
  • 例えば Human は、事実上、星系間の固定航路に沿って進撃しなければならないので、結節点を敵に塞がれた場合には、そこを強引に突破するか、大軍を揃え固定航路を外れた星系に上陸作戦を企画しなければならなくなる。
     一方、Hiver は誰も関心を持たないような惑星が1つもない星系に巣穴をこっそり掘り、そこに全軍を1ターンで集めて背後や側面から痛撃するような作戦が可能である。

船体設計や戦闘萌え

  • 船体設計は3つのセクションの組み合わせで、セクションごとに様々な種類があるので、比較的簡単な操作で多彩な船体設計ができる。
  • 砲架に設置する兵装は技術によって変わり、戦闘にはかなり凝っている。
  • YouTubeで「SotS」で検索すると戦闘シーンの雰囲気が分かる動画がたくさん出てくる。

見た目

  • 背景はプラネタリウム調の星図画面であり3D。
  • 但し戦闘画面は、2Dにデフォルメされている。衝突しそうなときだけ上下に避ける。

星図 Map

管理単位は星系 System と表現されているが、星系には星は1つしか含まれないので実質的には惑星 Planet 単位である。星図では星系の位置関係が3Dで表現されている。

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操作は普通で、右クリックしたままドラッグすれば3Dの星図が回転する、ホイール回せばズームイン/アウトするなど標準的。

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星系 Star System

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星系(惑星)の大きさ Size や人口 Imperial / Civilian に概ね比例して、収入 Income や生産力 Industrial Output が決まる。
種族によって最適な自然条件 Climate Hazard であればあるほど、開拓に費用がかからない居住に適した惑星なので、優先して殖民する。

操作性

  • 星図などの操作は普通だが、ボタンやスライダーはあちこちに散っているので、やや覚えるのに時間がかかるかも。

タブレットでプレイできるか

戦略画面はターン制なので問題ないが、戦闘画面はリアルタイム制なので、やや厳しい。

戦略はターン制、戦闘はリアルタイム制または自動解決

  • 殖民、建設、生産など戦略はターン制だが、戦闘が発生した場合にはリアルタイム制(シングルではポーズ自由)で自ら艦船を操作するか完全に自動解決するかを選べる。
  • プレイ時間はかかるが、自ら設計した艦を自ら操作して戦闘させるのが楽しいので、自動解決にはほとんどしない。

船体設計

最新の兵装や特化したセクションを組み合わせてオリジナル艦型を設計し、実戦で評価しては新たな艦型を設計するといった艦隊戦力育成の要素が強い。

  • 艦種を選んだ後、3か所のセクションをそれぞれ選ぶことで、特化した艦型を自由に設計することができる。
  • 設計画面では、船体各部にある砲塔基部に何の武器を載せるかを逐一細かく設計できる。

大臣や指揮官はいない

種族全体の能力を変動させるような大臣などはおらず、艦隊の指揮官もない。

戦略面では勢力ごとに異なる星間航行が特徴を醸し出す

Human 人類

  • 星系と星系の間を高速で移動できるノードドライブ技術を持っている。
    ただし見かけ上は隣どうしの星系であっても、ノードが直結しているとは限らないのがミソ。
    このように母星系と他の星系が分断されると、かなり厳しい展開になる。

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  • ノード接続は自然界に存在するものを利用するので航路開設の必要がない。
    このため進出/侵攻は電撃戦レベルの早さだが、ルートはほぼ固定となる。
  • 敵に侵攻された場合、ノード接続に沿って素早く機動防御は可能だが、それでも2~3ターンはかかるので、結節点となる星系に一定規模の艦隊を集結させておかないと間に合わない。

Hiver アリかハチ

  • 艦隊の出入り口となる巣穴 Gate をほとんどの星系に開設する必要がある。
    巣穴船 Gate Ship を星系に送り込むと、そこで巣穴が開設されて、巣穴船はそのまま巣穴の門番になる。但し所詮は艦船なので、撃破されると巣穴も破壊される。
  • 巣穴から巣穴への移動は一瞬(常に1ターン)であり、巣穴の総数に比例して移動できる艦船の隻数も増えるので、巣穴をなるべく多く張り巡らせるのがミソ。
  • 進出/侵攻は遅いが、巣穴を開設した星系の防御は全艦隊を集中して行える。

Morrigi 龍かカラス

  • 時空間に波を起こし、他の艦船がその波に相乗りして大群で移動する。
  • 同時に移動させる艦船の隻数が多いほど、早く移動できるのがミソ。
  • 艦隊規模を増やす技術を開発すれば有利になる。

Liir イルカか鯨

  • 深宇宙では移動が早いが、重力圏では減速する。

プレイの都度、技術開発の可否は変わる

  • 基本的な技術はいつでも開発できるが、周辺の技術はプレイの都度、ランダムに開発可否が変わる。
    いつも同じパターンで技術開発できるわけではないので、プレイスタイルが若干変わる。
  • 敵の艦船や惑星から技術のサルベージを行うことで、開発不可/困難な技術が入手できることもある。
    研究開発力が弱いZuulの場合には、サルベージが大前提となる。

ときどき未知の災厄 Unknown Menace が襲ってくる

  • だいたい20ターン前後になると、未知の災厄がプレイヤーを襲いはじめる。
  • 襲われたら敵を攻める余裕はなくなるくらい、とんでもなく強力。

対策について

とりあえず何をすればよいか?

SotSでは星系単位の探索しかなく、深宇宙の真っ只中にいわゆるアノマリーを発見するといったことはないので、星系に移動して探索するのが基本。

探索 exploration

  1. 航続距離延長 Extended Range セクションの 駆逐艦 Destoryer を建造する
    最前線近くの星系にて、必要な数だけ建造待ち Add to Queue にする。
    完成予想時期 ETAが2ターンになった場合、1ターン以内に必要数を生産できるように、建造Construction と交易 Trade の調整スライダー (Ship Construction) を建造側に調整する
  2. 次のターンに、最寄りの星系に送る
    2隻以上建造した場合は1つの艦隊になっているので、艦をクリックして新たな艦隊に加える Add to New Fleet か艦隊分割 Split Ships を選んで別の艦隊を作る。

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  3. もし戦闘になったら2分後に逃げる
    戦闘は手動解決を選び、小惑星帯がある場合は2分間そこに隠れ、退却できるようになったら退却する。
    [CTRL] + [PAGE UP] で進行を8倍に加速できる。

航路ナシでは星間航行が遅すぎる Hiver、Zuul の場合には、航路開設と同時に探索を行うことが多いので、そのための艦も建造して一緒に送り込む。ドラッグ&ドロップすれば艦隊の間を異動させることができる。

殖民 expansion

植民し、人口を増やすためには、殖民船 Colonizer を建造して送り込めばよい。

  • 複数同時に送りむと進捗は早まる
  • 生命科学 BioTech を技術開発していくと進捗は早まる
  • 自然条件が合わない星系の開発にはかなり資金と時間を要する

生産 exploitation

  • このゲームでは、惑星上に何かを作ることはないので、全て造船所での建造として生産 Build を行う。移動できない防衛用の衛星なども生産できる。
  • 特に1ターンめの場合、建造すると現時点の初期予算を超過するが、2ターンめに初期予算をはるかに上回る規模の惑星からの収入 Planetary Income が入ってくるので、あまり心配する必要はない。

研究開発

  1. どれか一つを選んで研究 Research ボタンを押す
    大抵の場合、産業 Industrial の Waldo Units を選ぶ。ボタンを押すのを忘れないこと。
  2. 貯蓄 Savings と研究 Research の調整スライダーを研究側に調整して、1ターンで研究完了するようにする。
  3. もし次のターンで予算超過 100%以上なのに完了しなかった場合、調整スライダーを貯蓄側に動かして、研究投資を半分にして次のターンには完了させる。
    このゲームでは100%以上でも研究が完了しないことがあるが、150%ならば確実に完了するため。
    序盤の場合、最初から150%になるように入れておくのもよくやる手。
  4. 次の技術を選ぶ。ボタンを押すのを忘れないこと。

特別研究開発プロジェクト

研究開発画面に、特別プロジェクト Special Project というものがある。

これは、例えばアステロイド・モニター Asteroid Monitor を発見したときに、無欠接収するための研究などを行うためののもの。

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外交

種族に遭遇したら、会話するために研究開発を行う。
最初の技術で、停戦交渉 Cease Fire ができるようになる。

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外交画面から戦争 War を停戦 Cease Fire に変更する提案をする。
破棄する場合も同じ。

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交易 Trade

前提技術 FTL Economics を開発し、貨物船 Freighter を設計して建造して交易圏に配備すると、配備した5隻ごとに1段階、交易スライダーを上げることで交易収入が得られるようになる。

但し、交易圏が平和な状態でなくなると、貨物船は惑星に逃げ込み交易収入は減少する。

コツの調べ方

破滅的な後継作 SotS2

戦闘システムだけ、これに差し替えてくれるといいんだけど。 

tombi-aburage.hatenablog.jp