そういう、モデルなんです。

ビジネスモデル、3Dモデル、設計図、模型などの現状と動向を考察、関連書籍の紹介

ノートパソコンのミニプラグ端子にスタンドマイクを接続したらスピーカーの方が聞こえなくなった(断念)、音もやたら小さいし…(解決)

Buffalo の安物のスタンドマイクを買った。

何故かというと、

  • 参加しているけれど発言機会がゼロ、発言するとしても数分間
  • 時間が長い割に話の中身が薄く、自分の出番以外は、片耳で聞いているだけ

みたいなオンライン会議が多発しており、

しかも夏場で気温も上がってきたので、耳カバー付きのヘッドセットを付けっぱなしにしているとムレて暑くなるのが嫌になってきたからだ。

そこで

  • スピーカーはパソコン本体、または耳カバーのない無線ヘッドセット
  • マイクは、上記のスタンドマイク

に分離して運用してみることにした。

スタンドマイクはUSB接続のタイプと、ミニプラグ端子のタイプのものがあったのだが、ノートパソコンのUSBポートの余裕がなくなってきたので、ミニプラグ端子の方を購入した。

先に結論からいうと、この運用はあまりうまくいっていない。

  • スタンドマイクの感度が低いのか、マイク音量を100にしたとしても、Teams会議の相手から、声がかすかにしか聞こえませんと言われる。
  • マイク音量を100にした上でさらにマイクブーストを3段階上げれば感度は上げられるが、ヘッドセットの口元マイクとは違って背後の家庭音を拾いまくり、エコーキャンセルが無いのか、弱いのか、キンキンとハウリングする
  • ノートパソコンの場合、唯一のミニプラグ端子(4極)にスタンドマイク(3極)を差したら、パソコン本体のスピーカーから音が聞こえなくなった

    f:id:tombi-aburage:20210802202448p:plain

    ミニプラグ端子ではなくUSBでの事例だが、エレコムのUSBマイクを繋いだら、イヤホンから音が出なくなった時の対処方法 という記事によれば、スタンドマイクを差したときにスピーカー側の設定までつられて変更される事象があるようなので、多分これではないかとは思う。

今のところ原因が特定できておらず、解決のめどが立っていないので

  • Zoom会議ではどうなのか
    自分の中でのオンライン会議の序列は Zoom >> Teams = WebEx > Skype なので、Teams が悪さしているのかもしれないという疑いが晴れていない。

    tombi-aburage.hatenablog.jp

  • PC側のマイク設定値との関係がどうなのか
    マイクボリュームの妥当な数値は100なのか50なのか、100にしないと聞こえないマイクってどうなのか。マイクボリュームやブーストをいちいち設定するのが面倒だが、前回の設定値を記憶しておいてくれるのか(スピーカーの音量は記憶されるがマイクはどうか)。
  • 他に3台ほどある、タブレットPCのミニプラグ端子に繋ぐとどうなのか
    このノートパソコンがおかしいのか、スタンドマイクがおかしいのか。
  • Wimax2ではなく、テザリング(4G)にするとどうなのか
    端末ではなくて、ネットワークのせいなのか。
  • ミニプラグ端子の性能が、そもそもUSBよりも低いか、または不安定なのか
    数年前に、Skypeにミニプラグ端子のヘッドセットを繋いだら、USB以外は通話品質保証できないという趣旨のダイアログが表示されたことがある。最近は表示されないのだが。
  • マイクの性能だけを比較する簡単な方法はないか
    ATEM mini のマイク端子を使えば多分、ループバックさせて耳で確認はできると思うが、Nahimicでの数値測定で比較できれば手軽ではある。

とか、追々、当たり障りのない社内会議で環境を変えながら調査していくつもりだが、少なくとも急ぎの社外との会議では、危険すぎて使えないと分かったので、USBヘッドセットの運用に戻した。

但し、USBヘッドセットに戻しても、ノートパソコンを使った最近の数回のオンライン会議においては、Teams会議の相手から声がかすかにしか聞こえないと言われることが多くなっているので、

  • ノートパソコンの何かが壊れている
  • Teamsの何かが壊れている
  • ネットワーク遅延など単なる偶然

といった可能性もないわけではない。

ミニプラグ端子のマイクを挿すと、ノートPC本体から音が出なくなるのは、どうしようもなかった

マイク入力だけ使うつもりでノートPCの4極ミニプラグ端子にスタンドマイクを接続したのだが、本体内蔵スピーカー出力のほうもそこへ転送されてしまうのだろうか、本体からは全く音が出ない。

f:id:tombi-aburage:20210802202448p:plain

サウンド設定で本体スピーカーとミニプラグ入出力の設定を別々に設定できないかと思ってサウンド設定を見てみたが、そこには Realtek Audio が1つあるだけで、本体スピーカーの設定を別に行うことはできないようだった。

4極ミニプラグ端子に接続するのであれば、同じく4極のヘッドセット(スピーカー、マイク両用)でなければならないようだ。Nintendo Switch 用に買ってあった奴を接続したら勿論機能したが、

  • やりたいことはスタンドマイクでのプッシュトゥトーク
  • 耳が涼しい状態にする

なので目的を達成できていない。

なおスピーカー付きスタンドマイクというものもあるようだが、値段は高いのでヘッドセットのようにお得感はなく、ミニプラグ接続のものもみあたらなかった。

音については、スタンドマイクのゲインが低いことが判明した。

「マイクの性能だけを比較する簡単な方法はないか」については、廉価版スイッチャー

のオマケの制御ソフト ATEM Software Control に、ソフトウェア・オーディオミキサーがあったので、それで比較することができた。

一言しゃべってみたところ、ゲインがこんな感じだった。

スイッチャーで CAM1の音声のみオンにしてOBS Studio で録音、MIC1の音声のみオンにして録音した上で聞いてみると、Buffalo の安物のスタンドマイク(MIC1)の方はとても小さい声でしか聞こえていなかった。

f:id:tombi-aburage:20210801090055p:plain

 を読み返してみると、

  • -30db前後は高感度
  • -50db~-60db前後は低感度
  • 20db(音圧で10倍)というのは、大声と囁き声の違い
  • メーターの-12dbは聞きやすい音の中央値
  • マイクに近づいて話せ

とのことだった。まさに、コレだよ!

イコライザーダイナミクスなどで更にチューニングできるようだが、安物スタンドマイク1つにそこまで手間かけられないので、やらないことにした。ノイズ除去など、 他のソフトでの調整については、そういえばビデオサロンに書いてあった。

Zoom会議では自動的に音量調整されたらしく問題なかった。

先日はTeams会議だったが、今回はZoomで使ってみた。

  • デスクトップパソコンのマイク専用ミニジャック端子にスタンドマイクを接続。ATEM Mini は経由させない。
  • 音声は、無線 Bluetooth ヘッドホンから。
    スワロフスキー君をコキ使うことにしている。ああ、耳が涼しい。 

    tombi-aburage.hatenablog.jp
    でも充電してなかったせいか数時間でバッテリーが切れたので、PLANTRONICS 社が 2013年頃(8年前)に発売した PLT_M25-M29 という識別名のヘッドセットに選手交替。こちらは片耳でゴムなしなので、さらに涼しい。

  • マイクに近づいて話せ
    もう咥えかねない位に近づけた。

声が小さいと言われることもなく、問題なかったようだ。

Zoomのオーディオ設定を見たら、マイク音量の設定は自動となっており、自動的に高めには設定されていたので、そのおかげかもしれない。

Zoom以外であっても、単に音量を上げるだけでよさそうな感じだ。

 

SWAROVSKI EAR PLUGS SQUARE GS 5388210 のケーブルがブチっと切れて、たらい回しとなる。

タカショー株主優待

スワロフスキーの装飾の付いた Bluetooth イヤープラグ

  • <スワロフスキー>ブルー・トゥースイヤホン ブラック
    SWAROVSKI EAR PLUGS SQUARE GS 5388210

f:id:tombi-aburage:20210731000627j:plain

を入手した。

やたら字の小さい取扱説明書の仕様を iPad Mini のカメラで撮影して拡大して読むと、どうやら6番目のパーツとしてマイクはあるらしい?のだが、オンライン会議でマイクオンにしたつもりが誰にも聞こえていない?ようだったので、ちゃちいものらしい。

しかし2週間たたないうちにケーブルがブチっと抜けたので、タカショーから委託されてプレミアム優待クラブの実務を取り扱っているらしい百貨店(販売店)に修理か交換の対応を相談した。すると

  • 連絡先を渡されてメーカーに相談しろといわれた。
  • メーカーに相談したところ、販売店に相談しろといわれた。

その後の連絡も途絶気味で、コールセンターらしきところからの電話もいちいち要領を得ない。高々、交換ひとつ完了するのに1か月弱かかった。

修理・交換が長引いている間、同じプレミアム優待クラブで別途注文して入手してあった、完全に無線の質実剛健ヘッドセットを使っており、こちらの方が良い。

ケーブルがないから切れようもないし。

tombi-aburage.hatenablog.jp

なおスワロフスキーのカタログには、今やこの製品は掲載されておらず、検索するとインドの通販サイトくらいしか出てこない。もう知らんということだろうか。

www.swarovski.com

ブランドで虚飾された製品としてのサポート体制がまるでなっていない品物よりも、ブランドイメージはかけらもないけど、製品としてこだわりのあるものの方が良いと感じた。

ちなみに同梱の

25か国語を1枚にまとめていて、字が小さくて読めない。

いろいろ気にくわないが、なるべく毎日つかってみて、どれくらいで電気的・物理的に壊れるか試そうと思う。

まあ今回のことで、以下の結論となった。

  • スワロフスキーの電気製品みたいなものは、二度と買わない(もらわない)
  • 電気製品は電気屋で買う。流通業のコールセンターでは話が通じないし、そもそも扱っている品物に対する責任感というものがゼロ。
    ビックカメラヤマダ電機はどちらも店舗に行けば即座に修理プロセスに入るし、電気的な初期不良については店頭で事象を確認すれば即座に代替品を手配する。

    tombi-aburage.hatenablog.jp

     

PowerPoint 2016 でワコム Wacom ペンタブレットを利用するには、PowerPoint を再起動すればよい(解決)

PowerPoint のスライドに張り付けた画像の文章の部分に、マーカーで太線を引いて強調したい。

本当は画像の文章ではなく、テキストのみ抽出したかったのだが、うまくいかなかったので、文章なんだけれども、画像として張り付ける他に手がなかった。でも大して重要でもないことが延々書かれている駄文なので、マーカーペンで重要なところだけ強調したいというのが要件だ。

こういうときこそ、外付けペンタブレット蛍光ペンを使うべきだと思って、10年以上前に購入した WACOM BAMBOO (CTH-470) を USB で接続した。

f:id:tombi-aburage:20210816130339p:plain

デスクトップPCで試した。

接続したあと、ペンをタブレットに近づけると、インクというメニューが出現した。
近づけない限り表示されないという点は面白い。

f:id:tombi-aburage:20210725112754p:plain

スライドを選択した後、インクメニューから蛍光ペンを選択し、よし書くぞ!と思ってペンを走らせたが、インクで描画はされず、図のオブジェクトが移動してしまった。

f:id:tombi-aburage:20210725112846p:plain

蛍光ペンを選択したはずなのに、オブジェクトの選択に戻っていた。
どうやら図をマウス(ペン)でドラッグ移動させた扱いにされてしまったようだ。
何度やっても戻されるので、結局のところペンは使えなかった。

ネットで調べると、Power Point では校閲タブのほうにも校正用にインクという機能があるらしいと分かったので、そちらを見てみた。

確かに、校閲タブにインクというセクションがあったが、インクの機能の部分がグレイアウトされており、利用できない様子だった。

f:id:tombi-aburage:20210725111240p:plain

さらに調べると、Power Point はバージョンごとにインク機能への対応状況が異なっており、

  • Power Point 2016 では、編集モードではペンは利用できず、スライドショー表示しているときには利用できる
  • クラウド版 Office 365 の Power Point では、ペンが利用できるらしい
  • Word では、そういう区別はなく、ペンが簡単に利用できるらしい。

とのことだった。

試しに Word を起動してみたら、ほぼ何もしなくても、いきなりペンが使えた。
Power Point だけ、すぐには使えないようになっているらしい。
どうやら10年前のペンタブレットのせいではないようだ。

そもそも自分が使っている Power Point のバージョンが分からなかったので、調べてみた。ヘルプを見ても分からなかったのだが

  • ファイル - アカウント - PowerPont のバージョン情報

    f:id:tombi-aburage:20210725113810p:plain

を見たら正確なバージョンが分かった。残念ながら、2016 だった。

PowerPoint 2016でも、スライドショー表示では利用できるとの下馬評に従って、本当にそうか試してみた。

レーザーポインターでスライドを差すのと同じノリで、投影中のスライドに蛍光ペンで書き込むことは確かにできた。編集中ではなくて、投影中という点に違和感があるが。

f:id:tombi-aburage:20210725114350p:plain

スライドショーを終了するタイミングで、「インク注釈を保持しますか?」というダイアログが表示されるので、保持を選ぶ。

 

f:id:tombi-aburage:20210725114424p:plain

するとスライド上に、インク注釈が保持(配置)された。

 

f:id:tombi-aburage:20210725114438p:plain

このオブジェクトは、蛍光ペンらしき色と透明度をもったインクというもので、どうやら図形の一種ではあるらしい。

f:id:tombi-aburage:20210725114501p:plain

図形ではあるが、インクなので、インクを非表示にするを選べば、非表示にすることもできる。この点が、インクではない図形とは異なる点のようだ。

f:id:tombi-aburage:20210725115759p:plain

図形なので、拡大・縮小などは一応できる。しかし四隅の頂点をつかんで拡縮すると、おかしな動作になった。辺の中央をつかんで拡縮する必要があった。f:id:tombi-aburage:20210725120645p:plain

  1. 一旦、縦方向に伸ばし、右辺の中央をつかむことができる状態にする
  2. 右辺をつかんで右向きに伸ばす
  3. 縦方向に縮める

という操作をすれば、マーカーの長さを後からでも変更できる。

f:id:tombi-aburage:20210725121025p:plain

ここまで面倒だと、

  • 図形の透明度や境界線を蛍光マーカー風にした図を作って、重ね合わせたほうがマシなのではないか

とも思ったが、

  • スライドテンプレートにあらかじめ、インクオブジェクトを用意しておいて、それを、上記の手順で編集する

方法でも、よさそうな気がしたので、テンプレートに追加しておくことにしたい。

但し、蛍光ペンのインクオブジェクトはきっちり長方形で作成しておきたいので、タブレット上に定規を置いて、真っすぐな線を引いて作成することにした。

Surface Pro 4Surface ペンで、 PowerPoint 2016 32ビット版の場合には問題なかった

数日後、Surface Pro 4Surface ペンの単六電池が切れたので30度捻って交換するついでに、Surface ペンでは描けるのか試してみた。

インクというメニューは出てこずに、描画というメニューから普通にマーカーペンを使うことができた。

f:id:tombi-aburage:20210816083641p:plain

Surface Pro 4Windows 10 は 64bit だったはずだが、なぜ32ビットになっているのだろう?まあ、今は追求しないでおこうか...

f:id:tombi-aburage:20210816083241p:plain

ここで WACOM BAMBOO (CTH-470) を USB で接続してみた。

Windows 10 によって何らかのドライバーがインストールされて、マウスとして利用することはできるようになったが、とてもマウスポインタの移動が遅い。

頑張ってスライド上にポインタをもってきたが、あくまでもマウスとして動作しているようで、マーカーで線を引くことはできなかった。

パソコンによって違うのか?確認するため冒頭のデスクトップPCで試した。

デスクトップPCの PowerPoint 2016 はバージョン2107だった。
冒頭に試したときいはバージョン2106だったので、1だけ増えている。

f:id:tombi-aburage:20210816091821p:plain

WACOM BAMBOO (CTH-470) を USB で接続してみた。

接続した直後は、本記事冒頭に記載した通りの動作であり、マーカーペンが使えなかった...のだが!

コーヒーとおやつを用意している間に、Logicool Unifying ソフトウェアの画面が PowerPoint 画面の上に表示されていた。

いまロジクール Unifying レシーバーをもう1台接続しました

といっている。いや、いま接続したのは WACOM BAMBOO ですけど?

とはいえ確かに、ロジクール Unifying レシーバーを複数使ってはいる。

  • キーボード MX Keys
  • マウス MX Master 2S

USBポートを節約できるとのことなので、どっちがどっち用のレシーバーかは分からないが、とにかく1つ取り外した。

取り外しても、確かにキーボード、マウスともに両方利用できる。

なぜ今急に、こんなアドバイスしてくれたのかは不明だが、USBポートが1個空いて得した。

f:id:tombi-aburage:20210816091220p:plain

しばらくして、もう一度、試してみると、なんということでしょう!

WACOM BAMBOO (CTH-470) のペンで、PowerPoint 上に描画ができるようになっていた。いったい何が起きたんでしょうか。全然分かりません。

PowerPoint のバージョンが1上がったから?まさかね...

ペンモードとマウスモードで動作が違うのでは?

デスクトップPCには「ワコムの設定」という設定アプリが入っており、ここでは「座標検出モード」とかいうものを変更することができるようだった。

PowerPoint を立ち上がたまま、モードを変更してみた、

  • ペンモードの時には、ペンでそのまま書くことができる
  • マウスモードのときは「タッチして描画する」を押してからであれば、ペンで書くことができる

f:id:tombi-aburage:20210816093537p:plain

なるほど、この辺が何らか関係あったのかもしれないな...

他のパソコンは何度もOSを再インストールしているが、「ワコムの設定」については、このデスクトップPCにしかインストールしていなかったので、マウスモードにしかなれなかったのかもしれない。

パソコンによって違うのか?確認するため会社支給ノートPCで試した。

会社支給ノートPCの PowerPoint は for Microsoft 365 というもので、バージョン2102だった。

わざわざワコムのドライバ pentablet_5.3.5-3.exe をダウンロードして、ワコムの設定を使えるようにした。ペンモードになっている。

f:id:tombi-aburage:20210816153345p:plain

最初に PowerPoint を起動したとききには、冒頭に記載したのと同じ症状だった。

しかし、いったんPowerPointを終了させ、PowerPointを再起動したら、今度はワコムペンで書きこめるようになった。

どうやら PowerPoint を起動するよりも前に、ペンタブレットが認識されていないといけないようだ。

デスクトップPCと社給PC、2台のパソコンで交互に試した結果、

  • PowerPoint を立ち上げてから、ワコムペンタブレット WACOM BAMBOO (CTH-470) を USB ポートに挿した場合には、挿した後、はじめてペンをペンタブ上に移動させたタイミングでインクメニューが出現し、描画メニューは出現しない。
  • ペンタブを USB ポートに挿した後で、PowerPoint を起動した場合、描画メニューが最初からあり、いきなりペンで書くことができる。

という挙動が共通していた。

よって、

  • 先にペンタブを挿す
  • その後、PowerPointを起動する

という起動順序を守ればよかったようだ。

  • ワコムのドライバ pentablet_5.3.5-3.exe

を入れていることも、もしかすると条件なのかもしれない。

Logicool Flow 設定の異様な困難性について

MX Master 2S と MX Keys でパソコン3台のマウスとキーボードを切り替える

f:id:tombi-aburage:20210828091949p:plain

現在、使っている MX Master 2S マウス 

と MX Keys キーボード 

は、最大3つまでのパソコンを手動または自動で切り替えることができる。

ソフトウェア制御でキーボード・ビデオ・マウスを切り替える、いわゆるKVMスイッチの Logitech 版の実装が Logicoll Flow である。

Macintosh は持っていないのだが、たまたま

を読んでいたら、Teleport、Sharemouse、Synergy といった商品が紹介されていたので、複数台のパソコンやタブレットを1セットのマウス・キーボードで併用したい場合には必須のアイテムだと広く認識されているようだ。

f:id:tombi-aburage:20210723234429p:plain

  • ボタンを押して、手動で切り替える
    ペアリングさえ行えば、運用時のトラブルはないが、ボタンを押す手間が要る。
    マウスの方は、裏側に切り替えボタンがあるので、ちょっと間抜け。
  • ソフトウェア Logicool Flow で設定して、自動で切り替える
    Flow を使える状態にすると、パソコン間でのコピー&ペーストなども出来て中々便利なのだが、設定が難しくトラブルが多い。

3台まで切り替えられるなら兎に角、3台設定するでしょ。用はなくても。

別に差し迫ったニーズもないのだが、最大で3台とのことのなので、とにかくフルフル3台にキーボードとマウスの両方をペアリングし、かつ、Flow を完璧に設定してみた。

f:id:tombi-aburage:20210723200402p:plain

  1. 国内で購入した国産メーカーのノートパソコン
  2. 自作したデスクトップ
  3. 国内で購入した Surface Pro 4

Logicool Flow の完璧なる設定の異様な困難性について

セットアップ時の画面にも書いてあるとおり、

  1. 3台のPC端末の Logicool Options が全て、最新のソフトウェアであること
  2. 3台のPC端末が全て、キーボードやマウスとペアリングされており、少なくとも手動での切り替えが正しく行える状態であること
  3. 3台のPC端末が全て、同一ネットワークに属していること

2つ目までは簡単なのだが、3つ目の同一ネットワーク要件が鬼門となっている。

  • 昔ながらのVPNによる企業ネットワークへの接続
  • VPNに替わって最近流行のインターネットブレイクアウト(ゼロトラストセキュリティ)による企業ネットワークへの接続
  • WIMAX2 で18時過ぎると超低速になることを回避するためのスマートフォンテザリングへの接続切り替え

こういったものは、そのパソコンを普段使っている自宅内ネットワークとは別のネットワーク接続に分離してしまう。つまり Flow が利かなくなる。

また実際には、同一ネットワークだけが条件ではなく、以下の条件も満たす必要がある。

  • 3台のパソコン全てについて、その同一ネットワークは「プライベート」ネットワークに設定されていること。
    パブリックの場合、他のPC端末を発見することができない。
    どれか1台を設定すればよいものではないので、3台全ての設定を確認すること。
    f:id:tombi-aburage:20210723202600p:plain
  • さらには「ネットワーク探索を有効にする」もオンになっていること
    ネットワークと共有センター > 共有の詳細設定

    f:id:tombi-aburage:20210723204158p:plain

    オフの場合、他のPC端末を発見することができない。 
    どれか1台を設定すればよいものではないので、3台全ての設定を確認すること。

同一ネットワーク、プライベート、かつ、探索を有効の3つの条件を正しく満たしていれば、Windows エクスプローラーの「ネットワーク」のところに、3台のPC端末全てが列挙表示されるはずである。

もしも1台しか表示されていないなら、おそらく Flow は機能しない。f:id:tombi-aburage:20210723210451p:plain

また一度、正しく設定できたとしても、ネットワーク接続を頻繁に切り替えている場合、いつの間にか「パブリック」やら「ネットワーク探索を無効」に戻されていることもあるようなのでなおさら厄介だ。

一度はうまく作動したのに、ある時、作動しなくなったような場合には、Flow の画面を確認すると、他のPCの画面の図の中がクエスチョンマーク(?)になったりする。

f:id:tombi-aburage:20210723204758p:plain

この状態は、他のPC端末の電源が入っていない場合と同様の状態なので、まだしも健全な状態であるといえる。

うまく作動しなくなったときには、

  • ペアリングをやり直したり、
  • Flowをオンオフしてみたり、
  • ネットワークを変えてみたり、
  • 一見、救いになりそうな「復元」ボタンを押してみたり、

などなど色々試すと思うが、そのようなことを続けていると、そのうち画面の図それ自体が全く表示されなくなって真っ黒になり、Flowの動作も中途半端になり、完全に設定が壊れたかのようになる。

そのような場合には、

  1. 全てのPC端末から Logicool Optionsをアンインストール
  2. 再起動
  3. 全てのPC端末に Logicool Optionsを再インストール

してから、全ての設定をやり直す必要がある。

Surface Pro 4 では英語キーボード配列のMX Keysと日本語配列のタイプカバーが普通に併用できるようだ

先日、間違って購入してしまった英語配列バージョンのMX Keys。 

デスクトップパソコンのメインキーボードとして使用するにあたっては、Windowsの言語設定を変更する必要があったが、特に大きな問題もなく、普通に使えている。
tombi-aburage.hatenablog.jp 

Surface Pro 4 だけは、日英キーボード同時併用が普通にできているようだぞ?

そのさいに、奇妙な現象に気が付いた。

もしかして、

  • 国内で購入した国産メーカーのノートパソコン(日本語キーボード)
  • 自作したデスクトップ

についても、ちゃんと環境設定をすれば、日英キーボードを併用できるのかもしれない。

Googleドライブ (Gドライブ)が忽然と消え、アカウント移行は続行できず循環する(解決)

今更ようこそって、なんなんだ?

今朝 2021/7/22 にパソコンを起動したら、

f:id:tombi-aburage:20210722051547p:plain

と挨拶された。だいぶ前から使っているけど、今更ようこそって、なんなんだ?

ログインしたら

  • パソコン版ドライブへのアカウント移行f:id:tombi-aburage:20210722050223p:plain

というウインドウが表示された。

Google ドライブ (G ドライブ)が消えた?

  • 昨日まであったはずの Google ドライブ (G ドライブ)に Windows エクスプローラーからアクセスできなくなっていた。
  • ログインを押したが、このウインドウの右下にある次へボタンは押すこと出来る状態にならないし、別に何か処理が進行している様子も感じられない。

まさかのデータ全ロス?

と思って、ブラウザからオンラインのGoogleドライブを見に行ったら、クラウド上にデータはあったので、見かけ上、Gドライブだけが無くなっただけのようだった。

次へボタンがグレイアウトしていて押せないので、右上のバツでウインドウを閉じようとしたら、

  • パソコン版ドライブへのアカウント移行を停止しますか?

と表示される。

しかし移行を続行を選択すると、また同じ状態に戻って無限ループしてしまう。

Google Drive を手動で起動しようと思って Windows メニューを見ると、Google Drive が新規扱いに戻されていたので、アプリに何らかの更新が行われたのは間違いないようだ。

クリックしたが、やはりこのウインドウが表示されるだけで、無限ループから脱することはできなかった。

f:id:tombi-aburage:20210722050348p:plain

移行を中断してから、Windowsの再起動

仕方ないので、もう一度バツを押して、移行を中断してから、Windowsの再起動を行った。どうせWindowsだから、再起動で治るかもしれない。

しかし再起動したら、また同じ

  • パソコン版Googleドライブへようこそ

ウインドウが表示された。

ログインして移行をやり直すと、今度は

  • アカウントをパソコン版ドライブに移行できません 0x00017424

f:id:tombi-aburage:20210722051903p:plain

とメッセージが少し変わった。

ファイルを同期をクリックすると、画面が一瞬ちらついたが、別段処理が行われた様子は無かった。再び、Windowsメニューから Google Drive を起動したら、

f:id:tombi-aburage:20210722051547p:plain

の画面に戻ってループした。振り出しに戻る...か

どうしようもないので、Googleにフィードバックを送信した。

 

自己解決に向けて調査を続行

エラーコードで検索しても同一事例が見当たらないので、自己解決に向けて調査を続行する。

さらに「アプリと機能」で調べてみると、バックアップと同期 Backup and Sync from Google というアプリが 2021/07/07 付けでインストールされていた。

こちらを利用したことはないのだが...

f:id:tombi-aburage:20210722053407p:plain

これとは別に Google Drive がインストールされており、こちらは 07/20 付となっていた。

f:id:tombi-aburage:20210722053430p:plain

なるほど...

意識はしていなかったが、Backup and Sync from Google というものが入っていたらしい。 あらためて Windows メニューで調べると、確かにこのアプリがあった。

f:id:tombi-aburage:20210722053643p:plain

試しに起動してみたところ、一瞬画面がちらついた後、右下にこんなウインドウが。

f:id:tombi-aburage:20210722054007p:plain

怪しい、実に怪しい。

 

バックアップと同期をアンインストールすればよかったらしい

ログインすると、

  • Backup and Sync from GoogleGoogle アカウントへのアクセスをリクエストしています

f:id:tombi-aburage:20210722054143p:plain

という画面が出てきたので、全て許可をした。すると、

  • バックアップと同期 にログインしました
  • バックアップと同期 は使用できなくなりました
    バックアップと同期がパソコン版Googleドライブに代わります。云々

が立て続けに表示された。

f:id:tombi-aburage:20210722054303p:plain

  • パソコン版ドライブを開く

をクリックすると、バックアップと同期のアンインストールを促された。

f:id:tombi-aburage:20210722054507p:plain

 

しばらくして右下に

  • パソコン版ドライブを最大限に活用

f:id:tombi-aburage:20210722054652p:plain

が表示された。

Windowsエクスプローラーを確認したら、Gドライブが復活しており、ファイルにアクセスすることができた。良かった良かった(怒)

f:id:tombi-aburage:20210722054725p:plain

削除が条件なのであれば、最初からそう言えばいいのに...

バックアップと同期を利用することなく、パソコン版ドライブを利用していた私のような利用者を想定していなかったのかもしれない。

Google Drive (G Drive) suddenly disappears and account migration cannot continue and cycles (Solution)  Google Translation

PowerPointスライドに張り付ける画像の解像度は、どこまで劣化させるべきか。

ストックフォトや公開ホームページなどから取得した画像をふんだんに張り付けたスライドを作成したら、200ページ以上となり、ファイルサイズが100MB超えになった。

商用の印刷物を作っているわけではないので、人間の目で見て粗い・汚いと感じない程度の画質や色調に画質を劣化させることで、ファイルサイズを低下させたい。

PowerPoint標準の画質劣化機能

どれでもいいので画像(図)を選択すると、[図の形式]メニューから図の圧縮ができるようになる。

f:id:tombi-aburage:20210717064107p:plain

f:id:tombi-aburage:20210717064237p:plain

なお、既定の解像度は 220 ppi であるらしい。

support.microsoft.com

試しに全ての画像を 96 ppi に変換して保存したら、ファイルサイズは 1/3 となった。

96 ppi は妥当なのか

Windows では、モニターへの表示が体感で 96 ppi に換算されるので、投影を前提とするなら 96 ppi で十分だといえる。

印刷を前提とする場合には 

PowerPoint 標準では 220 ppi であり、これは印刷用とされている。

下記書籍によると、

一般的に、印刷には 350 ppi の解像度が必要  

とのことなので、印刷会社で印刷する場合には高め設定が望ましいようだ。
しないけど。

色も落とせないか

30年位前に、人間の目は数万色しか識別できないので、それ以上は必要ないのだ。というテレビ番組だが雑誌の記事だかを見て、FM77AV の26万色は要らねぇと思って X68000 にした記憶があり、それ以来、16ビット(65536色)以上の色はそもそも不要だ思っている。 ※個人の感想です

そこで、画像の色数を落とすことで、さらにサイズを減らせないかと考えた。

PowerPointの内部で画像の色数だけを落とす方法を探したが、そのようなものはようだ。

GIFに変換したらファイルサイズは微増となった。

仕様上、256色が限界のGIFとかに変換すれば色は落とせるはずだと考えて、試してみた。

  • 画像を選択し、クリップボードにコピー
  • 形式を選択して貼り付けで、GIFを選択

f:id:tombi-aburage:20210717072653p:plain

スライドの中のフォトリアル写真画像が特に多いページで試してみたが、ファイルサイズは逆に微増となった。GIFに変換したことが逆効果になったようだ。

見た目に関しては、よくよく見ると画像が少し粗いことは分かるが、プレゼン中には気づくことはなさそうなので256色で十分なのではないかと思われた。

なお様々な形式ごとの色数やビット数についてはオンラインヘルプに少し説明があった。

GIF以外には256色を直接保証する形式は無いようだが、Windows メタファイル形式であれば16ビット(65536色)には減色されるようだ。

support.microsoft.com

Windowsメタファイルに変換したらファイルサイズは増えた

スライドの中のフォトリアル写真画像が特に多いページで試してみたが、ファイルサイズは逆に大きくなってしまった。GIFに変換した場合よりも、さらに大きくなったので、色数の増加分がそのまま反映されたようだ。

Microsoft Office グラフィックオブジェクトで貼りなおしてもサイズは変わらなかったので、現在の状態はコレのようだ

そもそも、今張り付いている画像は何の形式なのか?

これを判定するために、一番上の形式、Microsoft Office グラフィックオブジェクトで張り付け直してみた。ファイルサイズは少しも変わらなかったので、どうやら標準では、この形式で張り付いているらしかった。

SVGだと、すごく増えた

フォトリアル写真画像(ラスタ画像)をベクタ画像形式で貼るのだから増えるだろうとは思ったが、次の選択肢のSVGで張り付けて比較してみた。やっぱりすごく増えた。不採用。

JPEGは、ほとんど差はないが、微増だった。

ここまで来たら全部試す!

JPEGで張り付けた。

圧縮性能が良いのか、Microsoft Office グラフィックオブジェクトと比較するとごくわずかの微増となっていた。

PNGは、かなりの増加だった。

この後、デバイスに依存しないビットマップ、ビットマップも試したが、それらよりもファイルサイズの増分が大きかった。しかしSVGよりはましだった。 

f:id:tombi-aburage:20210717081731p:plain

GIMP2で色数を256色に落としてから張り付ける

PowerPoint上で画像をクリップボードにコピーし、GIMP2でクリップボードから画像の生成。その後、インデックスカラー変換で255色に色数を落とした。

f:id:tombi-aburage:20210717082942p:plain

その結果をクリップボードにコピーして、PowerPointに張り付け直すと、画像の寸法(縦横のサイズ)が大きくなってしまった。その結果、ファイルサイズは増えた。

PowerPointからGIMP2に持ってきた時点で画像の寸法は増えて

標準のMicrosoft Office グラフィックオブジェクトのままで、図の圧縮を全部に適用するだけで十分である。

画像そのものの形式については小細工はせず、標準で張り付いたままにしておいて、図の圧縮だけはやるというのが妥当なようだ。

劣化させたくない画像がある場合

写真を変換しても、あまり劣化は気にならないが、ロゴなどがギザギザになる場合があった。図の圧縮を回避したい画像については、Microsoft Office グラフィックオブジェクトではなく、Windowsメタファイルにでもしておけば 96 ppi に変換されないようだ。

これが仕様なのか、たまたまなのかは分からないが。

もちろん、スライドファイル全体に対して一律に図の圧縮をするのではなくて、一個一個指定して都度都度行う場合には、この限りでない。