そういう、モデルなんです。

ビジネスモデル、3Dモデル、設計図、模型などの現状と動向を考察、関連書籍の紹介

西松建設 実践事例にみるデータ利活用とその仕掛け・仕組み

b-eng 主催、データ総研共催のセミナー。

データ利活用の仕掛け仕組み

  • 暫く雑談、15分めあたりからICT中計の説明が始まり本題
  • 先行投資の経営層説得、データの重要性等々を社長室長にプレゼン
  • 全部門にデータ活用の課題や要求をヒアリング、苦情も含めて。課題の点が線に
    • 人事部の人のデータと各部門のデータが紐づかないなど
  • 課題
    • 会社の基本データ、従業員・取引先・工事が紐づいていない
  • なぜ基盤から
    • データ活用のレベルを明示し、下からやってかないとダメだと説明
    • 世の中では基盤先行で失敗は多い
  • システム的な狙い
  • データ活用基盤の構成(ありがちな構成だが)
    • MDM は Informatica、ETL は Asteria、等々…
    • データ仮想化なども今後考えたい
    • 基盤はB-EN-Gが構築した、地味だが堅実なイメージ
  • データ活用基盤はDXシステム構想の中核にあるもの
    • 業務マップの中央に、どかんとデータ基盤
  • 2021年4月から「データ活用課」
    • ICT戦略課、データ活用課、情報、等々の部署との役割分担で
    • 可視化して見せてあげる、ができ改革ポイントが見えてくるようになった
      • データ分析できる人材を採用、事業部門から相談が来るようになった
  • 利活用してみての課題
    • 集約されたデータのセキュリティが話題に、これを見えていいのか
      • 限定的に見せるようにして説明会を何回もやった
      • 誰もがアクセスできるようにするには、権限管理が大事
    • データ品質
      • 自分の入れたデータがどこに使われるか、経営判断にも
      • データクレンジングなどツールの導入、Informatica に期待
    • 活用するための知識
      • データ活用実践講座、今年度から講習会
      • セルフBIを社内のだれでも使いこなせるように
    • データ損失の防止
      • Excelデータがまだたくさん、その相談も…なぜエクセルと思うが
      • ドキュメントからデータベースへの変換
  • まだDXではない、繋げて、どうするかを描く
    • 変革は全社に導入しないとできないので一部ではなくて、民主化の方向へ
    • あるゆる事業にデータドリブン、ICTがコストではなく価値になる
    • 施工のDX 技研主導
    • 環境エネなど新事業のDX 環境エネ統括部主導

データ利活用基盤活用のポイントとB-EN-Gデータエンジサービス

  • 基盤アーキ、構築スケジュールなど
  • 統合名寄せによるゴールデンレコード
    • 企業情報は外部企業情報データを活用して名寄せ
  • 準備期、移行期、実践期と分けてサービス提供
    • データカタログ化
  • 事例:大手小売業の顧客情報、自社内
  • B-EN-Gのソリューションマップ

グローバル展開のための日本型デジタルファクトリーの構築(ダイキン工業 )

空調生産本部 長谷川副本部長(兼)生産技術部長からの Smart Factory Expo での事例発表。

モノづくり戦略の説明がものすごく高速で、付いていくのがやっと。
絵的には普通だがフィロソフィーがあってやっているので分かりやすい。

会社概要

  • ものづくりに関わる人数5万名、日本人比率10%
  • 化学事業部で冷媒を手掛けている世界で唯一の会社であり、新冷媒に対応する新空調を先行開発できる強み
  • 住宅用、商業用、産業用(アプライド空調)
  • 2005年は日本の売上が半分だったが、20年までに売上4倍。
    グローバルでバランスがとれた売上構成になった。

ものづくり戦略

  • 開発・生産の考え方(グローバル展開を前提とした要諦)
    • 市場最寄化生産(生産拠点の地産地消化)
      季節性が高い商品なので供給L/T短縮が大事
    • 現地密着型の商品開発
      中国・欧州の色の好みなどアレンジ設計は各地域で
    • 独自の自前販売店開拓
  • 開発拠点:25拠点。生産拠点:90拠点で70%がM&Aされたものなので標準化重要
  •  トヨタを参考にした空調用のJIT生産方式「PDS
    • 1978~混合一個流し、1999~生産計画のハイサイクル
  • 海外工場が独自に発展しようとする遠心力と、求心力のバランスをとる
    • 製造工程ごとに技術開発・標準化を展開する「スモールものづくり」
    • ハード技術としては3つ、それらをIoTで結び付ける
      • 設備モジュールによるライン標準化
        生産ラインを行程ごとに標準モジュール化(搬送・検査)することで、ライン組み換えや立ち上げが2分の1に。設備投資半分。
        投資の大きい海外から実施。モジュール間が作業工程。
      •  N分の1設備・金型技術開発
        プレス・機械加工1台投資回収の経済ロットは数十万台の生産。
        小規模生産であっても台あたり投資を小さく。新興国でも。
        設備・機能の分析をして、集約した専用設備に置き換え。
        250tプレス3工程を、80tプレスの複動分割・分散加圧で1工程に
      •  ローコストオートメーション(LCA)
        • 組立・加工・検査・搬送の4工程それぞれごとに投資ミニマムになる前提で考える

設備投資ミニマムという観点での説明であり、分かりやすかった。

日本型デジタルファクトリーの構築

CPSに人の英知が入り続けて進化するもの

  • テキサス、4工場の1キャンパスにした大工場
    • あるところまで生産性伸びたが、頭打ち
    • データで状況を見ているのに、職長ラインで人とデジタル結びつかない
    • 日本の強み、カイゼンによる進化を目指すべき
  • 組立・検査工程については人の英知による進化を図る
    •  熟練技能の早期習熟
      • マイスター制度では限界、デジタルトレーニングシステム
    • 人と機械の協調型自動化
      • 加工系はいいが、組立系は難しい
    • 官能検査の自動化(AI活用)
    • 現場カイゼンのスピードアップ
  •  技能伝承委員会
    • マイスター・エキスパート・TAKUMI
    • 11の戦略技能のうち、ロウ付けについて「ろう付け支援システム」完成
      • 8つの技能評価項目について、マイスターと素人工さんのギャップを折れ線グラフ・レーダーチャートで可視化
  • 重筋作業の自動化
    • 自動搭載するさいの運搬補助機(バランサー)の操作をロボットにさせた
    • 軽いものはロボットがそのまま搬送する
      • 25kgのものは直接
    • 重いものはロボットがバランサーを操作する(間接的に)
    • ロボットに人の動きをティーチングしたり動作確認するのを、シミュレーションを活用して
  • 官能検査のAI活用
    • 外観品位検査・異音検査 正規基準はない世界
  • 現場でのIoT活用
    • 大阪.堺工場の工場IoTプロジェクトセンター
      • ライン測にコクピットを置いた
      • 情報収集・分析を高速化、判断・行動は以前として人
      • 人の作業の分析を今進めている
        • 着完は分かるが無駄かどうかはまだまだ解析中
        • 作業として無駄でも、人の精神として無益かどうかは別の話
    • 止まらない工場を実現するデジタルツイン
      • デジタルツイン画面
      • 停滞予測画面

ろう付け支援は配管技術にソリューションの記事があったが、ダイキンのものも評点機能があって実用的だと思った。重筋・官能検査・IoT活用は実現方法としては普通の話だった。

英語版 MX Keys を Windows 10 で利用する場合の謎キーたちの動作

キーボードを買い替えてから4か月が経った。

あらためてキーボードを見つめ直してみると、文字入力・テンキーの部分以外には一度も押したことのないキーがたくさんあった。

tombi-aburage.hatenablog.jp

  • もうちょっと使いこなすべきなのか?
  • 要らないものは要らないでいいのか?

チルダ [~] 兼 バックティック(バッククォート)[`] キー

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日本語キーボードでいうところの入力モード切替 [全角/半角] キーと同じ位置にあり、[ALT] との同時押しで、入力モード切替となる。

英語版キーボードには [変換]、[無変換]キーも当然ないので、日本語入力するには [ALT]+[~] するほかない。

キートップ表示や位置がどうあれ、ブラインドで指が伸びるから実用上は問題ないが。

通常の日本語キーボードでは代替キーが幾つかあり、[ALT]を併用しなくてもよかったはずなので、英語配列キーボードでも代わりになるキーがないのか調べたが、よくわからなかった。多分ない。

IMEの設定の方で変更することはできる

とはいえ Windows 10 ではいつ頃からか、IMEの設定の方で

  • [Ctrl]+[Space]、[Shift]+[Space] 

を日本語モード切替に設定することができるようになっているので、指が釣りそうなら設定してもよいかもしれない。

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MX Keys ではファンクションキーがらみの部分しかカスタマイズできないようだ

MX Keys は高い金を払った高級品なので、どのキーでも自在に割り当て変更できる!

と書きたかったのが、実際調べてみると、最上列に並んでいるファンクションキーもどきのキー群と、テンキーの上にあるアイコンのキーしか変更できなかった。

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高級ゲーミングキーボードのように何でもというものではないらしい。
キートップも取り外しとかできないしね。

最上部のファンクションキーもどきキー群で変更できるほかの選択肢を見ても、Windowsロゴキーとの組み合わせで対応できる機能ばかりなので、変更する動機がほとんどなかった。

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ついでにいうなら、早送りや巻き戻し、輝度の変更などのボタンは何も機能していないようだ。

  • 輝度などは、モニタが対応していないとダメなのだろうか?
  • DisplayPort ではなく HDMI で接続しているから利かないのか?

あとでマニュアル見ておこう....

[Caps Lock]  キー

日本語キーボードであれば、入力モード切替に使えるはずのキーだが、英語キーボードでは、当然といえば当然だが、大文字に固定する只のキャピタルロックとなる。

電卓キー

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テンキーの上部に4つある見慣れない謎キーの1つ。
押すと、Windows の電卓アプリ Calc が起動する。意外に便利だ。

アプリケーションメニューキー

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マウスのコンテキスト(右クリック)メニューと同じ。
テンキー上部という遠い位置にあるので、多分使わない。

世界3大がっかりキーの1つ。

南京錠アイコンの自称「ロック」キー

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テンキー上部、キーボード全体の最も右上の端にある謎のキー。

単独で押すと、ログオフされる。

キートップのところどころに、コレとの併用を想定しているらしいキーがあるが、得体が知れないので多分使わない。外せなくなったら困るし。

ポーズ Pause キー(今やない)

以前使っていたキーボードには一応あったポーズ/ブレーク Pause/Break キー。
多分一度も使ったことはなかったが。このキーボードには存在しないようだ。

昔はコレでポーズできるゲームもあったようだが、最近はあまり聞かない。
世界3大がっかりキーの1つ。

スクロールロック Scroll Lock キー(今やない)

以前使っていたキーボードには一応あったが、これも多分一度も使ったことはなかった。このキーボードには存在しないようだ。

いつの間にか作動していると、あれ何でスクロールしないの?と、とても狼狽するのでない方がよい。世界3大がっかりキーの1つ。

画面のキャプチャ、通称(旧称) PrintScreen(カメラアイコン)

Windowsロゴキーのショートカットの方で慣れてきたので、こちらの物理キーはあまり使わないが、ファイルで直接保存する場合には、こちらの方がよさそうだ。

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  • 単独で押すと、ピクチャ配下のスクリーンショットフォルダに、連番でスクショを保存する。

  • [ALT]併用ならばアクティブウインドウだけを保存できるが、こちらは、なぜかビデオフォルダ配下にあるキャプチャに保存される(?)

スタート Start キー

英語版 MX Keys のキートップは、WindowsMac の特殊キーがプリントされているが、どちらかというと Mac が優遇されているようだ。

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このため Windows ロゴキー、あるいは Windows キーには、Windows ロゴはプリント表示されておらず、単に [start] と表記されておりMac 用の [opt] と同居となっている。

Windows 3.1 からのユーザーなので、Windows キーなんぞは、

  • 画面スクショ:[Windows ロゴ キー]+[Shift]+[S]

 以外は使っていないのだが、あたらめて全てのキーを試してみると、意外に面白いショートカットがあった。

support.microsoft.com

使ってみてもいいかな~と思ったキー

  • D: デスクトップ表示
    これは MX Keys でも F5 の位置にあるので、どちらでもよし
  • E: エクスプローラ起動
  • V: クリップボード履歴
  • Tab
    [ALT][Tab]によるアプリ切り替えに、最近使ったファイルの表示を加えた上位互換。MX Master 2S の親指下の大きなボタンや、MX Keys の F3 の位置にあるボタンを長押ししたときと同じ動作のようだ。
    ピクチャとビデオに泣き別れで保存されるスクショをすぐ探すとかに使える。
  • [Windows ロゴ キー]+[Space]キー
    入力言語とキーボード レイアウトを切り替える、と書いてあったので期待をこめて押したのだが、何も応答がなかった。残念だ。

Informatica World Tour 2021

コロナ禍で露呈したデータ不全の課題企業は今何をすべき(パネル討論)

アクセンチュア、MS、Informatica、NTTD などの方々でのパネル討論。

  • 目的は違うが、5合目まではバスで行こうというソリューション戦略
    • 作るではなく使う
  • 技術的には何とでもなる、データの目的が何か・何の意味・何のために?
  • 組織の壁をDOで乗り越える、システムが別々、データが別々
  • データ2.0 定型、3.0 非定型、4.0 AI 活用など
    • 日本は2.0~3.0の間、皆で使えるようになっていない
    • 基幹は1.0とか1.5,トップラインに関わるCXとかは3.0、4.0
    • DWH、BI やってたつもりで、案外できていなかった

内製化で実現したデジタルプラットフォーム構築と開発の効率化

国連UNCHR協会、ファンドレイジング担当の方から。事例

  • 課題
    • 各地からのデータ集約と効率化
  • 背景
    • CRMが古い、40万人700万件のデータがあった
      • 個人の寄付が9割
  • 感想
    • IICSのGUIが良かった
    • 当初CSVだったがリアルタイム(API)に切り替えた、IICS-CAI

三井住友海上のDX戦略におけるデータマネジメントについて

一本木役員から。

  • DX、DI、DGの3つに分けた中計で推進
    • AI搭載した損保代理店営業支援システム
    • RisTech リスク統計データの提供やら分析やらのサービス
    • DIチャレンジプログラム、データサービスクリエーター養成プログラム
  • データガバナンス、データ整備の取り組み幾つか
    • データプリパレーション機能がBIに依存
  • Intelligent Data Mgt. Cloud を採用した
  • 三井住友海上のシステム構成図
    • さすが金融、金持ち構成…

複雑化するデータ連携要件とサブスク時代の Data Integration とは

三菱ケミカルシステム(パートナー)鈴木氏から。

台湾のデジタル大臣に聞く、データ利活用の最前線と未来像(特別講演)

  • データ民主化、OpenAPIで誰でも作れるようにして早く対応、オープン参加型
  • プライベート、ソーシャルセクター両方へのアプローチ
  • 時間だけでなく、リスクも減らす配慮

5年以上が経過した Surface Pro 4 のバッテリー動作時間はどれくらい持つか

2015年末頃に購入したサーフェスプロ Surface Pro4 だが、

すでに5~6年が経過しており老衰が激しい。

熱暴走が日常茶飯事となっており、バッテリーがへたってきた。

tombi-aburage.hatenablog.jp

2023/1/26 追記:さらに2年経つと、YouTube 動画を3~4本観ただけで、内蔵液晶パネルの画面がガクブルするようになった。外付け液晶モニタに表示した場合には支障なく使えるので、本体内蔵液晶パネルには何も表示せず、外付けモニタだけに表示する設定で使っている。

内蔵液晶は非表示の場合、満充電からバッテリー残量低下(10%)警告までは2時間17分

以下のような軽作業を行ったところ、2時間強でバッテリー残量低下(10%)となった。

  • 昨晩の間に、電源を切って充電を行っておき、朝から使い始めた。
  • 外部モニタを接続し、内蔵液晶モニタをオフにして節電した。
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    右端の Surface を右側の方の液晶モニタに miniDisplayPort - DisplayPort 変換ケーブルで接続し、第2画面の液晶モニタだけを表示させた。
  • ブラウザ Chrome でニュースを閲覧し、PowerPoint で作図を行った。

バッテリー残量低下(10%)警告から強制スリープまでは何と3分

警告が出たので、いったん作業中の PowerPoint は保存したが、かまわず作業を続けた。10分くらいは持つかと思っていたが、3分くらいで強制スリープとなった。

2023/1/26 追記:さらに2年経つと、警告すら出ずに突然電源断するような動きになり、自動保存無しのアプリは危なくて使えない感じになってしまった。

内蔵液晶を表示の場合、満充電からバッテリー残量低下(10%)警告までは1時間

別日に以下のような無作業で放置したところ、1時間弱でバッテリー残量低下(10%)となった。

  • 昨晩の間に、電源を切って充電を行っておき、朝から使い始めた。
  • 外部モニタは接続せず、内蔵液晶モニタをオンにして、Chrome中途採用者の履歴書ページを開いたままで放置した。
  • それをチラチラ参照しながら、別のパソコンで中途採用者とのオンライン面談を1時間ほど行った。
    ちょうど面談の終わりごろに警告が表示されたのでスリープにした。

Surface ペンの電池については現在測定中

タッチペンについては、他の乾電池と比べて割高で品薄な単6電池を使う仕様となっているが、いつもロクに使っていないのに電池切れになっている。

電池を取り外すのも簡単ではないので放置しているが、少し勿体ないので、どれくらいで自然消耗するのか測定を始めた。

tombi-aburage.hatenablog.jp

2023/1/26 追記:正月に帰省したさいにマウスの代わりに Surface ペンを持って行ったが行方不明になった。しかしなくなる前には確かに使えていたので、ロクに使っていない状態では、少なくとも 2年は持つようだ。

皆さまの Surface 君の実測値はいかがでしょうか?

モデル、年数、持続時間など、コメントいただけると幸いです。

Logicool MX Master 2S を Bluetooth 接続から Unifying 接続に変更しようとしたがペアリングできない(解決)

先般ノートパソコンのキーボード、マウスを Bluetooth 接続から Unifying 接続に変更して、Bluetooth をオフにした。 

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自作PCについても、普段から Bluetooth をオンにしておく必要はないと思ったので、オフにしたら、マウス MX Master 2S とキーボード MX Keys が両方とも利かなくなった。 

この7か月間、Unifying 接続にはなっていなかった orz

7か月前に Unifying Software の設定を変更したりして、色々工夫してきたつもりだったのだが、

tombi-aburage.hatenablog.jp

実のところ Unifying で接続などはしておらず、ずっと Bluetooth 接続のままだったという残念なことになっていたようだ。確かに、Bluetooth の設定画面を見たらマウス MX Master 2S とキーボード MX Keys の両方ともが Bluetooth 接続の一覧に表示されていた。

設定をし直すために Logicool Options を起動

Bluetooth 接続を維持したままで、Unifying デバイスのセットアップをしようとしてみたが、やはりできなかった。

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Windows 10 の Bluetooth とその他のデバイス設定を立ち上げて、キーボード MX Keys のデバイスを削除した。

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たちまちキーボードは利かなくなった。

まだ生きているマウス MX Master 2S を操作してキーボード MX Keys Unifying Receiver に追加

Logicool Options の画面操作はマウスのみで行えるので、Unifying デバイスのセットアップで UNIFYING デバイスの追加を行ったところ、すんなりキーボード MX Keys が追加された。

Bluetooth 接続で追加したときには、確認のためか何桁かの数字を入力した後にペアリングがされる手順だったが、UnifyingUSBの場合には数字の入力は求められなかった。

マウス MX Master 2S Bluetooth から削除して同様に追加しようとしたら、追加できなかった。

Unifying デバイスのセットアップで UNIFYING デバイスの追加を行ったのだが、ペアリングができなかった。

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Bluetooth 接続を切った時点でマウスは死んだので、キーボード操作のみで再接続を何度か試みたが、接続できなかった。

キーボード操作だけでは復旧作業ができないので、別のUSBマウスを USBポートに差したのだが、今度はそのUSBマウスがUSB接続なのに認識されないという謎の事象となったので、Windows 10 を丸ごと再起動することにした。

そしたら再起動しています、のグルグルが永久に消えずに、再起動もされなかったので、電源ボタン長押しでリセットした。

高度な UNIFYING アプリを利用することでペアリングされた。

再起動したらUSBマウスが認識されたので、再度 Logicool Options を立ち上げて復旧作業を再開した。

UNIFYING デバイスの追加の右隣に、高度な UNIFYING アプリというボタンがあるので、これを押してみた。

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画面の指示どおりに進めていくと、マウス MS Master 2S が検出された。

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ヒント:2台目以降のデバイスに同梱されていた Unifying レシーバの活用法

購入時点でペアリングされていた Unifying レシーバとは別のレシーバにペアリングするときには、高度な UNIFYING アプリを使えばよいようだった。

まだ2個ほど Unifying レシーバが余っているので、これらを使うときには今後気を付けたい。

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Logicool K400 Plus は Bluetooth では動作せず、Unifying Receiver 専用だったようだ

いつの間にやら Logicool のヘビーユーザーになっていた

3年前に自作パソコンを新調して以来、 入力デバイスの大半がロジクール Logicool (ロジテック Logitec) 製品となっている。

tombi-aburage.hatenablog.jp

新調したPCでは、最初は G603 というゲーミングマウスを使っていた。

しかし数か月でホイールの挙動がおかしくなったので、サポートにクレームしたところ MX Master 2S という(ゲーミングではないけど)より高級なマウスに交換となった。

キーボードについても Mini-ITX ケースだからキーボードもミニにしてみようと思って K400 Plus を購入したが、BlenderExcel を使うにはテンキー無しだと不便だったので、結局のところ以前から使っていたエレコムのキーボードを使い続けており、ほとんど出番がなく、K400 の方はお蔵入りとなっていた。 

しかしエレコムのキーボードは旧式なので有線 USB であり、複数のパソコンやタブレットの間でのキーボードの切り替えができないので、これも1か月前に Logicool Flow 対応品の無線キーボード MX Keys にリプレースした。

うっかり日本語キーボードではなく英語キーボードを購入してしまったのだが、まあ何とか普通に運用できている。  

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オール無線となったので、USBケーブルの配線が減って机上すっきり

これでオール無線となったので、パソコンを机の下に配置してもケーブルだらけにならない。すっきりした。

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おかげで

  • 机の左側の空きスペースにノートパソコン
  • 机の右側の空きスペースにノートパソコンにタブレットPC (Surface)

の2台を机の上に並べ、机の下の自作パソコンと合わせて3台を併用することが可能となった。

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3台で同じキーボード、マウスを併用するための Logicool Flow の設定は大変だったが、だいぶクセが分かるようになり慣れてはきた。

tombi-aburage.hatenablog.jp

今回 K400 Plus を押し入れから引っ張り出し、ノートパソコンのキーボードにしようとしたら Bluetooth 接続ができなかった。

机の左側の空きスペースにノートパソコンを置いたところ、ジレンマが生じた。

  • 左側の液晶モニタの真下にノートパソコンを置こうとすると、外付け液晶モニタ(上側)とノートパソコン(下側)のモニタどうしは近くなるが、ノートパソコン本体が奥になるのでキーボードが遠くなって打ちづらい
  • キーボードを手元に近づけると、2つのモニタの間が空いてしまうので、目や首が疲れる

この問題を解決すべく、お蔵入りさせていた K400 Plus を使ってみようと思って、ノートパソコンに K400 Plus を接続させようとした。

ペアリングできませんでした。

予測された時間内にデバイスをペアリングできませんでした。
'再試行'をクリックし、ペアリングプロセスを再開してください。
または(略

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しかし、このキーボード K400 plus は

  • Unifying Receiver 接続専用のモデルだったようで、
  • 最近はごく当たり前になっている Bluetooth 接続はできなかった

ため、Bluetooth接続は諦めざるを得なかった。

ということで、もともと本製品に付属していたはずの Unifying USB レシーバーを捜索することとした。

ロジクール Unifying Receiver らしきものたちの群れ

これまでに多数の Logicool 製品を購入してきた結果、どうやら我が家には、ロジクール の Unifying Receiver と思しきものが5つほどあった。

そのうち1つは、MX Master 2S と MX Keys を接続するために、自作パソコンですでに使っている。

K400 plus を接続できるようにするために残り4つのレシーバらしきものたちのうち1つを適当にノートパソコンの USB ポートに差し込んだところ、「不明なUSBデバイス」というエラーになってしまい使えなかった。

不明な USB デバイス(デバイス記述子要求の失敗)

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エラーになってしまった奴は早々に諦めて、別の1つを嵌めてみたところ、それはエラーにはならなかったのでヨシとした。

残った3個のレシーバー。G603と書いてある奴は多分 Unifying Receiver ではないんじゃないかと思う。ロゴがないので。

マークがついているレシーバーも、どちらかは不明なUSBデバイス扱いされたものなので、今後の動作も怪しいと思ったほうがよさそうだ。

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ノートパソコンで Logicool Options を起動したら、何かアップデートがかかった

Bluetooth 経由ではあったが、すでに MX Keys と MX Master 2S はノートパソコンに接続されていたので、とりあえず Logicool Options を起動してみたら、急にアップデートが始まった。

これは Logicool Options のアップデートなのか、接続先の MX Keys のアップデートなのか?文章を見るとレシーバ Receiver を更新しているとのことだが、レシーバの中にもファームウェアがあるのか?まるでそうは見えないが...

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よく分からないがアップデートをかけたところ、デバイスもアップデートされたような感じのメッセージも出てきた。

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Bluetooth 接続を削除してから Unifying デバイスを追加する

これまでは Bluetooth 経由で MX Keys を接続していたが、どのみち Unifying Receiver を接続するのであれば Bluetooth 接続である必然性もないので切り替えることにした。

最初に Windows 10 の Bluetooth 設定からデバイスを削除しないと、Unifying デバイスのセットアップはできないようだった。

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削除してから UNIFYING デバイスの追加を行った。

  • MX Keys、MX Master 2S は、Logicool Flow での切り替えにも対応
  • K400 Plus は、Logicool Flow 対応ではないので事実上ノートパソコン専用

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いずれのデバイスも、特に問題なく利用できている。